3/9 (水)
みなさんお元気ですか? 2015秋のヨーロッパツアーのレポート、最後にあと1回ブカレスト編を残していますが、それに行く前に今回は、先日2/13に恵比寿LIQUIDROOMで行われた、あの本当に最高だったBeat In Meのパーティーレポートを挟ませてもらおうと思います。
最初に言っておくと、あれは本当に最高のパーティーになった。音(Rhadoo筆頭に全員)、映像(これが本当にヤバかった。今回の大当たり)、雰囲気、客入りなど、様々な面そしてトータルにおいて、まずそうは出会えない素晴らしいパーティーとなりました。このLIQUIDROOMでやらせてもらうのは去年4/4のあのRPR SOUNDSYSTEMに続いて2回目。どちらもよい結果を残せて本当によかったw
今回のこのパーティーの構想をRhadooに持ちかけたのは去年9月のイビサ。そしてその時に、今回は彼らの映像面を支えているDREAMREC VJを一緒に呼んでしないか、と言われた。その辺のくだりは『vol.60』で書いているので読んで欲しい。
http://www.clubberia.com/ja/features/feature-91-ibiza-through-rahaseyes/60.php
ともかく今回は事の始まりはまずこの僕の50才の超記念の区切りのバースデーありき。それには、今回のバースデーに関しては、一番の人に来てもらうしかないだろうと。そっから始まっている。それが、映像も呼ぼうという事になり、なんだか気付くと始めの構想よりも次第に大事(おおごと)になっていたw 予想の予算は、確実に頭を超えちゃっていた。
が、、、結論から言うと、このプランも今回本当に大成功だった。事前のやり取りや準備、大変だったけどみんなで頑張った甲斐があった。やって本当によかった。今回これでまた一つ大きな階段を上れたのではないかと思う。一つ上の事に挑戦する姿勢が打ち出せて且つそれを大成功という形で乗り越える事ができた。僕たちにとって、本当に大きな意味を持つ回となった。
では、今回のこのツアーを簡単に振り返ってレポートしてみよう。(いつものように全く簡単ではなくなってしまったがww。。)
Beat In Me feat. Rhadoo with Dreamrec VJ
~ RAHA 50th Birthday Bash ~
@LIQUIDROOM
SATURDAY 13 FEB 2016
ー 1F MAIN ー
Rhadoo [a:rpia:r]
RAHA (Beat In Me)
Dreamrec VJ (Ro, Sunrise)
ー 2F LIQUID LOFT ー
TRESVIBES SOUNDSYSTEM
P-YAN & Yasu (Artemis)
ここLIQUIDROOMでパーティーをやるのは今回で2回目。前回はあの歴史に残る名パーティーとなった昨年4/4の『RPR SOUNDSYSTEM @LIQUIDROOM』だ。前回のあのパーティーの準備の大変さは過去最大の部類だった。今回はパーティーの規模で言うと前回の1/2強ぐらいであろうと予想していたから、そこまでではないものの、やはりものすごく大変だった。中でも何がと言って、とにかく当日ギリギリまで一番大変なのは映像関係だった。
自分としては映像は素人。[a:rpia:r]のVJを呼ぶ事にはなったものの、さてどうすれば、と思案していた。
そこに名乗り出てきてくれたのがREALROCKDESIGNだった。数々のフェスやクラブでの実績で、今やその名前を耳にしたことのないクラブの常連はいないであろうこのプロフェッショナルな映像集団が、今回のこの企画の内容とその意義に興味と意味を感じてくれ、パーティー後まで、以後最大限のサポートをして頂いた。今回のパーティーは、心意気から来る彼らのこのサポートがなかったら成立する事はおよそ不可能であった事を御礼とともに記しておきたい。
何回もミーティングw
パーティー2週間前には、先方のVJ Silviu(Dreamrec)と日本側スタッフの間でのskypeミーティングも実現。これが大きかった。
日本側映像スタッフによる事前の現場確認は3度に亘って行われた。
前回同様にLIQUIDROOMの協力体制も万全。長い事かけて、さあ、いよいよパーティーに向けての準備は整いました。
2/10(水)、Rhadoo & Dreamrec VJ無事に来日。
ふとした偶然で代官山で見つけた本格コーヒーショップに彼の大のお気に入りのメニューが。以後、彼は毎朝必ずここに通う事になります。
夜はリキッドでVJ現場チェック。日本側スタッフも勢揃いしてくれ、彼ら出演者も現場を実際に見ての最終確認。ここまで来ればもう安心だ。ただ、あと最後に残った大きな関門が当日のセッティング時間。これは大きい関門だった。リキッドルームはライブハウス。土曜の早い時間の夜には、ライブが行われているのだ。それが終わって前の人達がはけてから初めてこちらの仕込みに入る事ができる。あとは時間との勝負。幸いな事にこの日のライブは普段より少し早く終了するとの事で、そこからメインルームオープンの0時まで、果たして全てのセッティングが終わるのかどうか、これはもう神に祈るしかなかった。ともあれ事前の準備は万全。当日が本当に楽しみになって来た。
翌日はDOMMUNE。今回はこのDOMMUNEも、音と映像のコラボレーションにしようと前々から話していた。宇川さんにも快く協力して頂き、夕方のセッティング&打ち合わせを経て、さあ、本番へ!
前のDJの人も30分押し、そこから機材チェンジと映像のセッティングにちょっと時間がかかってしまい、結局22時、本番スタート!
まず最初の1時間半はいつものように僕。気付くと今回でDOMMUNE出演は11回目。最初の時からなかったが、もう緊張とかはほぼない。
今日は人ものすごく来てた。予約だけで25人だった。スタジオ俺の時から既にパンパン。あがった。
この日はほぼほぼレコードでプレイ。ところどころガタつくところもあったもののw、いいプレイができたと思う。このプレイはこちらに上げてあるので、よかったらお時間ある時にでも是非聴いてみて下さいね。
16.02.11 RAHA@DOMMUNE
続いてRhadoo。かける曲かける曲激ヤバ。普通で見るとこう普通にやっているんだが、
この日のDOMMUNEの映像で見ると、
こんなふうで
またこんなふうで
またこんな感じに
とにかくこの2人のコラボレーションのヤバさは異常だった。Rhadooのいつもよりもややハウシーに思えたプレイはずっとdeepで低空なグルーブをキープし続け、それにこのDreamrecの映像が絡む様は、これまで見た事のない感情を見る側に与えるに充分だった。ヤバイですね。知り合いも知り合いでない人も、口々にそう言った。DOMMUNE視聴者のレスコメントからもそれははっきりと感じ取れ、明日の神戸、そしてあさっての自分達の本番LIQUIDROOMへの期待はいやがおうにも高まっていくのであった。
1時半ぐらいに放送は終了。いやあいいライブでした!
もうその日のうちにYouTubeにこの日の映像が上がってしまいましたね。多くの人に素晴らしさを知ってもらいたい気持ちがあるのでリンク先紹介しておきます。
https://www.youtube.com/watch?v=-iVxpwuBO80&feature=youtu.be
翌日はRhadooは神戸Troop Cafeへ。我々は翌日のリキッドルームへの準備です。
このTroopも、本当に素晴らしいパーティーになったようです。本当によかった。
この日はさすがに早くベッドに。
昨日ぐらいから、リストの連絡とその数今回ハンパない。明日が本当に楽しみだ!
ただ天気が今見たら少し雨付いてる!少しだけだけど。果たして大丈夫か?
2/13土曜日。いよいよパーティー当日だ。この日は久しぶりによく寝た。11時間以上寝て、今夜に向けて体調は万全だ。
Rhadooも夜神戸から戻って来て、元気そう。よかった。神戸のパーティーもすごくよかったよ、と。いやあよかった。
夜。LIQUIDROOM。俺はVJ Silviuを連れて20時から仕込みで現場入り。このオープン前の映像の仕込みが時間内に終わるのかどうかが、この日のパーティーの成功の可否のまず第一関門だった。LIQUIDROOMの全スタッフ、映像関係全スタッフ、全員がこの仕込みの部分がまずキモである事を百も承知。見ていて、本当に全力を出して巻いて作業してくれているのが誰の目にも分かった。本当にありがたく、素晴らしい光景だった。あれを見て、今夜のパーティーがまずはバイブスの部分で素晴らしい方向に必ず行くというのは強く感じた。
僕はこの部分では手伝える事がほぼなく、逆に自分の事の最終チェックに時間を費やす事ができてよかった。Discountのリストの連絡も依然としてハンパなく来続けてたし。
ここで少しそれるが、リストの事になったので一言書いておく。リスト希望のメールというのは、"急に行ける事になったから今から行くから~!"、というような場合を除いて、もうパーティー始まる直前、もしくは始まってからではなく、余裕を持ってもっと早くに送っておくものだよと言う事。リストの連絡はオープンぎりぎりとかでなく、もっと早くにするようにしましょう~。もうビギナーじゃないでしょ、さすがにみんな。ましてやDJ始まってもうリキッドのメインで回してる最中にメールもらってもどうにもできないからねーww。
さて戻ります。
主に映像関連のセッティングの進行と並行して途中からメインフロアーのサウンドチェックを入念に行う。初めての場だから最初なかなか慣れるまで時間を要したが、何とか大丈夫だ。
当日スタッフとの最終ミーティング。唯一の誤算は、やはりこのパーティー、スタッフが少な過ぎた。必要最小限以下の最少でやってきてたから、当日もあまりにもギリギリ過ぎた。
当日入ってもらったメンバーとも連携を最終確認。
ただ、パーティーの規模に対してスタッフの人数は少なかったが、今回この当日までしっかり関わってくれたメンバーに関して言うと、裏方の人含めて全ての人が本当にパーティーを盛り立てようと力を発揮してくれた人しか居なかった。みんなの気持ちが一つのベクトルで向いているのを感じた。これは本当によかった。これがパーティーにものすごいいいバイブスを生み出す一つの要因にもなった。本当にありがたい限りでした。みんなにありがとうございましたと言いたい。
映像関連のセッティング、奇跡的にものすごく早い進行でなんと予定よりもだいぶ早く完了する事ができていた。スタッフさん達の必死に動いてくれている姿も、見ていて本当に感じ入るところあった。必ず今夜は最高の夜にするぞと心で呟いた。ともあれ最大のポイントと言われていた映像セッティングも無事に完了。
さあ、メインフロアーの準備も整った。
予定通り、23:30、2F FLOORからオープン!
2FのDJはまずはP-YANとYasuから。
上のフロアーはミキサーはRANEのロータリーを使用していました。
さあ、下のメインフロアーは30分遅い24:00からオープン。ところが、この最後の20分ぐらいで、起こりえないイレギュラーなアクシデントが連発し、その対応で気分はガタガタ。パーティーは生き物だからいつも色んな事が起きるのはよくある事だが、それにしてもこの日はこれまででもかなり最悪な部類の精神状況から、でもスタート。うん、仕方がない。こっからはもうやるしかないんだから!
その精神状況を反映するかのように、1曲目からレコードの(この日はいけるところまでレコードで行こうと決めてた)針落としたらなんとかけたかったのと違う曲がかかって笑った。モニタリングもちろんしてたはずなのにね。。と言っても1曲目でも別に大丈夫な曲だったから周りは分からないだろうけど、実は自分だけ苦笑してた。余裕のないのはホントいかんよね。いかなる時でも。分かっちゃいるけど。
この日のパーティーを大成功させられるかどうかの、一つの大きな責任は、まず俺のプレイにあった。Rhadooの前の2時間半、フロアーとお客さんをどういう状態にしておいて彼に引き渡すかと言う事は、ムチャクチャ重要だった。メインのゲストは間違いがない人で、プレイ自体にも何の不安もない、まあ今夜も最高のプレイをしてくれるだろう。
だけど、パーティーにおいてものすごく重要なのはフロントアクトの役割。俺が自分の役割を理解した上で且つその場のパーティーの雰囲気を感じ取ってその場に臨機応変に対応もしたいいプレイができれば、その後の彼の素晴らしいプレイはさらによく伝わるであろう。いい形でフロアーを少しずつ暖めて行く事が重要だった。
焦らず、ゆっくりと。フロアーの空気感を見ながら。全くいい精神状態でスタートできたわけではなかったので、最初はとにかく自分の世界観を自分に纏わせていく事に専念した。最初のうち音の環境に慣れ切れずなかなかMixしずらいところもあったが、徐々に馴染んで来た。最初の1時間ぐらいは手応え的に手探りな感じもあったが、時々言いに来てくれた仲間の声によるとどうやら悪くないらしい。徐々にペースを掴む。まあ落ち着きはしっかりしてやれてた。
2時間半というのはまあそこそこ。そこまで長くもないが決して短くはない。が、キリよく3時間というのよりもやはり短い。そこのところなのか、最初からずっと結構なローテンションで引っ張っていって、ふと時計を見たらあと40分。あ、ヤベ、ちょっとだけ長く引っ張り過ぎたかなと思った。イメージでは残り1時間ぐらいでちょっと展開入れてこうと思ってたから。
まあそっからちょいちょい意図的に上向きにしていき、後で聞いたらまあどうやらあれぐらいじらして引っ張って正解だったという声も多数。ともあれそこらへんからちょっとフロアーに動きを入れ出してみた。
結果、まあいいプレイできたのではないかと自分で思います。もちろんもっとよくできたというもう一つの思いもあり、さらにもう少しできたかもとも実際思うけど、まああんな感じで悪くなかったのではと思います。実際DOMMUNEもだけど、彼ら2人にはすっごく褒められたから。今日のDJ、自分ではよく分からなかったけど、でも後半は確実によかったと思う。当日聴いて踊ってくれた人、ありがとうございました! とにかくプレイは最高に楽しかったです!
さあ、そしていよいよ真打ちRhadooの登場。会場全体がワクワクする感じ、あのフロアーの上からでも感じ取る事ができた。
もう心配ない。あとはRhadooがものすごくカッコ良くやってくれる。大きな肩の荷が下りたww
会場はどうやらすごく混んでてくれたようだった。DJ終わってゆっくりフロアー見渡すとたしかに人もたしかにいっぱい居る。店内の雰囲気もどうやら最高との報告。よかった。DJ首尾良く終わったのと合わさって、安堵の気持ちが広がる。
そして、、Bar Loungeに出ると、なんとものすごいお出迎えが!
そう、バースデーのお祝いだ。昔1年中毎週遊んでいた仲間達や、それこそ30年前につるんでた仲間や先輩までもがこの日のために駆け付けてくれていた。本当にありがたい話しだった。
1F Loungeを使ってバースデー乾杯。知り合いでなく普通に来ていた方達、お騒がせしました!
ケーキも! オオツキ頑張ってくれてたw
昔懐かしい仲間と
もっと昔の仲間や先輩
いやあ来てくれてビックリ。同級のスケシンくんです。
2Fのフロアーも実にいい感じでした。
TRESVIBES SOUNDSYSTEMの3人 (Satoshi Otsuki, PI-GE, Kikiorix)
それまでパーティーに没頭してたから知らなかったが、見ると外はなんと結構な大雨。これ、12時ぐらいから降り始めてたって。なんと。。それで風が台風並みに吹いてたりする。これでよくこんなにたくさんの人来てくれたなあと正直思った。Rhadooに関係なく俺のバースデーで今回50になるからと律儀に来てくれた人には本当に本当に感謝。心折れてなのかこの日辿り着けなかった人もたくさん居たからね。
そして、やはりRhadooへの支持は強固で揺るぎないと痛感した。今来てるこの人達は、仮に雪が降ってきてたとしても何とかして今日のパーティーに絶対来るだろうなという人達ばかりに見えた。本当に今、今日かかっているこの音楽が、そして出演しているアーティストが好きで来てくれているんだなというのを強く感じ、すっごく嬉しい気持ちになった。そういう人達がこれだけ集まってる今日このパーティー、それは最高の雰囲気になるわけだわ、と納得した。
さて、フロアーに戻る。Rhadoo。相変わらず一定のグルーブをキープ。一定以上からは上空に行かない低空を飛行し続けてくれている。フロアーもずっといっぱい。客層もいい。ものすごくいい感じだ。
そしてこのパーティーをさらに別次元へと引き上げていたのは紛れもなくこのDreamrec VJの仕業だった。
会う人会う人が口々に映像ヤバ過ぎると言ってくる。たしかにこの日のLIQUIDROOMは、それまであそこで自分は見た事感じた事がないような空間になっていたのではないかと思う。本当に素晴らしく、異空間だった。ただ単に映像が "すごい" と言うのは、テクノのパーティーやフェスでも時折体験できる。だけど僕の意見としては、それは時として自分にとってはどぎつ過ぎたりシャキシャキし過ぎてたりという事が非常に多く、一晩通して体験するには逆にtoo muchな効果になってしまっていると感じる事がある。
この日のVJは全く違う性質のものだった。詳しい話しは、この後に上げる僕のFBコメントやRA Reviewなどで読めるので割愛。とにかく、[a:rpia:r]のオフィシャルVJにふさわしい内容、質感のビィジュアルが一晩通してそこに展開された。DJ真後ろの壁面全体と、ダンスフロアーの左右3面だ。僕らのパーティーの前にやっている土曜のライブ公演終了を待っての転換設置時間、予算、建物の構造上の話し、等の持ち条件の上限の中で出来得るベストの事。それがあの日のあれだった。あれを実現してくれたREALROCKDESIGN, 岡田さん、LIQUIDROOMのみなさん、本当のプロの素晴らしい仕事をありがとうございました。
あれが[a:rpia:r]。日本のみんなはあのビジュアル見た事あり得ないだろうし、リキッドルームにあの大雨と強風の中来てくれた人、ホントよかった。俺の事を言うと実はもう何回も見てる。少なくともSUNWAVESでは毎回やってるわけだし、LondonのHOMEやIbizaのNext Waveでもご一緒してる。だけど、今回の映像は特別だった。機材や撮影条件の違いなどもあるんだろうな。今まで見てきた中で特に素晴らしいと感じた。
ここに彼の出したその映像をいくつか。
この日来てくれてたお客さん、みな音楽好きで遊びもきれい。本当にナイスなお客さん達でした!
元AIRスタッフのみんなも遊びに来てくれて嬉しい! ありがとう!
パーティーは最後までフロアーが活気が途切れる事なく、多くの人が最後の瞬間までフロアーを埋め尽くしていた。
そしてRhadooは予定通り7時半に着地した。いつも通り、最後まで素晴らしいフロアーだった。
今夜も素晴らしい旅をさせてくれてありがとう。これは、音と色々な事に感謝してたんだと思う。
こうして、この日のパーティーは幕を閉じた。去年のRPRにひけを取らない、本当に本当に素晴らしい夜だったと思う。
最後にもう一度、今回関わって下さった全ての方々に心からお礼を申し上げたいと思う。
おかげで最高の夜にする事ができました。本当にありがとうございました!
このパーティーのレビューがResident Advisorで書かれています。いいレビューで嬉しい!
いい事書かれているのでみなさん是非お読み下さい! Photo Galleryも!
「Review」
http://jp.residentadvisor.net/review-view.aspx?id=18567
「Photo Gallery」
http://jp.residentadvisor.net/photo.aspx?set=45664&i=bimlow-131
また、このclubberiaでも写真が上がっています! こちらでどうぞ!
「Reports」
http://www.clubberia.com/ja/reports/2208-Beat-In-Me-feat-Rhadoo-with-Dreamrec-VJ-RAHA-50th-Birthday-Bash/
下の一番最後にパーティー翌々日のFacebookコメントをアップしておきますね。
あと、この僕のパーティー『Beat In Me』のFacebookページ、Twitterのアカウントを作りました。よかったら是非フォローしておいてもらえると嬉しいです。
Facebook: https://www.facebook.com/beatinme/
Twitter: Beat In Me @BeatInMe1
おまけでもしよろしければ僕のFacebook Artist Pageもwww
RAHA, Tokyo, Japan
https://www.facebook.com/RAHA-Tokyo-Japan-727923453927980/
そして最後のコメントに行く前に、一つだけパーティーの告知をさせておいて下さい。
パーティーと言っても普通にやってるパーティーとは少しニュアンスが違うところもあるんですが、実は知ってる人は知っていますが、毎週月曜日渋谷の小箱 EN-SOFで、その空間を自分の家のリビングルームのような感覚で自由に実験的な感じでDJを楽しむDJ会を行っているんです。 http://en-sof.jp/
名付けて『welcometomyroom』。なんだかんだで毎週月曜日、僕が日本に居る限りは1年間続けてきてます。おかげで自分の中の音に対する色んな感じ方も成長できている部分が強いと思います。パーティーと言うより気楽なCafe的な感じで捉えてもらって、月曜の早い夜にもし渋谷に居るようでしたら是非一度寄ってみて下さい。基本早い時間だけなんで。この日は自分の独断のみの音楽を端からかけてますので。人によっては逆に以外と楽しいかもしれないですね。音楽を好きな人達同士が、人も多くバタバタしている週末ではなかなかゆっくりできない交流をしたり、また交流を広げたりという場を作りたいなあという理念もあります。アーティストの人も多いので、前の晩に家で作った曲を持って来て、現場での鳴りを聞きたいと言って作り立ての曲をよくかけたりもしてますね。音楽もあまり離れた事にはもちろんなりませんが、ルーマニアンに限らず色々かけて聴いているので色んな音の人が立ち寄ってくれると本当は嬉しいんです。
4月の上旬から僕がまたヨーロッパに行き始めます。忍耐と修練の冬が終わりサマーシーズンが始まります。そうしたら、行ったり来たりではありますが、10月末までの7ヶ月弱の間で日本には恐らく2ヶ月ちょっとしか居れないサイクルに入ると思います。このブログを読んでくれてる方はご存知のように毎年そうなので。僕が不在の間は仲間達が週替わりでこのパーティーの留守を守ってくれてると思います。なので4月の出国前まで僕が居るこの月曜会はあと4回ぐらいしかないと思いますので、それまで是非みなさん一度と言わず数回顔を出してもらえると嬉しい限りです。サポートどうぞよろしくお願いします。
『メチャメチャいいサウンドシステムのある友達の家のリビングルーム" と捉えて、しかも個人レベルの家ではまず不可能なばかでかい音量でかけたい曲を超試験的にかけて自分達が楽しみ同時に研究もするという、自分達の欲求のための自由なコンセプトの日です。これが意外と非常に楽しい。少しずつジワジワときてます。みんな是非気軽に遊びに来て下さい :)
この日の楽しみ方のコツとしては、パーティーに行く、と思ってはいけませんww 過剰に期待せず人ん家に軽く行く感じで来てもらえると実に満足できますw もちろん一見さんでも何でもwelcomeです。フリーエントランス(最初の1杯目は1,000円)なので、みなさん是非お気軽にお立ち寄り頂き、音楽の情報交換をしたりと自由に交流して下さい!
20時くらいから音かけ始めます。終わりは、残っているお客さん次第でもう少し深くまでやる事もありますが、基本的にはだいたい終電24時過ぎぐらいまでの予定でやっているので、平日だしサクッと軽めに寄ってもらえればです。お時間ある方いい音聴きに&踊りにそして交流しに来て下さい。待ってます! (お菓子持参歓迎/チョコ以外の甘くないのもアリ)』
ではまた次のダンスフロアーで会いましょう! 次回のRAHA's eyesはいよいよ昨年の総決算、10月の最後のBucharest編をアップします! お楽しみに!
(2/16 RAHA Facebookより引用)
【2/13(土) Beat In Me feat. Rhadoo with Dreamrec VJ ~ RAHA 50th Birthday Bash ~ @LIQUIDROOM】
(Japanese then English)
thanks for coming to the party and birthday wished!!
土曜日のLIQUIDROOMでのパーティーに来て頂いたみなさん、本当にどうもありがとうございました。また同時に、今回のこのパーティーを開催するにあたってご協力頂いた関係者各位含む全ての方々に、心からの御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
パーティーの報告を致しますと、正直本当に最高のパーティーになったと思います。
僕は早い時間からずっと中に居たので分かりませんでしたが、気付くと夜中には結構な雨と春一番による強い風が吹くBad Condition(苦笑)。それにも関わらず、その中で本当にたくさんのお客さんに来て頂き感謝致します。
メインフロアーの事を言うと、僕がDJしている途中からもうお客さんが埋まってきてるのが分かり、交代の2時半近くにはもうフロアーばっちりな状態でしたね。フロアーの雰囲気もとてもよく、自分のDJもバッチリ楽しんでやる事ができました。いつもサポートしてくれるみんな、ありがとう!
そしてみんなのお待ちかねRhadoo、この日も本当に素晴らしかった。ステージに居るとみんなのもう待ち構えていた感じがあそこまで伝わって来るんだけど、彼はその期待にさらにプラスの上澄みを乗せてお客さんに返していってくれた。彼の独特なあの音の重ね方から生み出されるあの永久に続くんではないかという黒く厚い低空なグルーブ。そして同時にあのたたずまい。本当にこのジャンルには必要なもの以外の余計なものはいらないなあと、彼ら[a:rpia:r]を通して教えられてきている必要な事を改めて実感する。
そして彼の音楽と同じくらい素晴らしかったのはDreamrec VJの映像だ。これは本当に素晴らしかった。テクノテクノした映像のタイプとは違い、彼らルーマニアのアンダーグラウンドの部分がジプシーの趣を併せ持ち、そしてDreamrec自身が大いにサイケデリックトランスの影響もその根に併せ持つ事を実感させるその映像センスは、この日のLIQUIDROOMに通常のパーティーとは確実に違う世界観をもたらしていた。DOMMUNEも合わせて見た人はよく分かるであろう。この日のLIQUIDROOMは、彼のこの映像の世界観が完全に支配していた。
今回自分のスペシャルなバースデーを兼ねた特別なパーティーをLIQUIDROOMで開催するにあたって、音の自分の王様である(シーン自体の王様でもあるが) Rhadooに来てもらうと同時に、彼ら[a:rpia:r]のオフィシャルであるビジュアリストのこのDreamrec (VJ Silviu)に一緒に来てもらった事は本当に正解だった。僕ら日本人が、あの[a:rpia:r]の世界観をより深く感じる事のできる素晴らしい機会を作れた事は、自分の中の一つの役割としても一つの達成感がある。
そしてお客さんの質もよく嬉しかった。チャラい客が居ず、音をきちんと聞きに来ている印象の人の割合が非常に高く、フロアー内そして全店内の雰囲気も終止音好きには心地よいものになっていたように思える。
2Fフロアーもあれ最高にいい感じでしたね。出演者5人さすがでした!ありがとう!
ただ一点、アフターだけ、どうしても予定通りmanageし切れなかった事をお詫びします。ご迷惑をおかけしてしまった関係者の方々、お客さん、申し訳ありませんでした。
さて、今後の事ですが、僕はこの雰囲気をとにかく大事にしたく、結果としてそれを乱す事につながるような形であるのなら客層を急速に広げていく事は断固したくない。少なくともBeat In Me、RPRと自分のやる事に関しては可能な限りそれをキープしていきたいと強く思っている。
なので僕のやるパーティーはこれ以上人数の規模は大きくなる事は基本的にないでしょう。パーティーを大きくする事、すごい事をする事、これがすごいんだと思っているオーガナイザーさん、日本には(世界も同じだが)たくさん居てそこには正解不正解はないでしょう。
ですが僕はそのそれとは違う尺度でこの日本でこれからもパーティーを展開していきたいと考えているので、それに賛同してもらえる人、激多くなくて全くいいんで、これからも引き続きどうぞ暖かいサポートをよろしくお願いします。
僕は "すごい事" じゃなくて "カッコイイ事" をやり続けていけるようにこれからも努力していきたいと思います。
最後に、私事で恐縮ですが、土曜日バースデーをあんなにもみなさんに祝ってもらえるとは思わず、本当に感激しました。30年来の昔の遊び仲間とかも来てくれて驚きました。この日は僕のスペシャルバースデーとサブタイトルで謳わせてもらったので、忙しい中あの雨の中それだけのために顔を出してくれた人も実際いました。見ず知らずだけども「誕生日おめでとうございます!」と声をかけてくれたお客さんも大勢いました。いつもの事ながら本人の知らない間にしっかりと段取りを取ってくれていた愛する仲間達含め全ての人に、今回のこの50才の特別な誕生日を祝って頂いて、本当にありがとうございました。土曜日人生最高のバースデーでした!!
最後にもう一度みなさん、土曜日のパーティー、本当にありがとうございました!
I very much appreciate everyone who came to our party at Liquidroom on Saturday. And I also thank you so much from the bottom of my heart to all the people who have supported this party, thank you.
The party has become awesome. In spite of poor weather at night, so many people came and the vibes of the party was super nice.
I enjoyed my djing so much and it would be nice if everyone felt same smile emoticon
Thanks always to my supporter.
Rhadoo was amazing as always. With heavy and low groove, he continued to rule the dance floor all night. The prime moment has been continuing until morning.
And the visual of Dreamrec was just fantastic! This night's Liquidroom became a really special space. This time we are really happy to have him in Japan!
There was so good atmosphere with very nice people. It's one of the most important factor.
The 2F floor was also super nice. Thanks to all the DJs and staffs there!
Lastly, I was so surprised to be celebrated my birthday by such a lot of people. I was really happy and had a very good time with everyone.
Thanks again for the party! See you soon on the next dance floor!
(photo by Masanori Naruse)