高校生のころ滞在中のニューヨークで偶然に見たRahzelのパフォーマンスにヤラレて、その後自分も渡米して同じ道を目指すことになったという AFRA。NYでは、かつて憧れたスターたちと共演し著名なヒップホップ映画に出演するまでの成功を収めた。03年に帰国して日本に活動のベースを移すと、翌年ゼロックスのCMに出演し、その驚愕のヒューマンビートボックスを披露して一般にも広く知られるようになる。続けてリリースされた Prefuse 73プロデュースによるソロアルバム『Digital Breath』は、かなりの高評価を得る。その後は、同じヒューマンビートボクサーとして活躍する啓、K-MOONのふたりとINCREDIBLE BEATBOX BANDを結成。国内外のライヴを中心に活動している。ひとりひとりが屈指の実力を持つビートボクサーである彼ら3人が集まって、まさにビートオーケストラと呼ぶに相応しい壮絶なグルーヴを作り出すステージは、あらゆるオーディエンスを虜にしてしまう。その証拠に、昨年バルセロナを熱狂させた＜SONAR＞にはじまり、日本の＜SUMMER SONIC＞やオーストラリアの＜BIG DAY OUT＞といったフェスに出演。今年は＜WIRE＞にも＜FUJI ROCK FESTIVAL＞にも出てしまうというジャンルも国境も越えた活躍ぶりだ。彼らの自由奔放なビートをチェックしたいなら、石野卓球も1曲プロデュース参加しているデビュー盤『I.B.B.』をチェックするといいだろう。
ODDJOB RECORDS
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