ロシアの人口僅か30人の小さな村でShura ZhuravlevaとSimon Gendorによって結成されたエクスペリメンタルダウンテンポユニット。初期のゴスペルやブルースシンガー、70年代の西ドイツの音楽、ブリストルサウンドに代表されるダークエレクトロニカに影響されつつも、アナログシンセサイザー、ソ連時代の古いギター、テープレコーダー、手作りの楽器やマイク、そしてスタジオの近くに住んでいる鳥達の鳴き声をミックスする事で、独自のサウンドを築き上げている。一見、ダークに聴こえるサウンドの中にも、美しさと柔らかいメロディー、そして緻密なリズムが垣間見える。