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Blaze

80年代にJosh Milan、Kevin Hedgeの2人によってニュージャージーで結成されたBlaze。 DJであり、また伝説のクラブParadise GarageのLarry LevanやZanzibarでのTony Humphriesのプレイのファンでもあった2人は自然とプロダクションも手がけるようになり、84年にはColonel Abramsをフィーチャーし、今やガラージクラシックスと認識されている「If You Should Need a Friend」「Whatcha Gonna Do」をリリースする。
イギリスのポップグループABCのリミックスを手がけた事がきっかけで[Motown records]との契約を取り付けたのが1989年のこと。Chris Herbertという専属のシンガーを加えて制作されたBlazeのオリジナルアルバム『25 Years Later』を翌年リリースし、「So Special」というクラブヒットがあったにもかかわらず[Motown]との方向性の違いの為、レーベルから離れる事になる。
メジャーで無くても優れたインディペンデントのクラブシーンが存在する事に改めて気が付いた2人は、時には二2で、そして時には別々にプロデュースワークを積極的にこなして行く。1993年には、[King Street Sounds]の第一弾リリースとなったBeat Freakのリミックスや、Althea McQueenをフィーチャリングした「Changes」、Sabrynaah Popeをフィーチャリングした「It Works For Me」をプロデュース。1994年に、イギリスでトップ10に入るヒットとなったDe'Lacy 「Hideaway」をリリース。また、その3年後にはTee Alfordをフィーチャーした「Lovelee Dae」とヒットさせる。その後リリースされたオリジナルアルバム『Basic Blaze』、日本の[Lifeline Records]からの『Natural Blaze』と、ダンスミュージックの歴史を築いてきた彼等の活躍は皆の知るところだろう。
Kevin HedgeはNYの伝説的なクラブ、Shelterが2002年1月に再オープンした際からTimmy Regisford、Freddy Sanonと共にオーナーの1人としても名を連ねており、まさにNYの現在のクラブシーンの中心人物と言っても過言では無いだろう。(現在は[West End Records]の運営の為、Shelterの運営から離れている。)
2003年9月に[Slip N' Slide]からリリースされたアルバム『Spiritual Speaking』には、"Shelter"アンセムとなった「Breath」、そして「Do You Remember House」といったトラックが収録されており、日本でも[Victor Entertainment]からリリースされ大ヒットを記録した。2003年12月には待望の初来日を果たし、東京Garden Hall、大阪Grand Cafe'で素晴らしいDJとライブセットを行った。そして2004年初頭、Joi Cardwell、Ultra Nate'、Barbara Tucker、Byron Stingily、Kenny Bobbien, Arnold Jarvisといったダンスミュージック界のスターアーティストを集めたアルバム『Blaze Presents Underground Dance Artists United for Life "Keep Hope Alive"』が[Victor Entertainment/King Street Sounds]からリリースされた。
アルバムからのシングル「Most Precious Love」は、イギリスの[Defected]に、ライセンスされ、Dennis Ferrer、Martin Solveig、Copyright、Frank Roger、そしてFreemason、Sergio Flores、Tsuyoshi Takashiro、Chocolate Pumaといった最強のリミキサー達によりリミックスが手掛けられ、Billboard Magazine、DJ Magといった、アメリカ、イギリスのダンスミュージック紙等で軒並みダンスチャートの1位を獲得し、2005-2006年の、イビザ、マイアミWMCのアンセムとなる。そして、この夏、[JVC Victor Entertainment]より、これまでのBLAZEのヒット曲、「発表曲を集めた、『MOST PRECIOUS LOVE/BLAZE ESSENTIALS』が発売される。[