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Julietta

90年代前半、JuliettaがMoodymannとMaurizioらの楽曲によってエレクトロニック・ミュージ ックの世界へとインスパイアーされて以来、熱烈なハウスミュージックファンとなった。彼らの暖か いメロディーとグルーヴは、彼女を魅了、そのすぐ後、シカゴハウスやデトロイトのレアなレコード を買い漁るため、レコードショップをめぐり、自身のコレクションをスタートさせることとなった。 彼女の意欲と野心が、南ドイツ地域では初となるエレクトロニック・ミュージックのラジオショーを ローカル局で担当することへと導いた。そして90年代後半、伝説的なミュンヘンのクラブ "Ultraschall"ではじめて DJ としてプレイし、そのままレジデント DJ としてのオファーを受け承諾することになった。Juliettaは、すぐさまミュンヘンで人気DJとなり、一年後にはドイツの国境を越え、ヨーロッパの 様々国でDJとして素晴らしい評価を得た。精力的な活動を続けながら、現在は、Love Paradeや Sonnemondsternなどの大型フェスティバルからPanoramabar (Berlin), Robert Johnson (Frankfurt), Rex (Paris), Fabric (London), Eleven (Tokyo), Arma17 (Moscow), ReSolute (New York) などの世界中のトップクラブを毎週のように駆け巡っている。Harry Klein のレジデント DJ を務める傍らヨーロッパの数多くのクラブでもレジデントとなり、年間のギグが100 本をこえるスーパーDJへと成長した。コレクトしたレコードは6000枚以上にものぼり、並外れた音楽センス、ダンス・フロアを知り尽く したDJスキルと的確なレコードをチョイスする直観で、新旧を織り交ぜたディープかつダビーなハウ スからテクノ、ミニマルまでを自在にミックスする。そして最後のレコードまでクラウドをロックし 続け、彼女のユニーク手法で一晩のセットをビルドアップしていく。2009年、Harry Klein Recordsのレーベルオーナーとして、その手腕を発揮し、2012年まで他の Harry Kleinレジデントともに運営した。2010年、シーンの中でも著しく一目を置かれるレーベル Sushitechの一員となり、2年間長きにわたって望んできた、世界中で行われたレーベルナイトでプレイすることとなった。Cocoon Heroes への出演やロンドンのトップパーティーHalf Bakedに Seuil, Mike Shannon や le Loupとともにレジデントに起用された。2013年からは、Harry Klein にて盟友 ANA とともにSlave to the Rhythmというレギュラーパーティーを開催し、Praslea、Ion LudwigやThe Moleなど先進的なブッキングも大きな注目を浴び、ヨーロッパの他の都市でも開催した。4 回目のアメリカツアー成功ののちに、アメリカのウェブラジオNoiceで、2カ月に一度、自身の番組を持った。そしてオーストラリデビューを果たし、日本でも2013年暮れに初のジャパンツアーを行った。2014年、マンスリーレギュラーとしてミュンヘンのBobBeamanにてサンディーデイタイムパーテ ィーUFOでプレイし始め、Slave To The Rhythm Nightも同じく開催をスタートした。Juliettaは、現在では世界でも数少ない楽曲リリースなしでワールドワイドDJ として活躍するDJの中のDJの一人なのだ。