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Mamas Gun

ママズ・ガンはシンガー/コンポーザー/プロデューサーであるアンディ・プラッツ率いる5ピースのバンドだ。彼らの音楽はジャンルとしては多岐にわたり、ポジティヴな爽やかさが世界中で受けている。アンディはキーボード奏者のデイヴ“エイティーズ”オリヴァーに誘われて参加した。デイヴは様々な音楽から影響を受けてきて、幼少の頃の歌やフレンチ・ホルンからジャズ、ソウル、キューバ音楽など様々な音楽を聴いてきた。ギタリストのテリー“スピラー”ルイスはロンドンで音楽を学び今はイギリスの南部に住んでいる。彼もマーヴィン・ゲイ、ミニー・リパートン、マイケル・ジャクソン、リオン・ウェアなどのソウル・ミュージックからジェイミー・ウーンなど最近の音楽にまで影響を受けてきた。ドラムの“ユニオン”ジャック・ポリットは華やかな経歴を持ち、ファレル・ウィリアムスがプロデュースしたビヨンセの「Green Light」などでも演奏をしてきた。一番最近に加入したキャメロン“ザ・マウンティー”ドーソンは若干21歳ながら古き良きソウルに影響を受け、ママズ・ガンのエネルギッシュで一度見たら忘れられないライヴショーに貢献している。ママズ・ガンは2009年の10月に「ルーツ・トゥ・リッチーズ」でデビュー。このアルバムはソウル・ミュージックの持つ高揚感と、スティーヴィー・ワンダーやマーヴィン・ゲイなどモータウンのサウンド、そしてアヴェレージ・ホワイト・バンドのようなブルー・アイド・ソウルのサウンドを見事に融合させたものとして大絶賛された。音楽の持つ楽しさ、移り変わりの早い流行にとらわれない彼らの哲学は大いに共感を呼び、イギリスのBBCでは何度もプレイされ、世界中のラジオ局で放送されてきた。日本のラジオにも大きな衝撃を与えこの年の最も放送された洋楽曲になった。2011年に発表されたセカンド・アルバム『ザ・ライフ・アンド・ソウル』も世界中のラジオ局で大ヒットを記録した。大きなフェスの出演を含めヨーロッパ~アジア中をツアーで周るようになった。ベヴァリー・ナイトやベン・ロンクル・ソウルなど様々なミュージシャンとのコラボレーションを重ね、彼らの才能は磨かれ、音楽はますます進化していった。2013年の夏から待望のサード・アルバムの制作を開始。プロデューサーはデビュー作同様のジュリアン・シモンズ。レトロとモダンな音楽を融合させたハートウォーミングな13曲。世界中のツアーの合間を縫って完成させた『チープ・ホテル』は2014年の8月に日本を皮切りに遂にリリースされる。