2000年代中期よりUKでDJとしてそのキャリアをスタートさせたJordan Suckleyはハードテックとサイケデリックサウンドを軸としたエモーショナルで全く新しいテックトランスを武器にそのキャリアをスタートさせた。シーンの先駆者であるSimon PattersonやMark Sherry、John O'Callaghanらが新たな才能としての彼の楽曲をスピンし、Armin van BuurenやPaul Oakenfold、Aly & FilaをはじめとするトップDJ達が彼の楽曲を絶賛するようになると、Jordanの存在は次世代のライジングスターとして世界中に知れ渡るようになる。近年では自身が設立したレーベルDamaged Recordsをヒットメーカーへと育て上げ、Jordanサウンドの象徴ともいえる"Droid"やPaul van Dykとの合作で大きな話題を呼んだ"City Of Sound"、Tiestoの名曲の復刻で記録的な大ヒットとなった"Suburban Train (Jordan Suckley Remix)など数多くのパーティーアンセムを世に送り続けている。また、A State of TranceやLuminosity、Dreamstateといったフェスティバルではヘッドライナーの一人として名を連ねており、この世代におけるトランスシーンの絶対的存在といえるだろう。