南アフリカ共和国で生まれたJullian Gomesは8歳でハウスに傾倒する前に、幼い頃からソウルやラテンそしてクワイトと呼ばれる音楽と共に育った。2003年に初めてDJとしてのキャリアをスタートし、回を重ねるごとにスキルのあがっていく彼自身と共に、従兄弟であるMichael Gでユニット「G Family」を結成。南アフリカで最も有名なレーベルの1つでもあるSoulcandiやHouse Afrikaなどでリリース、後に国内外でも活躍し、Realtone Records, Foliage Records, Atjazz Record Company, Seasons limitedなどからもリリースを重ねることになる。そして2010年にロンドンで行われたRed Bull Music Academyにアフリカ大陸を代表して選出され、これが彼にとっての人生の大きな転機となる。Academy経験後、地元で開催される大きなフェスに出演し、2011年にはついにバルセロナで開催された世界的な権威のあるフェスティバルであるSonerに出演。そして2012年、23歳になったJullianはG Familyのアルバム’Break the Silence’がその年のMTN South African Music Awardのベストダンスアルバムに選ばれ、極めつけは2013年、彼のデヴューシングル'Love Song 28 (feat, Bobby)'がMerto Fm Awardsに選出され、南アフリカ国内のラジオで彼の曲を聴かないことは無い程になった。デヴューシングル後も立て続けにリリースを重ね、Atjazzと共作した'Overshadowed'を始め、南アフリカが生んだHouse界のレジェンドBlack Coffeeや、The LayaboutsとUK出身の伝説のシンガーOmarとの楽曲などをRemixし、彼の名前は南アフリカを越えて全世界のHouseフリークの耳に届くことになる。そして現在はシングルをリリースしたAtjazzと共にオリジナルアルバム'The Gift The Curse'を制作。競演にはRobert Owens, Bucie, Zanoなどが参加している。Jullian Gomes、彼のエレクトロニックソウルへの情熱とハードワークは音楽的な視野を広げるための永遠の探究心にある。