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アジャ

Ajaことクレマンス・ケレネックは、フランスのバンド「La Femme」のメンバーとして10年間活動した後、長い休暇 を取るため、モロッコに移住。フィールドレコーディングやサンプリングに没頭し、完璧な音を探求し続ける。

2019年に、初のソロEPとなる『Solitaire』をリリースし、よりアンビエントなサウンドへの道を開く。2020年から 2021年にかけて、新月と満月のタイミングに合わせた楽曲を発表し、のちにコンピレーションアルバム『 Ajasphère Vol.I』としてリリース。アンビエントレーベル「Ajasphèr」は、アーティスト名の「Aja」と「sphère(スフィ ア)」を合わせたタイトルは、クレマンスの物語であり、包括的なビジョンを表している。

2022年にはフランスに戻り、アーティストJacquesのツアーにキーボード奏者として参加。アコースティックアン ビエント音楽のプロジェクト「Le Radeau Consort」にて、ハープを演奏。自然の音や繊細な楽器の音色を取り 入れた詩的で幻想的な作品を生み出している。

2024年に、自身のレーベルから第二弾となるインストゥルメンタルEPAjasphère Vol.II』をリリース。各楽曲を ひとつの独立した世界、泡、球体として描き出している。また、ローマのヴィラ・メディチに、レジデンス・アーティ ストとして招かれ、ローマの庭園からインスパイアされた架空の植物界を描いたオーディオビジュアル作品「パラ ベジタル・ハーブ図鑑」を制作。