InterselectorことTakuya Kusajimaは、1990年都内クラブでDJとして活動を開始。1992年、当時絶大な人気を誇っていたHouse Musicの聖地、芝浦GOLDでのレギュラーパーティー"CHESE"をNYから帰国直後のDJ NORIと共に開始。また、GOLD 2nd RoomにてREGGAE、HIP HOP、SOULをミックスした良い意味でのオールジャンルプレイが人気を呼び同時期にレジデンスDJとしてプレイ。独自の世界感、選曲、抜群のテクニッ クは周囲に対して強烈な印象を与え芝浦GOLDに欠かせないDJの一人として1996年のクローズ最終日まで活躍。その後、渋谷CAVE、渋谷club asia、六本木velfarre、麻布MISSION、六本木CORE、麻布WAREHOUSE、渋谷SMOON、青山LOOP、代官山Airなど、東 京のクラブシーンを彩ってきた、その時々を代表するクラブでプレイ。特に2002年にオープンした国内最大級のクラブageHa@STUDIO COASTではレジデンスDJを経験。HouseにLatin、Afro、Tribal、Jazz、Soul、のエレメントをミックスしたマッドでディー プなパーティーロックDJスタイルでクラブシーンを大いに賑わせている。
制作方面ではGTS「THAT LADY」のRemixやStylus「Night Birds」のRe:Editを手掛ける。特にStylus「Night Birds」Re:Editのアナログ盤は、売れなくなったと言われているアナログ盤業界としては驚異的なセールスを記録した。2006年10月には自身 のプロジェクトInterselectorとしてリリースした「moshi moshi EP」に収録されている「The Piano Live」がDaishi Danceのヘビープレイや渋谷界隈のレコードショップ最重要プライオリティーとして扱われるなどの経緯によって大ヒットを記録。また、この作品はDJ長 谷川賢司氏監修の人気ハウスコンピレーションCDシリーズ「Love Generation 3」やTOWERRECORDS企画のコンピレーションCD「WEATHER REPORT JAZZ FUSION-GUITAR & PIANO-」やavex「HOUSE NATION Digital Vol.1」にも収録。iTunes StoreではTop 10入りを果たす。2007年11月に同名義でリリースした「moshi moshi EP 2」をリリース。収録曲「Organ Catchar」はクロスオーバー、クラブジャズ系DJからも注目を浴び、こちらも好セールスを記録。2008年9月、ジャジーなアプローチとラテンテイ ストを盛り込んだ傑作「Caribbean Stardust 」を収録した「moshi moshi EP 3」をリリース。
2009年9月、JazztronikやJephte Guillaumeなどといったアーティストの楽曲においてもその美声を響かせるYuraiをゲスト・ヴォーカルに招き、Freda Payneの名作をカヴァーした意欲作「I Get High (On Your Memory)feat.Yurai」を収録した「moshi moshi EP 4」をリリース。同作品は、avex「HOUSE NATION Digital Vol.2」にも収録され、Interselectorの人気を決定付ける1曲となった。現在も世界に向け良質なハウスサウンドを発信し続けている。