1955年バルセロナ生まれ。若くしてクラブDJとなりバルセロナで活動をしていたが、都会の喧騒をのがれ、1975年にイビサ島へ渡る。当時からウェイターなどをやりながらDJ活動を始める。この間10数年で バレアリックハウススタイルを完成させる。
PachaやKu(現在のPrivillege)といったクラブでDJ PIPPI、ALFREDOらとともに、’70年代、’80年代の初期イビサ黄金時代を牽引。その後’90年代に入り一時、DJ活動を休止するも、イビサで最も有名なバー、Cafe Del Marのオーナーに誘われ再びDJ活動を再スタート。ジャンルを超えた彼のセンス良い選曲が人気を呼び、’94年にバーの名前を冠したコンピレーションアルバム『Cafe Del Mar Volumen Uno』をリリース。瞬く間に彼の名は世界に知られることとなった。ベスト盤はヨーロッパで30万枚のセールスを記録しゴールドディスクを獲得。あのマドンナも「私の愛聴盤」としてJosé Padillaの名前を挙げた。チルアウトミュージックのカリスマだ。