DJ Yamaのキャリアは、'90年代初頭、都内クラブ、ウェアーハウスなどでのワンオフパーティーからスタートする。東京で独自のサウンドを探していた彼 は、'93年にオープンしたクラブ「ManiacLove」のプロデュースに参加、毎週土曜にはDJ Wada(Co-Fusion)らと共にデトロイトスタイルをベースにしたパーティ「Sublime」をスタート。これはテクノミュージックをメインにレ ギュラー化した日本で初めてのパーティであり、またアフターアワーズというスタイルもレギュラーで定着させた。その後パーティーは「CYCLE」と改名して継続され、2005年12月にManiacloveがクロースするまでの間、実に12年以上に渡って毎週土曜 に行われ、東京テクノの代名詞的存在として国内外で認知された。(ManiacLoveは2000年にイギリスの音楽誌「MUZIK」で、世界のトップク ラブベスト10の中に選ばれている。)そして同時期にKen Ishiiとの出会いにより「Sublime Records/Reel Musiq」を設立、レーベル・オーナー/A&Rとしても活躍するかたわら、Ken Ishiiと不定期で開催しているパーティー「Reel Up」をはじめ、「Fuji Rock Festival」、「Rainbow 2000」といった国内大型フェスティバルへの出演、海外では'98年にスペインのエレクトロニック・ミュージックの大型フェスティバル「Sonar」へ の出演をはじめ、レーベルツアーとしてイギリスやドイツなどもツアー、2001年にはシンガポールにあるアジア最大級クラブ「Zouk」でのプレイをきっ かけに、以後マレーシア、タイ、韓国、中国など、アジア各国へ続々と進出している。2002年にはMANIAC LOVEのコンピレーションCD "JOURNEY INTO THE SOUND"に自身でプロデュースした初の楽曲「CYCLED UP」を提供、03年には「V.A/スペースインベーダー大作戦」(東芝EMI)、「V.A /SHEENA & THE ROKKETS~ELECTOROKKETS」(VICTOR/SPEEDSTAR)にも参加。2006年はじめにはKen Ishii、DJ AKi らと共にブラジルツアーを敢行。INTER FMでのパーソナリティ(毎週日23:00~)など活動の幅を広げ、多忙な日々を送る。