ARTISTS

VAKULA

Leleka

ポストビートダウン/ディープハウスシーンを代表するウクライナの才人、Vakula。2008年に鮮烈なデビューを飾ったUzuriをはじめ、Firecracker、Prime Numbers、Ethereal Sound、Archipel、Quintessentials、Dekmantelなど人気レーベルを総ナメし、自身主宰のレーベルLelekaもローンチ。VakulaのほかにVやVedomirといった名義を使い分け、シカゴ、デトロイト系ディープハウスからサイケデリックダブテクノ、フューチャービートダウンなど、実に幅広くまさにネクストレベルな傑作を連発。また、世界を驚愕させたSteve Reichのリミックスや、日本のレーベルSound of SpeedからはKuniyukiとのコラボ作品も発表。他にも国内レーベルでは、Crue-LやMule Musiq、Catuneからリミックス作品をリリースしている。

2013年にFirecrackerよりリリースした珠玉のコレクションアルバム『You've Never Been To Konotop (Selected Works 2009-2012)』は、インターネット上のダンスミュージックバイブルRAで「4.5/5」のハイスコアを獲得し、FACT Magazineでも「THE 50 BEST ALBUMS OF 2013」に選出された。そして、今年2月には自身のレーベルLelekaよりサードアルバム『A Voyage To Arcturus』を発表。タイトルはDavid Lindsayによる1920年発表のイギリス古典SF小説(邦題『アルクトゥールスへの旅』)からとられたもので、同著の章のタイトルをとった全16曲が収録されており、すでに今年のベストアルバム候補に挙げられるほどの高評価を得ている。