ARTISTS

Ekran+Friends

710.beppo(Vokoi+FURUDATE Ken)
Vokoiと古舘 健によるアート・ユニット。2000年より名古屋にて電子音響/ノイズのイベント/レーベルARchを主宰。VJとして活動開始。オリジナルのソフトウェアを使用したグリッチーな映像を特徴としたプレイを行い、2000年代半ばまでのエレクトロニカ・シーンの中で活躍。Sonar Sound TokyoやMetamorphoseなどのフェスに出演。2005年には展覧会「VARIATIONS ON A SILENCE」でインスタレーション作品を発表した。
以後、Vokoiはフリーの映像ディレクターとして活動。真鍋大度、堀井哲史とのユニットTriponとしてもVJパフォーマンスを行なっている。また、古舘 健は2002年よりサウンド・アート・プロジェクトThe SINE WAVE ORCHESTRAとして活動。2006年以降は関西に拠点を移し、プログラミングをベースとしたサウンド/ビジュアル制作を行っている。
今回の出演は、710.beppoとして5年ぶりとなる。
http://arch-project.com/

FUDETANI Ryoya
香川県 小豆島出身。2000年より関西を中心に活動を開始。建築を学びつつ、インテリア・ディスプレイデザイン、インスタレーション作品の発表、イベントでのアートディレクションをgraf 、アップルストア、CLUB QUATTROなど様々な空間で行う。2005年以降ライティングによる空間演出を活動の中心としつつ、イベントの企画/アートディレクションや照明演出を軸に置くパフォーマンスプロジェクトを展開する。2008年よりパフォーミングアーツカンパニーdotsに参加。同年、パリのルーヴル美術館で行われたアートフェア『PARIS PHOTO』では、オープニングパフォーマンス『山口典子 ケイタイガールマーチングプロジェクト』にディレクターとして参加する。dotsの作品の他、『私たちは眠らない』(BABY-Q)、『AAAA』(森川弘和×青柳拓次)や、古いアパート1棟をまるまる使い1部屋を1シーンとして作品を構成した『フワフープ』など、多くの作品に照明を担当すると同時にクリエイションメンバーとして参加する。
http://idolatry.name/

TSUJIO Mayumi
1986年大阪生まれ。2009年京都精華大学卒業。在学中よりVJやミュージッククリップの制作などを手がける。一貫して、色彩、形態と音楽との関係をテーマに映像/グラフィックの制作を行う。
http://mayumi-tsujio.org/

Kezzardrix
プログラマ/VJ/サウンドアーティスト。自作ソフトウェアを駆使したインタラクティブな映像と音楽や、iPhoneやiPad等のモバイルデバイスを用いたライブパフォーマンスを関西中心に行っている。また、自身の作品展示以外にも、様々な作家の舞台やインスタレーション等におけるインタラクティブな仕掛けのサポートプログラマとしても活動している。BACA-JAネットワークアート部門優秀賞受賞(2010)、学生CGコンテスト優秀賞受賞(2010)。
http://www.kezzardrix.net/

MIYANAGA Akira
京都を拠点に映像作品、インスタレーションを発表する美術作家。VJ。平成23年度京都市芸術文化特別奨励者。
ビデオカメラでとらえられた実写映像の断片を素材とし、それらの間にあるイメージの関連性を探りながらミックス、加工を繰り返すと言う手法を取る。モンタージュの様に単なる素材の羅列によるストーリーの提示ではなく、イメージとイメージの関連性を実際に映像上で可視化するという試みであり、言い換えれば映像を絵具の様に使う、と言う事でもある。6月にはスウェーデンのVolt 2011に出演予定。