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Louie Austen

LA Music

日本のニワカちょい悪親父など足下にも及ばない生粋のプレイボーイ「ルイ・オースティン」
若き日は世界中のホテルラウンジを旅しながら、その甘い歌声を披露していた真のラウンジアーティストで、ラスベガスではサミー・デイヴィス・Jrやフランク・シナトラとステージを共にしたこともある。90年代後半に故郷オーストリアへ帰国、ウィーンで知り合った"Cheap""kitty-yo"のプロデューサー、MARIO NEUGEBAUER、PATRICK PULSINGERが「Amore」をプロデュースしたことから、ヨーロッパのクラブシーンでブレイク。以後エレクトロニックミュージック界隈で注目されることとなり、SENOR COCONUT、IDJUT BOYSらが前作「Iguana」の楽曲をプロデュースするなど、クラブシーンで精力的に活動している。
エレクトロニカ~ディスコ~ハウスまでさまざまトラックを、ロマンティックな楽曲に変貌させる彼の美声に、ディスコダブファンも悩殺し、64歳となった2010年「LAST MAN CROONING」を完成させた。テナーボイスによるクルーニング(低い声でささやくようなジャズの歌唱法)が、モダンなエレクトロニックビートとハーモニーを重ね、ゴージャスなボーカルが一層際立って聴こえる作品となっている。