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JOEY ANDERSON

いまディープ・ハウス/テクノ系で話題のDJ/プロデューサーといえばこの男、Joey Anderson(ジョーイ・アンダーソン)。NYのハウス/テクノ・シーンを牽引する鬼才Levon Vincentは、2012年のRAインタビューで彼のことをこう語っている。「かつて俺がAphex Twinなどを初めて聴いたときに受けた衝撃を上回るようなものってなかなかないんだよな。でも、このJoey Andersonって男の作るレコードはいつだって俺を興奮させちまうんだ」。ニュージャージー出身の彼は、ニューヨークのトップ・ハウス・ダンサーとしてのキャリアを持ち、その後DJ、プロデューサーとしての活動も開始。Levon VincentやJus-Ed、Fred P、DJ Quら所謂USアンダーグラウンド・ハウス・シーンの、現在最前線にいる存在だ。これまでに自身主宰のInimeg Recordingsをはじめ、Underground QualityやStrength Music、UntilMyHeartStops、Deconstruct Music、Latencyなどから楽曲を発表。先述のニューUSハウス勢はもとより、Nina KravizやAnton Zap、Move D等からもサポートされ、RAやConcepto Radioをはじめとする世界各国のメディアでも高く評価された。昨夏には、ウクライナン・ジーニアスVakulaのリミックスも搭載して、ロサンゼルスのカルト・レーベルAbsurd RecordingsのニューラインであるAvenue 66の第1弾シングルをリリース。続けて、パリのSyncrophoneからリリースした'Come Behind The Tre'では、サイケデリック・ミニマル〜アシッドでトリッピーなハウスを展開。その唯一無二のサウンドは更なる進化を魅せた。そして今年4月には、待望の1stアルバム『After Forever』をアムステルダムのDekmantelからリリースする。また、DJとしても今後ブレイクが確実視される逸材だ。アメリカ国内ではSound NoirやBoundless、Clubhouseなどに出演するほか、2012年にウェールズのFreerotationフェスティバルへの出演をもってヨーロッパ・デビューも果たした。往年のハウス、ガラージ、ダンス・クラシックスから現行ディープ・ハウスまで、ダンサーとしてのルーツを持つ彼ならではのユニークなプレイは必聴必見。