99年にOhyama“B.M.W”Wataru(Tp)を中心に、Kadota“JAW”Kousuke(Sax)、
ヒイズミマサユ機(Key)、Nirehara Masahiro(Wb)、航(Dr)の5人により結成。
ジャズをベースにしながらもラテンやロックなどを取り込んだ特徴的なサウンド、緊張感と躍動感を兼ね備えた圧倒的なライブパフォーマンスが評判になり、ストリートライブでは時に1000人以上の観客を集めた。更にワンマンライブは即完売し、デビュー前から話題となる。 01年にインディーズデビュー作、ミニアルバム『pe'z』をリリース。インディーズチャートを総なめにした。
02年にはミニアルバム『Akatsuki』でメジャーデビュー。その名を一躍メジャーシーンに知らしめることとなる。同年9月には初のフルアルバム『九月の空-KUGATSU NO SOLA-』をリリースし、第17回日本ゴールドディスク大賞ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤーを受賞。05年に海外レーベルと契約。欧米・アジアと活躍の場を拡げ、日本を代表するアーティストとなる。
09年10月に結成10周年を迎え、リミックス・アルバム第2弾『PE’Z COLOR Vol.0 ZERO』(福富幸広, Cradle他参加)、トリビュート・アルバム『NOT JAZZ!! BUT PE’Z!!! 』(Soulive"from U.S.", スペシャル・アザース他参加)が立て続けに企画、リリースされた。
10年2月には満を持して前作から約3年振りとなるオリジナルアルバム『1・2・MAX』をリリース。”東京ライヴ激烈10連戦 1・2・MAX!!”と題した初期PE’Zのハチャメチャさを思い起こさせる東京10日間連続ライブを強行。同年2枚目となるアルバム『I WANT YOU』をリリースした後、8月にはモデル・歌手として活躍する土屋アンナとのコラボレーション作品を出版大手宝島社から緊急発表。その興奮もさめやらぬまま、映画音楽の爆音カバー・アルバム『銀幕のジャズ -SAMURAI FLYS INTO THE SCREEN-』をリリース。そしてアニバーサリーイヤーの締めくくりとして全て新録による10年分のベストアルバム『侍JAZZ -PE'Z 15 Standard Tracks-』を完成させた。
11年9月、CDショップが減り、違法ダウンロードが当たり前になっている現在の音楽シーンにおいて、できるだけ多くの人に合法的に新しい音楽に触れる機会を提供したいという思いから、前代未聞の全曲フリーダウンロードという形で新作アルバム『向日葵-Himawari』を発表、12年2月には早くも 合法ダウンロード"第2弾アルバム『OH! YEAH! PARTY!!』を期間限定で全曲無料で配信し、ダウンロード数は20万を超え大きな話題を呼んだ。常に時代の変化と新しい価値観を先取りしながら突っ走る侍5人衆。