1969年8月14日ジャマイカ・キングストン生まれ。
シンガー・ソングライターとしての才能が高く評価されているジャマイカを代表するレゲエ・ヴォーカリスト。故キング・ダビーのスタジオで初のレコーディングを行う。
1988年「JAGRING」がジャマイカRJRチャート年間ベスト100の2位、「WAITING FOR YOU」が英ECHOES紙レゲエ・チャートで1位、1989年「YOUNG & SEEGREEN」(ジョニーPとの共作)がRJRチャート4位 、「ON AND ON」が英ECHOES紙レゲエ・チャートで2位。―--とこのようにリリースするシングルがジャマイカのみならず英、米でも軒並みヒット。本国ジャマイカはもとより、まだレコードの発売されていないニューヨークのラジオでもヘヴィーローテーションされるというような現象も起きた。
デビュー当時はR&Bの要素を含んだダンス・ホール・トラックが持ち味だったが、後に“ラヴァーズ・ロック界の貴公子”と呼ばれるほどの洗練された歌声を聴かせるようになった。
ジャマイカ以外でもコラボレーションが多くKRS ONEやUB40のアリ・キャンベル、プロデューサーも故GURU、ブルーイ(インコグニート)、サラーム・レミなど多数。
来日経験も多く、ビクター、avexといった日本のメジャーレコード会社から数々のアルバムを発表。1993年秋にはANA(全日空)キャンペーン・モデルとなり、1994年11月に発売されたシングル「I BELIEVE」は各FM局で大量O.A.されヒット。東京スカパラダイスオーケストラの名盤『グランプリ』にも2曲参加し、日本でも人気を集めた。現在はソロとは別のコーラスグループL.U.S.T.としても活躍中。