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Tomi Lebrero

バンドネオン奏者/コンポーザー/シンガー・ソングライター。'78年ブエノス・アイレスの生まれで巨匠ロドルフォ・メデロスなどに師事、オルタネイティヴなタンゴ楽団 - オルケスタ・ティピカ・フェルナンデス・フィエーロに創設メンバーのひとりとして参加。'05年の「Tomi Lebrero y El Puchero Misterioso」以来、バンドネオンのみならずギターも弾き唄うシンガー・ソングライターとしてのキャリアを開始、最新作の「Fraude(2014)」まで4作のオリジナル・アルバム、2作の映画サントラを発表。ブエノス・アイレスっ子としてのアイデンティティを誇るユニークなリリシズム、フォルクローレのリズムを採り込んだ叙情的なコンポージングでパレルモ地区のインディペンデント・シーンを率いる存在となっている。フランス人映像作家ヴィンセント・ムーンのプロジェクト「A TAKE AWAY SHOW #104」にも掲載され、その和やかに美しい楽曲とブエノス・アイレスの夜のイメージが世界中のアート愛好者の間で一躍スポットを浴びる。日本では大洋レコードより傑作選「新観世音 Nueva Kan Ze On」(2009) をリリース、2010年と2011年に来日ツアーを敢行し各地でその人柄が滲む独創的なパフォーマンスが話題となった。