現在28歳になるJohn Dahlbackは、たった11年間というそのキャリアのなかで、すでにレーベルオーナー、プロデューサー、リミキサー、DJというすべての顔で成功を手にしたスウェーデン、ストックホルム出身のアーティストである。17歳という若さですでに最初の曲をリリースし、プロとしての道を始動させたわけだが、両親ともに音楽家、従兄弟に、自身も最も影響を受けたと公言しているあのJesper Dahlbackを持つ家系と考えれば、それほど驚くことでもないのかもしれない。現在に至るまでなんと、400タイトルものトラックを世に放ち、躍動感溢れるビックルームなサウンドはすでに多くのダンスフロアの住人達を虜にしている。<Spinnin>、<Protocol>、 <Toolroom>、 <Big Beat>、 <Phazing and Wall>からのリリース、ディープ・ハウスやテクノの名門レーベルでもある<Kompakt>や、<Dessous>からもリリースするなど、彼のその幅広い音楽性は計り知れない。自身の最初のレコードレーベル<Pickadoll>を経て、現在ではインディペンデントでかつ世界でもっともエキサイティングなダンスブランドを目指した<Mutants>のレーベルオーナーとして、A&Rの業務に励む。すでに名門との呼び声高いこのレーベルの成功は彼のDJとしての名声と相乗的な関係にあることは間違いない。現在のEDMシーンのメッカとして新たにオープンしたWynn Las Vegasのクラブ、[XS]のレジデントDJとして選ばれるなど、アメリカでもDJとしての成功も手にした彼は、イビサの[Pacha]や [Ushuaia]、 ロンドンの[Ministry Of Sound]、マイアミの[Mansion] 、 [Liv]、 ベルギーの[Tomorrowland]、アトランタの[Tomorrow World]、 オランダの[Dance Vally]、オーストラリアの[Stereosonic]など世界中のAクラスのフェスティバル/クラブでプレイしてきた。にもかかわらず、一夜に一都市でしかプレイできないことに憂いを感じた彼は世界中のファンに向けて【Mutants Radio Podcast】の配信を定期的に行っている。ポッドキャストやソーシャルメディアを活用し、できるだけファンとのインタラクティビティを大事にしていきたいという彼にとって、ファンからのフィードバックこそが今後の活動の原動力であるといいきるのである。John Dahlbackはこれからもファンとダンスミュージックを愛する者たちと互いに手を取り合って時代を作っていくシーンの中心的人物であることは間違いないのである。現在<Ultra Music>からのアルバルがリリース間近だ。