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1200 MICROGRAMS

TIP Records

サイケデリックトランス・シーンのゴッドファーザーと称される、TIP Records総帥Raja Ramを中心に、90年代~00年代にシーンを牽引したフルオンの象徴、GMSのRiktam & Bansi、1983年ゴアにてキャリア・スタート以降、Raja Ramの盟友として影響を与えてきたChicagoからなるユニット1200 MICROGRAMSは、これまでのサイケデリックトランス史上、シーンに大きな影響を与えてきた存在の一つだ。Raja Ramがブラジル滞在時、ハンモックにて瞑想中に得たインスピレーションから着想して制作された、2002年リリースのファースト・アルバム『1200 Micrograms』以降、世界に変革をもたらした事象や発明家、科学者等からもたらされたイマジネーションをテーマに、2013年リリースの『1200 Mic’s』までの間に、ライヴ・アルバム、リミックス・アルバムを含め計8作のアルバムをリリースしている。様々な傑作がある中、2002年の「Solstice Music Festival」のハイライトの一つとなった彼らの代表曲「Mescaline」、Dire Straits「Money for Nothing」をアレンジし、2003年のNo.1キラートラックとなった「Money for Nothing」は、ギターサウンドを大々的にフィーチャーしたフルオン・スタイルで特に人気のトラックだ。また、アルバム『Magic Numbers』からは「Numberstruck」、「God Of Rock」、最新作『1200 Mic’s』からは「96%」、「C Of Tranquility」など、メロディラインに動きがあるユーロテイストのスマッシュヒットも生み出している。Raja Ramの類いまれなインスピレーションと、それを結実させるGMSの確かなサウンドワーク、そしてライブではフロントアクトの一人としてフロアを煽動するChicagoのパフォーマンスと、レジェンド・アーティスト達のケミカルリアクションが生み出す1200 MICROGRAMSのライヴは、世界各地のフェスティバルやパーティで熱狂を生み出し続けている。