5/6
さあ、今回の章からこの2019年の旅が始まります。実際にこれを書いている今現在は5月終わり。僕は既にその最初の1ヶ月の旅を終え、東京に4週間戻って来ているタイミングでこれを書いています。
実はvol.96の昨年秋の最後の旅、このvol.96の後にもう1回分、本当に最後の詰めの部分を書かなくてはならない分がまだ書けていません。こちらもすごく楽しい出来事があったのですぐにでもアップしたいのですが、昨年末から続いた大きなパーティーの準備の時間でなかなか書く事ができておらず翌シーズンを迎えてしまいました。去年も同じパターンでしたね。その分が1回あるのですが、今回は春のSWに行った事など、いち早く進行したいトピックも多いため、昨年末の部分を据え置きにして、まずは今回の旅のレポートに入ろうと思います。
その前に、まず次回のパーティーBeat In Meのお知らせです。今のこの帰国、このパーティーをするために帰って来ていますので。このパーティーを終えた3日後には再び日本を離れるつもりです。パーティーはこの6/8を入れて年内あと2回しかやらないと思います。RPR、最高のパーティーでしたが、今回のこのパーティーも是非みなさん遊びに来て下さい!
『Beat In Me feat. Suciu』
Saturday 8 June 2019 @VENT
ー ROOM 1 ー
Suciu (Pressure Traxx / Romania)
RAHA (Beat In Me)
ー ROOM 2 ー
yama’ (Jammin’)
P-yan (ARTEMIS)
Keigo Koda (TLMR)
Sakai (KLEINE)
https://www.facebook.com/events/273388586938212/
もう来週の土曜日となりました。早いですね。前回ここでも既にご紹介していますが、次回のBeat In Meは、6/8(土)にルーマニア・シーンの超旬なアーティスト・Suciuを迎え、今回初めて青山Ventにて行います。日本ではまだその名前を知らない人の方が多いかと思います。ですが、ルーマニアの現地のシーンでは今まさにドンピシャのこのタイミング。既に数年前から、彼が生み出すその楽曲の数々は、ルーマニアだけでなくヨーロッパのシーンで非常に高い評価を得て来ました。アンダーグラウンドを地で行くその楽曲群を、まずは数曲聞いてみて下さい(前章で紹介したものとは違います)。
Suciu - Alt Ctrl [Tooloop001]
3年前にリリースされてからずっとUnknown名義で名前が伏せられており、ずっとこのアーティストは誰なんだ?自分が一番ヤバいと思う人の一人なんだが、、と思い続けてきたところ、つい最近にやってようやくこれがこのSuciuである事が明らかにされました。僕自身今でもしばしばかけ続けているキラー曲。そんな曲をずっとUnknownで名前を出さないでやってくるこの彼らのatittude。いわゆるコマーシャルなものと対極に位置するこのSuciuを今回呼ぶ事に対し、本当に自分自身楽しみでしょうがありません。
Suciu - Altundeva (Original Mix) [La Clap003]
decks等のサイトにpre orderのinfoが出てからリリースされるまで待つ事1年以上。ですがこちらもつい最近まで、その試聴する1分ちょいの中に、この曲の最たるキラーフレーズの部分が、あえて外されていました(*レーベルの方針か分かりませんが、最近になって試聴枠の中にそれも含まれるように変えられました)。要は、レコード屋で実際に曲を1曲通して聞いた人だけが分かるという風にしていたのではないかと僕は解釈しています。掘った者あるいは盤を実際に手にした者だけがこの曲の本当の神髄を知って、そこに辿り着いた人達に買って欲しい、というような思惑が多少なりとも彼らの中にあるように感じます。この点については、今回日本に来た時に聞いてみたいと思っています。向こうでは時間がなかったので。こう言った事の一つ一つも、僕がこのアーティストのファンである事の一因です。このVinylを実際に手にして最初から最後まで初めて通して聞いた時のあの驚きと異常な興奮。その瞬間、昨年僕が買った全Vinylの中でのTOP3入りとなりました。
Mixはやはりこれを。
Pressure Traxx at Robert Johnson
現地で今回のこのSuciuのBeat In Meへのブッキング、「ナイス目の付け所&タイミング」、とメチャメチャ多くの人から絶賛されています。自分でも本当に素晴らしいタイミングでのナイスチョイスと自画自賛しています。少しでも多くの “好きな人達” に来てもらいたい。ただ、確実にナイスブッキングであるものの、今回、日本のシーンにおいてはこれはチャレンジであるとも言えると思っています。そう簡単な夜ではないと思っているので、皆さん、どうぞ今回もサポートのほど、よろしくお願いします。是非いい日にしたい!
さて、今年の旅を始めます。サラッといきますね。
4/17
3/30のLIQUIDROOMを終えた2週間半後、成田を発ちました。今回の旅はいつもからするとあえて短めで、ちょうど4週間。行き先は前半2週間半をルーマニアへ。春のSunwavesはもちろんとして、その前後を首都Bucharestで過ごします。
そして後半は、去年も呼ばれてプレイしに行ったトルコのPrivate Villa Partyへ。去年は3時間のところを延長してなんと10時間半。計17時間ほど回し最高の結果を得た験のいいパーティーに今年も呼んでもらいました。こちらも去年に比べて他の出演者陣のメンツがいきなりすごくなっていて、すごくやり甲斐のある旅となりました。
成田から、イスタンブールを経由して、ブカレストへ!今回はSWの前のブカレストで、Vinyl Onlyのパーティーの話しを受けたので、レコードもたくさん持って行かなくてはならないので期間が短いとは言えやはり重い。
成田まで行く電車で、あまりの眠さでなんと乗り越し。空港行く時にあれは初めての経験だった。完全に危うい時間に入りかけたけれど奇跡的に盛り返し、何とか無事に済んでよかったが、危ないところだった。かなり余裕持って動いといてよかった。
出発前にして、去年9月から急に痛みが出だしてひと冬超した左足部分、とにかく左足が壊滅的に痛い。これまでで最も酷くなっている。古傷のある腰と言うよりも、横側とすねに。
機内では最初dinner食べてからは、最後まで寝続けてた。着くよというところで起こされたが、朝食来たのも全く気付かず9時間たっぷり寝れた。まだ足りないが。
今回乗り換えは、新設されたばかりのイスタンブール空港。何でも2028年だかに完成したら世界一の規模らしく、たしかに広くてきれいでよかったけれど、新しくできたばっか過ぎて、Priority CardのLoungeはまだできていなく、また空港Wifiも今故障中との事で使えず。国際空港でFree Wifiないとかきつかった。全然ダメ過ぎだったな。入管では、日本人と言ったらすぐに通してくれた。いまだに信頼されてるのか。。
ブカレストへは機内ガラガラ。4列一人で寝てたけど、本当に体の中の溜まってた疲れが吹き出し始めてるようだ。これはこの冬の東京から持ち越してる泥の疲れ。とにかく異常な眠気が続く。
ブカレスト無事に着いて、荷物取って最後外に出る時に、警察らしきのに呼び止められたが、前に居たやつらは別室連れていかれたようだが、ここでもwhere r u from? と言う問いにJapanと言ったら、行っていいよ、と。そうなの?. . . .
今回の部屋はここんとこいつもと同じエリアでこんなとこ。
でも建物の入口がなんとこんなでビックリ。でも後々、この入口自体も別に思ったより全然悪くはなかった。
部屋。いい感じ。
部屋からの眺め。目の前はコンサートホール。
翌日は俺から1日遅れで昨晩東京からブカレストに戻って来たばかりのPedroとDinner。Romanian Restaurantで、内装が面白い画のある、意味を聞いたらちょっとジプシーぽい意味の言葉だって。当然いいお店だったw
食後に彼らと別れ、Misbits Recordの仲のよいDragosが回してるというので、前からたまに行く市内のCafe Urbanistへ少し寄って帰る。去年もCostin達が回すからとCrihanと行ったところだ。
帰って家の中すごく暖かい。これはすごくいい。
0時過ぎからようやく3/30のRPR reportに手を付け始める。ずっとやる。ずっと。
翌日の昼過ぎて何とか書き終える。これでもこれは普段からするとすごく早く終わった方だ。mission complete. 他にもSuciuのflightとか、やる事はたくさんある。夕方やっと寝れた。
この日土曜日の夜は素晴らしいパーティーが俺を待っていてくれた。
GH 20.04: Emi / Kozo / Petre Inspirescu
https://www.facebook.com/events/399734094168592/
3週間前にLIQUIDROOMであの素晴らしい時間を共に作り上げたPetre Inspirescuが、旅の最初の週末にGuesthouseでのプレイが入っている。こういうのはホントもう神様に感謝的な行事。他のメンツ的にも、街の人達が居ればみんな集まるのは分かってる。本当にナイスだった。
また、この同じ日にRhadooはcdvでプレイしていた。SWの前にBerlinに行くという選択肢も、年によっては半分の確率である事。今回はこの翌週にこのブカレストでのDJも入っていたからここに居る事を選択していたので、この夜は3時半ぐらいからGuesthouseへ。ちょうどPedroも始めたとこで、少ししたらみんなたくさん来た。日本出る前から痛かった左足、だましだましやる。何とかもった。
海外のパーティーで本当に久しぶりに遊んだ。日本にちょうど6ヶ月も居続けたから、正直息は相当詰まってた。しかも今年はその間最初から最後までずっとパーティーの事やり続けてたから、なんか久しぶりに遊んだ感じだった。
Pedroは6時間やってKozoに交代。今日のKozo、ダンサブルでよかったな。午後1時くらいにこの日は帰った。パーティーはまだまだ続いてる。
深夜の近所。
さて、今回の一つ目のDJはこちらです。
https://www.facebook.com/events/339934716661524/
ブカレストのVinyl Shop「Misbits」にはいい感じのテラスがありたまにパーティーしているそうなんだけど、今回彼らがそこで3日連続で行う『3 Days of Vinyl Easter』というのに出演させてもらいました。4/23, 24, 25の3日間で、僕は好きな日を選んでいいよと言われていたので、25日はSunwavesに向かう日だったので、その前日24日にした。そして、この3日間のうち1日だけ配信が入るからと言われていて、それは最初初日と聞いていて安心していたのに結局僕の出る日に変更され、当日はLive配信も行う事に。今日はその初日で、翌日僕が回すのと同じ時間に友人でもある素晴らしいアーティストのTulbureが入っていたので、明日の下見も兼ねて行って来ました。今日はすごく寒かったなあ。久々に会う友達たくさん会えてよかったな。
夜はAlexandraと彼氏のAndreiと3人でdinnerに。すごく美味しいリブの店があるからと連れて行ってくれた。話しは弾んで楽しかったな。美味しいお肉をご馳走してもらいました。
入口入ってすぐにあった画面で何を言ってるかを説明してくれた。ルーマニアの何百万人が海外に働きに行ってしまっている事だった。この国では特に優秀な人材が国を出て海外に働きに行ってしまう。どこのお店に入っても従業員の人達の動きがどこも常に今一つなのはそのせいなのだ。
食後は家の近くで前からよく行くTea Cafeへ。ここはすごくいい感じ。彼らも気に入ってた。
翌日はDJの日。
俺の前のAlex Troubetzkoy。DJすごくよかった。上手いし曲全部カッコイイ。
去年ルーマニアで「Raha Selects: 6+1 Tracks」のインタビュー (https://www.4pe4.ro/playlists/raha-selects-61-tracks-from-the-90s-whose-videos-marked-the-street-dance-culture/) ←(これ面白いので一度是非サイト見て下さい!!是非!) をやってくれた4po4.roが配信やってた。この日の模様はこちらに映像がまだ残っているようなので、もし時間あったら見てみて下さい。選曲はよかったと思うが、Mixはボチボチ。日本出る前からこの1週間全く何も触らないで今日があったから少しキツかったかな。まあ結果はどうあれやってよかった。海外で初めてのVinyl setだ。
6時終わって続いてはJay Bliss。知ってる顔で、彼がJayだったのか。彼もまたDJ上手いわ。緩い1日で、でもこういうのはすごく楽しかったな。またやりたい。
その夜はControl Clubで「București Underground meets friends」のパーティーがあったので( https://www.facebook.com/events/2266534320293885/)、そこに併設されているレストランにご飯食べに行きがてらちょっと顔だけ出しに行った。このBucurești Undergroundはちょうど1年前の去年の春にPodcastも担当し、Sunwaves前に去年はEdenで行われたこのパーティーにも出ていたので。今年もギリギリ前日まで、時間空けるから出ないか?とオファーし続けてくれてたんだけど、その前のこのMisbitsのDJもあったしこの次の日には早起きして昼にはSunwavesに向かう車に乗らなくてはいけなかったので(何よりもう着いたその夜からあの殺人的スケジュールのSWが始まるので)、今回は出演はお断りしていた。
昨年アップしたそのPodcastはこちら。ありがたい事にかなり好評。
Bucuresti Underground011
Control Club
着いてすぐ、1Fテラスすごく混んでた。フロントで最初から分かってくれててwelcomeで嬉しい。
去年1年間そのキラー曲をいつも必ずプレイしていて、曲を送ってきてくれてたオーストラリアのVendaに初めて会えてよかった!
0時から始まった中のメインフロアーも人いっぱいでいい感じだったな。
(木)
さあ、翌日からはいよいよSunwaves25の始まりです。
昼には迎えの車が拾いに来てくれ、いよいよ会場であるMamaia Beachに出発。今日からスーパーハードな1週間の始まりです。前日ベッドに入ったのももう朝だったけど、なぜか今年もまたほぼ寝れなかった。SW前は毎年いつもこう。きっと遠足前の子供と一緒で興奮して寝れないんだろう。ともかく出発。
この日のドライバーDaniはSW来始めた初回の時から俺の事もお互いで知ってる人で、いつもすごくよくもしてくれるバックステージの入口とかもやってた人だった。お互い昔から好印象で、車内でも最初からずっと会話も切れず楽しい始まりだった。空港でSammy Deeらを乗せた車内は道中かなりエスカレート。パーティーに行く途中からものすごい盛り上がりで素晴らしいスタートが切れた。
みんなとのDinner後、休みたいところではあったけど、さっそく初日のSunwaves会場へ。2年前のMoscow Rodnyaでのgigの際に俺の事アテンドしてくれたGevorgが今年のStage4のスターターだったので。行ってよかった。
テント内はお客さんも適当に入っていて悪くない感じだった。それにしても今夜は寒い。今年は例年よりももっと寒い。完全防寒していってよかった。
もう一つのステージでは、おそらく会うのは10年ぶりぐらいであろうYaya、そしてRoustamも。Yaya、あれだけ会って無くてもちゃんと覚えてくれてて嬉しいな。それにしてもTシャツがウケる。
(金)
翌日は遅めの午後からもうパーティーを完全にスタート。
Sammy
Sammy, Margaretと言う流れから既にBerlin始め友達たくさん来ていて、思った通りこの昼間は楽しかった。
自分は最近はもう用事がある以外は居るべきstage4もしくは3のバックステージから外にはほぼ出ないんだけど、途中Food Courtに行く途中で、日本から来ていた若者達にバッタリ会ったり。今回、このSunwavesに日本からの知り合いが何と4, 5組来ていました。数年前には考えられなかった事ですね。このルーマニアのシーン、日本でも着実に広がっているようで嬉しいです。彼らみんな、ほぼ遭遇する事はありませんでしたが、どうやらそれぞれが素晴らしい時間を過ごしていたようです!
食事もしっかりして3時間ほど寝てから、本番開始。金曜夜中のStage3での[a:rpia:r]。このステージ23時のスタートのDubtilは完全にムリで、Dan Andreiのやってる後半から。
彼ら3人とっくに来てる。始まる前にRhadooが隣に来て、つい4週間前のLIQUIDROOMのパーティーの事たくさん話す。この時の内容が前回vol.98のRPRのパーティーのレポートの回で後から追記した部分。
こっちに戻ってから、LIQUIDROOMのパーティーがベストだった事をみんなに言いまくってるとw 彼らはこれまでもよかった時はいっつもそうしてくれる。日本人の俺らからして本当にamazingなパーティーだったのと彼らにも同じようにもしくは逆にそれ以上に最高だったらしい。あの本当にamazingだった過去1, 2回を含めても、今回がbestだったと思う、と。そして、おそらく、彼らの今年のbest setだったともまで。これほどの評価までとは思ってなかったから、本当に感激したし誇りを持った。「I proud of myself.」と言ったら、そしたら「We same.」と。今回は、Music、オーガナイズ側、クラブ、そしてそこに集うお客さん、と言う全ての要素がこの最高のパーティーを作り上げたんだ。だから僕達自身にとってもこの事はすごく誇りなんだよ、と。。彼のその言葉に涙さえ出そうになってそこで二人しばし抱擁を交わした後、今年の僕のSunwavesでの[a:rpia:r]のshowが始まった。
今年はいつも以上に各国の友達が数多く来ていた。Ibizaからもすごく大勢で来ていたな。今年のSWは去年よりも快適でいい気がする。
だが今日のshowの出来はまあまあぐらいだった。カレンダー的に今年はイースターの休日の重なり具合が非常に微妙で、たしかにこの日曜まではお客さん例年よりは少なかったと言うのも関係してたように思う。
最後はDubtilも加わってのb2で、昼頃に終了。
(土)
一方のStage4では、午前中からHerodotのb2bが始まっていた。そっちも盛況で、時々行き、RPR終わったらみんなで移動。Herodotのmixヤバかった。
ここのスープを毎日食べてた。
Alexandra途中まで聞いて午後一回戻り睡眠。
3時間ぐらい熟睡して夜7時戻る。行ったら割とみんな居て、人いっぱい。超いい感じだった。
Sonjaの途中から。
今日の彼女のプレイ、すごくよかった。全然コマーシャルにせず、本当によくみんな踊ってた。続いて21時からValentino。すごく楽しい時間だった。
3時間ぐらい寝て夜中5時くらいからStage3のRicardoへ。ちょうど始まったとこだった。しかし快適で最高なメンバーと居ると本当に時間が経つのが早く楽しい。Ricardoよかった。10時くらいからCraig Richardsとのb2b。8月のHoughton行きたいなあ。
(日)
ここは昼1時に終了。ステージに居た全員で既に始まっている4のVladaへ向かう。ZIPももう来てる。みんな居る。
Vlada超よかった。見る度に明らかにどんどんよくなっていってる。もう態度も。堂々としてる。
ここから午後3時からはZIP。その足元では、Ricardoはお客さん側からは全く見えないだろうが、実は自分のDJが終わったあとこっちに移動して来てからブースに座り込んでパーティーし続けている。このFesは、本当に有り得ないほど楽しい。
ずっと居たかったが、夜からはRhadoo。さすがに一度休まないとこのメインメニューが乗り切れないので、夜に入って一度休む。
部屋に戻って頭洗ってスープ飲んでたら寝落ち。気付いたらもう1時過ぎ。ヤバい、Rhadooに少し遅刻して行った。超盛り上がってる。ステージ入った側にみんないっぱい居た。何とRicardoもまだ居る。Festivalは、ここ、ずっとピークが続いている。
5時半ぐらいからDan Andreiに。すごくよかった。Mixはやはりさすがに上手い。
(月)
この日は7時間寝れた。ちょうどRareshが出かけるところだったので一緒に会場に戻る。
この辺りから3時間ぐらいTime Tableにdelayが出だし、Capの最後から聴けた。Ion Ludwigは今日もよかった。Rareshの時にはステージは古い人達ばかりになり、すごくいい雰囲気だった。
夜1:30からRaresh。人ピーク。跳ねたハウス多くかけてた。Rareshは延長して結局6時半ぐらいまで。5時過ぎぐらいからはPedroが横に来てた。
6時半Pedroスタート。4分打ちの曲のイメージ。ずっと踊ってた。か、ステージで座ってのってた。後半足がもうホントに痛くなったが、休みつつでも最後までずっと踊ってた。今日は軽やかにいい感じ。いい日だった。
Pedroは朝10時半終了。この時点で3時間半のdelayになっている。
(火)
帰ってホテルのレストランに行ったらちょうどSuciuとCharlieが朝食食べてた。ホントいつもこういう引きが強い。彼は今夜2時から。日本の事とかいっぱい話した。彼が日本の温泉ではtatooが入ってると入れないの?と聞いてきたから、日本の色々な観念が遅れ過ぎてる事話す。不思議そうだった。今度の日本、楽しんでもらいたいな。みなさん、6/8のBIM当日だけじゃなくても彼の事を見かけるかもしれないので、是非盛り上げて下さいね。
ここに来て、ホテルの部屋の冷蔵庫が実は電源が入ってなかった事に気付いたり。ホテルで普通有り得ないだろう。でもそれも見越して開けた時にもっと早くに着眼すればよかった。だから豆乳腐っちゃってたんだ。
6時間ぐらい寝れて、再び会場へ。しっかりとそのSuciuの1曲目から。夜中2-5 Suciu。
選曲今日は通して文句なしだった。一番欲しい感じのところをやってくれてた。去年、そのMixが一昨年より上手くなってて驚いたけど、今年はさらに技術が上がってて驚いた。すごく内容ある3時間だった。これは日本に自信を持って伝えられる!
6/8のBeat In Me、みんな是非遊びに来て下さい!
Beat In Me feat. Suciu
https://www.facebook.com/events/273388586938212/
(水)
続いて5-12でPraslea&Cezar。
これがものすごくよかった。去年よりも今年のは最高に息も合ってたし曲もバッチリだった。二人の回してる仕草の風格ももうだいぶすごい。Cezar、曲がブレイクになっちゃった時でも本当に落ち着いてるよ。
Prasleaとも2月の日本以来だから、話す事もいっぱいあった。
二人のプレイは素晴らしかった。今回のベストかも。このSuciuからのPraslea&Cezar、会心過ぎた。この日は前半DJの真後ろでほぼずっと座って体力もセーブしてゆっくりし、朝ぐらいから行動し出した。それがバッチリだったようで、踊りも絶好調に。二人のDJではステージで最後までずっといい感じで踊り続けてた。台に座ってたら隣にこのSWのボスが来て、この前のRPRのshow、彼ら本当に喜んでいた、としみじみ言ってくれた。気付いたら二人の取るリズムが全く同じグルーブでそれ続けてたらお互いすごく気持ちよく、彼しばらくずっと隣に居て二人でくっついて揺れてた。最高に楽しい1日だったな。
こういう事を通してもいつもながらにやはり思うのは、持論だが、やっぱり、ダンスミュージックは、最低そのグルーブを体で取れてなきゃ話しにならないと言う事。それを彼らと同じグルーブで取り感じながら体からも当たり前の事だけどそのグルーブが滲み出てくる、というのは当たり前過ぎるまず絶対不可欠な事だと思う。日本ではそれをものすごく多くの割合の人が全く疎かにし続けてきたように感じてきた。特にHIPHOPを止めて今のシーンに移って来てから。ここ最近になって、今の特に若い世代の人達、いい方向を向いてきていると思う。同じグルーブが取れない限り(取れてないって事はそのリズムが要は感じれてないって事だからね)、やはり同じ感覚を感じるところには辿り着かないよ、絶対に。今の人達(と言ってもまだごく一部だけれど)って見てると、たとえまだ同じグルーブには届いていなくても、見てすごく同じ感じを踊ろうとしているのがよく分かる。これはものすごくいい事だよ、そういったみんな!だんだんとその真似して取ろうとしてるリズム・グルーブも錬られて本物になっていくからね。それ続けてね!
二人のb2bは昼12時に終了。ここで一度帰り最後の数時間に戻って来ようと思ってたけど、Charlieの途中で離れる事はもうできなくなった。彼は知り合った最初の日から、本当にいいヤツだ。数年前にこのSWでちょっとの隙にそこに置いたウエストポーチを盗られてしまった時も、そこで呆然としている俺の話を聞いたこのCharlieとVlad Caiaの二人が親身に一緒になって一生懸命探してくれたのは一生忘れない。
しかし、このCharlieもどんどん上がって来てるなあ。SuciuとCharlieの二人は本当に急上昇している。嬉しい。
Praslea&Cezarの最後の方メロディックなブレイク有り目な曲で、交代したCharlieもそういうので繋ごうとしてちょっとなかなかmixも難しそうで、立ち上がりの前半は明らかに大変そうだった。あの二人のすごいプレイの後に回すのは大変なミッションだよ。
ちょっとトイレ行ったり少しFood行ったりして前半俺も落ち着きかけてたが、半分ぐらいからCharlieの曲調が今のに変わってカッコよくなり、俺もまたステージに戻り以後ずっと踊ってた。終了時間が18時と言う事なのでもうそのまま最後までいる事に。
最後は15時からClub MidiのMihai。彼は2年前のクローズの時もその時渡してた自分らのデモをかけてくれて(近日TBA!)それがFBで上がってたりと普段からいいイメージ。もうずっとそこに居っぱなしになった。Mihaiのプレイ、ものすごくよかった。あのスタイルは誰でもできるわけじゃない。
18時に終わるはずがCharlieに聞いたら21時に変更って。考えたらいつもの事だ。うかつだったけど、体力の配分を間違えた。18時からは二人のb2bが始まった。次に別のスタッフに聞いたら、24時だと。。この辺になってくるともう限界が近い。もしくは若干超えて来ている。だけれどもここまで居てもう帰るわけにはいかない。ただ、だんだん疲労困憊から英語が分からなくなってきて、加えてこの爆音の中ステージに居続けてるので耳がおかしくなってきた。これは左耳、悪化するわけだわ。
24時まではさすがにもうどうしようかなと思ってたが、21, 2時ぐらいからいつも居る顔触れも戻って来て、最後やはり古株がステージに多くなってきて再び面白くなってきた。結局最後、23時に何かでいきなり電気が落ちて音が止まった。24時までのはずだったけど、1時間ほど早く終わった。3, 4年か前と同じパターンだな。ともかくfestivalはこれにて終了となった。最初から最後まで、完走した。
数時間寝て半分ぐらい回復。夜はもう部屋でのアフターパーティーとかは止めといた。また朝方寝落ちしてた。でも、ここのところ、疲れてる時やパーティーした後は、起きてからだけじゃなく寝る前にストレッチする事を始めた。それがすごくよくて、起きると疲れも半分取れてた。
この時点でなんと帰りの車がまだ確定していなかった。彼らも100%大丈夫だからと言ってたけど最後の方で色々予期せぬ事も起きて
ドライバーの人達が疲れ過ぎてもう動けなくなってたw 結局でもこういう時でもfriendshipのおかげで無事に帰宅へ。さようならママイア!またすぐ次回に!
Guesthouseスタッフの友達。乗せてってくれてありがとう!助かりました!
途中いつもみんなが寄る高速途中のガソリンスタンドでタイミングよく色んな人が到着。昨夜最後までフロアーの責任を負ってたMihaiとも最後に1枚。本当にありがとう!
そしてこの出発前の朝には、明日の夜ブカレストのよく行ってるUrbanistで回せる?って連絡が入り、疲れてはもちろんいるだろうけど明日急遽DJが1本入りました。翌週はトルコでのロングプレイだから、その前に手慣らしで1回入れておけるのはいいだろう。
帰りは早かった。正味2時間半で着いた。夜は今回初めていつもお世話になっている和食のYuki Restaurantへ。生き返りましたw
少し散歩してから帰る。あの辺はやはり感じがすごくいい。
翌日、疲れ泥のように出て来てる。完全に睡眠が足りてなく必要だ。
今夜の
20時からスタート。疲れ過ぎてて、最初のうち、次にかける曲が久しぶりに全然浮かんで来なかった。でも、硬軟織り交ぜて、Mixは時折危うかったが選曲と流れ自体は何かよかったみたいだ。20時の時点で人あまり居なかったのが、21時にはかなり来てたと思う。友達すごくたくさん来てくれた。すごく嬉しかったな。今日の、SW後で、仲間が担当の日のパーティーでのUrbanist。これ、大正解だったな。
プレイは、お店のスタッフにも、そしてお店のオーナーにもすごく褒められた。オーナー、2ヶ月に1回ぐらいしかここで回すDJ聞かないって。その人が最初から何と最後まで居て聞いてた。他の人に言われたけどこれすごい事なんだって。何だかプレイはすごくよかったみたいだ。Mixはもっと頑張ろう。
最後も完璧なFade Outで美しく終わった。音止まって、全員から大きな拍手をもらった。ありがたいな。
今日のこれは、WAHAのdeep stageのproduceもしてる人のパーティー。彼とWAHAの事も話したが、今年は去年来たWAHAのDJのオファー来なかったけど、「機会を多く人に」、みたいな事言ってたからやっぱりそうなんだな。プレイがよくなかったから、ではなくてよかったw
無事にプレイを終えた後、今日はまっすぐ帰ろうと思ってたが、いつもよく面倒見てくれたりする友達のバースデーで近くのクラブSUBTERANへ行こうと誘われ、それは行かないと、とそこに居る全員で一緒に行く。
途中の「国民の館」。昔圧政を敷いていたチャウシェスクが建てた巨大宮殿で、世界中の官庁などの建物のなかでは、ペンタゴンに次ぐ規模。
1年ぐらいの新しいクラブで、中すっごくカッコよかった。こういう感じのクラブが日本には見当たらない。きれいに、新しく。。
今夜は軽めで退散。
翌日はブカレストで行き付けのマッサージへ。やっと来れた。今日の施術はものすごくよかった。強さも、ポイントも、やって欲しい感じも全てがほぼperfectだった。だいぶ回復した感じ。
ルーマニアでも走ってるのを発見。スペインの自動車メーカーが出しているIBIZA。何度も言うけどスペインの人は「イビザ」なんて言わないよ。スペイン語には「ザ行」がないのが特徴なので。「東京」だって例えば中国とかの他の国で、そこの言葉でそう発音するからってものすごくたくさんの人が平然と「トウギョウ」と呼び続けてたら、それは代々続く東京生まれとしては「なんかなあ。。」と思うよ。東京が本当の生まれ故郷でない人はもしかしたらそんなに嫌には感じないのかもしれないね。イビサも一緒なんじゃないの?と何年も何年も前から言ってる。昔これを島で掘り下げて、何人かの島のローカルのおばあちゃん達に実際聞いて回ったけれど、「私たちの言葉自体に “ザ” という発音がないのだけどねえ。。」と、みんな本当にどこか悲しそうだったよ。少なくともそれを話している時、楽しそうとは確実に違う感じだった。少なくともこのブログ読んでくれてる人達には、そう言ったのを大切な事だと思う側で居て欲しい。
https://corecars.jp/seat-ibiza-cupra-import
https://umasukespanish.hatenablog.com/entry/2018/03/19/220158
Cisumigiu Parkを散歩。すごくいい時間。
土曜日で子供連れや人がいっぱい。
夜はなぜか最初から今日はお寿司が食べたいと思っていて、家の近くのEdo Sushiへ。ブカレストの寿司屋、最初から全く期待はしてないけど、ここはTrip Advisorとかですごくいい評価が付いてる。果たして。。
店の内装とかすごくいい。だけど最初から何か揺れてて地震かなと思うぐらい。建物が安過ぎて、車が通るともちろん、従業員が静かに歩くだけでも揺れている。これは最初から驚かされた。
8 peaceの寿司。30分以上かけて到着。これが意外にも、、寿司は美味かった。握りがしっかりしていて崩れない。これが海外でまず驚き。ネタもいい。これはよかった。
そして何故か無性にラーメンも頼みたくなり、寿司の途中で来たラーメンも一緒に食べる。寿司とラーメンを同時に交互に食べるのは生まれて初めての経験だった。だからなのか、いや、そうでなくても、このラーメンは麺がダメだった。全く安い蕎麦みたいな麺。他はよく、特に中半熟の味付け卵が美味かった。
この日は土曜日で、GuesthouseでPlayedby Label Nightやってた。毎年SW後のこのタイミングなんだな。よくスケジュール見たら、毎年いつ何があるってだいたい同じみたいだ。
Playedby Label Night: Charlie / Ohm Hourani / Sublee / Suciu
Suciuがまたしてもタイミングよくブッキングされてたから行ったけど、もうこの日は彼の時間だけにする。あさって月曜日朝には次の目的地トルコに向かう事になっているのもあり。
彼は朝8時からと言う事で、それに合わせて出勤。SW後のそんな時間だけど、まだ人ボチボチ居た。Suciuはその前、昨夜食べたものが悪かったのか体調崩してたと聞いてたが、普通にいい感じでやってて感心した。
仲のいい友達もそこそこ来てて、いい感じの日だった。今日は行ってよかった。
Suciuは10時半ぐらいから他の人Charlie, Sableeとのb2bになった。最後に彼とも6月の事少し話し、もう明日の出発まで20時間切ってるから、昼12時前にみんなに別れを告げて帰った。さようなら、みんな。次の時まで。
家帰って余ってる食べ物片付けていく。日本から持って来てた塩ラーメン作って食べる。もういよいよここブカレストともしばらくのお別れだ。
夕方から4時間ぐらい寝て後はずっとpackin’。結局朝までかかり、もう出発の時間に。
さあ、次の目的地はトルコで残りあと9日間。あさってからはPrivate Partyのある場所へ飛行機で移動して1週間過ごすが、その前に2泊だけ完全な観光を!行き先は、意外にもこれまで行った事がなかったIstanbulです!楽しみだ~!
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