ARTISTS

Ananda Project

Nite Grooves

アトランタをベースとするAnanda Project 、ことプロデューサーChris Brannは主にWamdue Kids, P'taahとしてここ数年ダンスミュージックシーンの中でユニークなスタンスを保っていた。様々なスタイルの音楽に影響されたと語るダンスミュージックのアーティストは多いが、クリスブランの場合はそのスタイルがプロダクションにダイレクトに現われている。 最も影響を受けたアーティストとして坂本龍一を挙げている程で、実際作品をリリースしたレーベルも[Strictly Rhythm][Nite Grooves/King Street Sounds][Uniquity][Studio K7!][Peacefrog][Communique][Sum/Multiply][Guidanceと多岐に渡っている。2000年に[Strictly Rhythm]からWamdue Projectとして『Profram Yourself』『Resauce Toolbook』の2枚のアルバムをリリース、アルバムからシングルカットされた「King of Castle」はイギリス、イタリア、ベルギー、ドイツといった国々で大ヒットを飛ばす。又、P'taah名義では[Uniquity Rec.]からフリージャズのアルバムをリリースし、ジャズ好きな音楽ファンをうならせている。 又、リミキサーとしてもEerything But The Girl 「Tempermental」、Kim English 「Been So Long」、 Sasha 「If You Believe」、 Boney James 「Grazin' In The Grass」といったヒット曲を手がけ、クリス・ブランの"天才"は益々注目を集める一方なのである。そしてAnanda Projectとしては98年に「Cascades of Color EP」をリリース。U.K.のMuzik、日本のRemixを始めとした各誌の'98年度ベストシングルに選ばれ、大ヒットを記録する。Everything But The GirlのBen Watt、Joe Claussell、Plasmic Honey、Underground Sound of LisbonのRui da Silva with Danny Tenagliaエディットによる同曲のリミックス盤もリリースされ、イギリスのDJ Magではチャートの2位、U.S. Billboardでは9位でチャートまでかけ上がっている。David Moralesによる「Glory Glory」リミックスがリリースされた他、U.S.は[Nite Grooves/King Street]、UK は[Virgin]、そして日本は[Avex/Cutting Edge]からAnanda Projectとしての1st アルバム『Release』が発売され、好評を博した。続いてリリースされたアルバム『Morning Light』も、前作と同様、素晴らしいメロディーと歌詞に溢れた、楽曲としての魅力が堪能できる歌の集まったアルバムで、「Kiss Kiss Kiss」「Justice, Mercy'」「ICU'等のヒットシングルが生まれている。シンガーのHeather Johnson、Terrance Downs、キーボードのJulius Speed、パーカッションのGenoa Mungin、Kima Mooreらをはじめとするメンバーと共に作り出すジャズ、オーガニックなグルーブ、アフロ/ラテンのリズム、エレクトロニックなビーツを融合させたハイブリッドな音はダンスフロアのみならず、ニューヨーク、ロンドン、パリ、サンフランシスコ、東京、ミュンヘン、サンパウロ、イビザ等、世界中のリスナーの部屋で、今日もソウルフルに鳴り響いている。