世界を代表するハウスレーベル"RobsoulRecordings"のレーベルオーナー。 80年代よりDJ/プロデューサーとして、ひたすらにhouseを追究してきたPhill Weeks。80年代と変わらぬリズムマシーンやシンセサイザーを駆使して作られる作品は、ChicagoやFrench、deepからtechまであらゆるサウンドを消化し、斬新さの中に懐かしさを同居させた独自のスタイルを確立している。
25 年前にDJとしてのキャリアをスタートしたPhill Weeksは、高いミックススキルと、フロアーのツボを抑えた選曲で、すぐに頭角を表すこととなる。図太いベースラインを次々にミックスし、フロアーを力強く盛り上げる現場志向のサウンドは国際的な評価も高く、これまでにQueen’s Club、Circus、Ministry of Sound、Back to Basics、Stereoなど世界各地のビッククラブで何度もプレイを重ねてきている。
また、自身の作品を発表するための実験の場として2000年に設立したRobsoul Recordingsは、初期作品”IT Put Me Well”の予想以上のヒットをきっかけに、様々なアーティストの作品をリリースする本格的なレーベルへと進化して行く。これまでに、Derrick Carter、 DJ Sneak、Mark Farina、David Duriez、No Assembly Firm、Chris Carrierといった数々の著名プロデューサーの作品を発表し、世界各地から熱く支持されている。多くのレーベルがレコードの販売・流通に苦戦する中で、Robsoulは今日においても堅調にリリースを重ねており、houseのシーン、レコード文化を継承する貴重な存在となっている。