- メンバー -
MARSHALL ALLEN - Alto saxophone, flute, clarinet, EVI, Kora
KNOEL SCOTT - Alto saxophone, Vocals, Percussion, Dance
DANNY RAY THOMPSON - Flute, Baritone Sax
JAMES STEWART – Tenor Saxophone
CECIL BROOKS - Trumpet
MICHAEL RAY - Trumpet
DAVE DAVIS - Trombone
TYLER MITCHELL – Bass
FRANCIS MIDDLETON – Electric Guitar
GEORGE BURTON - Piano
WAYNE ANTHONY SMITH, JR. - Drums
ELSON NASCIMENTO - Surdo Percussion
TARA MIDDLETON – Vocals
ジャズ、ブルース、ラテン、ファンク、ディスコ、電子音楽など多種多彩な音楽を取り込み、即興的・実験的かつ常に誰も聴いたことのない未来の音楽を奏で続けるサン・ラ・アーケストラ。サン・ラは‘30年代からピアニスト/作編曲家/バンド・リーダーとして活動を始め、ビッグバンドやゴスペルなどを参考に、独学でオンリーワンの作編曲術を会得。科学・哲学・宗教学・天文学への強い関心に裏打ちされた独自の宇宙観がそれを支えている。‘50年代に“サン・ラ・アーケストラ”を結成。ジョン・コルトレーン、アルバート・アイラー、アーチー・シェップ、セシル・マクビー等と並び、様々なフェスティバルに出演。ファラオ・サンダースを見出した功績も大きい。「スペース・イズ・ザ・プレイス」、「ニュークリア・ウォー」など数々の名曲を発表。放たれる音同様奇抜で鮮やかなステージ衣装と、斬新なコズミックサウンドが注目を集めた。サン・ラは‘93年に他界するが、その後もアーケストラは、サン・ラを「主宰・学者・教師・友人」と慕うサックス奏者マーシャル・アレン(‘57年加入)を中心に現在まで精力的に活動を継続。その先駆的な音楽スタイルと数々のアルバムはソニック・ユースなど後世に大きな影響を与え、現在も再評価が進んでいる。2014年、サン・ラ生誕100周年を記念して、マーシャル・アレンがサン・ラとアーケストラの全キャリアの中から選曲したコンピレーション「In The Orbit Of Ra」が発売。さらに同年、ジャイルス・ピーターソンが監修・選曲・DJミックスしたCD2枚組/全34曲のコンピレーション「To Those Of Earth… And Other Worlds」も発売され、話題を呼んだ。