『音と共に暮らす』をテーマに日常や感情、そして植物などをテーマに詩的でメロディアスな作曲家として活動を続ける城 隆之のソロプロジェクトであるno.9(ナンバーナイン)。90年代初頭からギターを中心に音楽活動を開始、97年よりno.9名義としてPCとアコースティックの融合作品を制作。現在までに6枚のフルアルバム作品と数多くのコンピレーションなどに参加。さらに数多くのCM音楽や広告、機械のサウンドデザインなどを手がけ、幅広い音楽性と一聴してわかる彼らしい音楽が特徴的。今回のライブは彼が率いるフルバンドセットno.9 orchestra。no.9のライブセットでありながら、アルバムとはまたさらに違ったアレンジによる濃厚な世界観と情熱を、身をもって感じる貴重な機会であると同時に、音楽への愛情を伝えようとする彼の姿勢、それに応えるメンバーの想いが、演奏に直に伝わる『温度の在る音楽』として高い評価を得ている。2010年11月には金沢の21世紀美術館シアター21にて、初のワンマンライブを開催している。