LONDON ELEKTRICITYことTONY COLMANは、音楽一家に生まれ、7才からピアノ、作曲を開始した。大学でスタジオのテクニックを学んだ後、'86年にアシッド・ジャズの先鋭的プロジェクトとなるIZITでの活動をスタート。'92年にレーベル、Tongue &Grooveを旗揚げして以来、IZITで3枚のアルバムを発表している。'96年にパートナーのCHRIS GOSSと共にD&BレーベルのHospital、ハウス・レーベルのGalactic Discoを発足し、LONDON ELEKTRICITYを始めとする数々のプロジェクト・ネームでリリースを開始する。
Hospitalの中核となるLONDON ELEKTRICITYは、生楽器を導入したD&Bを先駆け、シングル"Rewind"が大ヒット、そして'98年の1st.アルバム『PULL THE PLUG』はジャズ/ファンクのエッセンスが際立つ豊かな音楽性で多くの音楽ファンを引き付ける。'03年には2nd.アルバム『BILLIONDOLLAR GRAVY』を発表、熟成されたサウンドにディープなソウルが息づく大傑作となり、同アルバムの楽曲をフルバンドで再現する初のライヴを成功させる。
05年10月にリリースされた3rd.アルバム『POWER BALLADS』は、BBCのジャズ・アワードを受賞したディーヴァ、LIANE CARROLLのヴォーカルを始め、ライヴ感を最大限に発揮した大作となり、多方面から絶賛を浴びる。06年にはHospitalの設立10周年を記念する3枚組CD『HOSPITALISED』、ライヴ音源と映像ドキュメントを収めた『LONDON ELEKTRICITY LIVE AT THE SCALA』のリリース、そして世界各地でのDJツアーで多忙をきわめる。