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Blue King Brown

オーストラリア出身。レゲエなどのルーツ・ミュージックの影響を感じさせる独特のパーカッシヴなサウンドと非常にメッセージ性の強い歌詞、ある時はコケティシュに、ある時は力強く主張するナタリー(Natalie Pa’apa’a)の歌声がナチュラルにミックスされたサウンドは個性的で驚くほどキャッチーでダンサブルである。そのサウンドを彼らは”ニュー・ルーツ・サウンド”と呼ぶ。草の根的なインディペンデントな活動姿勢を貫いており、自ら”Roots Level Records”を設立(オーナーはリーダーのCarlo Santone)。このレーベルが彼らの音楽の発信源となっている。

オーストラリアの先住民族、アボリジニーの土地問題をテーマにした”Water”は、オーストラリアのラジオ局Triple-Jでヘビープレイされ、また2005年のAPRA “Songwriters Awards”を受賞した。メッセージ性の強い歌詞に説得力をもたらす彼らのライブパフォーマンスは非常にエネルギッシュで、オーディエンスをひとつにするような力を持っている。The East and West Coast Blues and Roots Fests、Woodford Folk Festival、The Great Escape、The Dreaming Festivalといったオーストラリアの主要な音楽フェスティバルにも出演し、2006年にはアルバム・デビュー前ながら日本でも初来日公演をおこなう。ザ・ジョン・バトラー・トリオ、ダミアン・マーレィー、マイケル・フランティ、といったメジャーなアーティストとも共演歴のある彼らのジャンルやファン層を問わないサウンドは 多くのオーディエンスを感動させ、躍らせ、大きな反響を呼ぶ事となる。オーストラリア国内でもそのライブは評判を呼び、大きな人気を得るまでになっている。