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U-ROY

本名エワート・ベックフォード、1942年キングストン生まれ64才(2006年現在)。1967年キング・タビーのシステム【ホームタウン Hi-Fi】の専属DJとして、本格的にキャリアをスタートさせる。そのオリジナリティー溢れる斬新なスタイルから爆発的な人気を獲得したU-ROYの登場(=“DJスタイル”の誕生)はとてつもなく大きなインパクトをシーンに与え、これまでのジャマイカ・ミュージック・シーンを一変させるほどであった。そして、1970年世界初となるDJアルバム『Version Galore』(Treasure Isle/JA)のリリースから、現在に至るまで幾度となく進化を遂げながら継承された“DJスタイル”は、ブジュ・バントンやシズラなど、世界的なスーパースター達へのルーツとなり、“彼の存在なくして現在のシーンなし”と言っても過言ではない。まさに真の始祖であり、生きる伝説の人物なのである。前述1stアルバム『Version Galore』リリースから約36年(現場デビュー含まず)のキャリアに頼ることなく2005年には、「FRANCOIS K. featU-ROY / Roots Man」をFrancois K自身のレーベル≪WAVETEC≫よりアナログ10インチ(『V.A. / Deep Space NY vol.1』に収録)でリリースし、衰え知らずの現在進行形の現役である事を証明している。