2008年活動開始。YK(Vo,G)、佐々木詠子(B,Vo)、山本志歩(G)、佐藤陽介(Dr)、田村謙次(Key,Cho)の5人からなるロック・バンド。単なるチャゲアス好きのサラリーマンであったYKが、いい歳こいて、やっぱりとにかくどうしてもバンドがやりたいと、佐々木を誘ってwearerを結成。なんのつてもなく、とりあえず渋谷にてライヴ活動を開始する。いきあたりばったりに活動する中でたくさんの出会いがあり、メンバー・チェンジを経て2012年の暮れに現在のラインナップとなる。「センチメンタル日本代表」ことYKが手がける楽曲は、スーパーカー、くるり、岡村靖幸、blur、oasisなど、自身が学生の頃に夢中になっていた90年代のロックへの憧憬を、素直にアップデートしたもの。照れくさいほどきらめくギター・サウンド。ダンス・ミュージックをきちんと通過してきたフロア感あふれるビート。そして何より、「東京という街で生きる今を歌う」、YKと佐々木の男女ツイン・ヴォーカルから放たれる嘘のない歌を武器に、徐々に活動の輪を広げて行く。近年では、小西康陽、田中宗一郎、DE DE MOUSE、坂本美雨、環ROY、やけのはら、PUNPEE、MOP of HEADなど、ギター・ロック・バンドでありながら様々なジャンルのアーティストと共演。シーンの垣根を越えた活動により注目を集める。そして2013年6月、待望の1st mini album「the blue album」をリリース。プロデュースに雲野ケンジ(ex.BEAT CRUSADERS)を、ミックス / マスタリングにくるりやHi-STANDARDを手がけた清野修(Studio Sound Crew)を迎えた今作のリリースをもって、更なる飛躍が期待されている。