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DVS1

Hush / Klockworks / Transmat from US

ザック・クートレツキー aka DVS1(devious one/ディヴィアス・ワン)は、ミネアポリスを拠点に90年代半ばからプロモーター/DJとして活躍してきたアメリカ中西部のダンス・ミュージック・シーンのキー・パーソンである。1万枚を超えるというヴァイナル・コレクションを持ち、深い音楽知識と情熱に裏付けられた地道な活動を続けてきたベテラン。HUSH Productionを主宰し、地元で数々の伝説的パーティーを開催してきた実績を持つ。アメリカ中西部ではよく知られた存在だったが、それ以外の場所で知られる機会には恵まれなかった。しかし、そんな彼に転機が訪れたのがミネアポリスを訪れていたベン・クロックとの出会い。それまで一切のリリースがなかったザックのライブセットをたまたま聴いたベンが感銘を受け、即座に彼のレーベルKlockworksからのリリースを打診。2009年に「Klockworks 05」12"を発表するに至る。多くの著名DJたちがチャートに上げ、話題のデビュー作となった。続いてTransmatを再開したデリック・メイが2010年に「Love Under Pressure EP」をリリースし、日本でも大ヒット。世界にその名を知らしめる。その収録曲であった「Pressure」がベン・クロックの『Berghain 04』ミックスにライセンスされ、2010年6月にそのリリース・パーティーにて初のBerghain出演を果たした。デリック・メイも「卓越したDJ」と太鼓判を押すザックのプレイは、世界で最も耳の肥えたBerghainのオーディエンス、さらにはベン・クロック、マルセル・デットマンらをもを驚愕させる破壊力で、今年からは3ヶ月に一度の出演オファーを受けているほど。既にBerghain出演はいずれも大評判となり、早くも欧米各地の主要クラブ、主要フェスティバルに引く手あまたのトップDJに上り詰めている。その楽曲からも伺えるシンプルかつディープなサウンドに、シカゴやデトロイトからの影響を強く感じさせるアグレッシブなミックスとリズム感溢れる華やかなイコライジングでフロアをぐいぐいと引き込んでいくプレイは、ベルリン・テクノのDJスタイルとも一線を画す。現場における長年の鍛錬によって磨き上げられた超絶なるスキルと、Berghainでぶっ通し11時間プレイを遂行した脅威の集中力とスタミナ。ミネアポリスが誇る熱いハートを持った強靭なるテクノ・マシン=DVS1、先日幕張メッセで行われた8/11FREEDOMMUNE ZEROでの爆発的プレイ、AFTER FREEDOMMUNE+1(at eleven)での反響鳴り止まぬうちに中2ヶ月でのエクスクルーシヴな日本ツアーが決定!