DJフードといえば、ニンジャ・チューンにおいてコールドカットに次ぐ中心人物。このDJフードというユニット名は、コールドカットの2人によって90年に命名され、当初はDJのために食べ物(=トラック)を創作することがコンセプトだった。その忍者軍団の最古参、ストリクトリー・ケヴによるDJフードと DKがタッグを組み、2001年にミックスCD『Solid Steel』第一弾をリリース、この作品が後に人気シリーズとなる『Solid Steel』の礎を築いたというのは言うまでも無く、カット・アップ技法の最高峰であることに異論の余地はない。この作品は、クラブ・シーンのみならずロック・シーンからも支持を集めた”マッシュアップ”というスタイルの隆盛への伏線となった。