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Five Deez

シンシナティの出身ファット・ジョンと、ペース・ロックを核とする人気グループ、ファイヴ・ディーズ!!オハイオ州シンシナティ出身、プロデューサー/MCのファット・ジョン(ジ・アンプル・ソウル・フィジシャン)とペース・ロックは、99年にリリースしたシングル「Blue Light Special」によって一気にその名をあげる。その直後、彼らの友人ソニック、カイル・デビッドとフックアップ。DJ ハイテック、タリブ・クウェリ、ルビックス・アンド・ザ・ローン・カタリスツなどがメンバーとして名を連ねるワナ・バトル・クルーとも関係をもつようになる。その後彼らは、ファットでバウンシーなベースライン、緻密なビーツ、そしてそのライムが炸裂した、驚異的なクオリティのファースト・アルバム『Koolmotor』(01年)によって、さらに注目を集めることとなる。非常に高い音楽性に裏打ちされたその革新的なライミングのテクニックをさらに著しく進化させ、一聴すると気まぐれに聞こえる縦横無尽なフレーズには、常に意識の流れが息づいている作品であった。それ以降、彼らはアメリカ、ヨーロッパ、日本など世界中でギグを行う。デビュー・アルバムのピークとなったトラック"Sexual For Elisabeth"はシカゴ音響バンド、トータスがリミックスを行った。ファット・ジョンがベルリンに活動の拠点を移していることもあり、エレクトリック・ダブの首謀者ポールことステファン・ベトケと知り合い、ポールの新しい音楽性を引き出す大きな影響力となっている。その後彼らは03年に、サウンドは明確な焦点を持ちながら、反面ラフでエッジーな側面も見せるアルバム『Kinkynasti』をリリースした。さらにソロ活動ではペース・ロックが日本が誇る最強ビートメイカーであるヌジャベスの全面プロデュースによりアルバムをリリース。ファット・ジョンも3枚のソロアルバムを今までに発売しているほか、「カウボーイビバップ」「アニマトリックス」の監督である渡辺信一郎の最新作、「サムライチャンプルー」に多くの楽曲を提供し、サウンドトラックも2004年6月にリリース。更に女性ボーカリスト:アムレセット・ソロモンとのユニット"Rebel Clique"を結成し、アルバムを2005年にリリース。全国11会場にも及ぶジャパン・ツアーを成功させている。