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RAHA’s thoughts - vol.8:『春のヨーロッパ / Berlin ~ Romania』





まずはパーティーの告知から。先週既に発表されているように、Rhadooの5年ぶりとなる単独での東京公演の開催が決定しました!
去年コロナ禍以降初の来日プレイを大阪そしてParamount Festivalで行いましたが、東京での公演は実現していませんでした。
今年の4/5、RPR SOUNDSYSTEMとしてLIQUIDROOMで東京のファンの前に4年半ぶりに姿を見せましたが、ここ東京にて彼単独でのプレイは2019年11月のContactでのBeat In Me以来、なんと5年ぶりの実現となります。みんなこれを本当に待ち望んでいたと思います。この僕自身を含めて。

今回は熟考の上、Ventでの開催を決めました。ヨーロッパで非常に多くのキーパーソンと、アンダーグラウンドの密でコアなパーティーには300人のハコがbestだよという話をこの1年よくしました。多くの人にRobert Johnsonが世界のbest clubだと言われるまさにその要素の一つ。以前Rhadooのパーティーをやった時に、ある年予想以上に人が来てしまって、パーティー的には大盛況で誰もが大成功と思っていたその日、僕自身は冷静に店内の様子を一晩観察して、ある意味でこれは危険だと思いました。極端に言うと、Rhadooだからこの日は絶対に来た、もしくはRhadooというすごくカッコイイ音のartistがゲストだから聴いた事はまだないけど行ってみようよ、というのではなく、カラオケ行くかクラブ行くかどうする?のノリで、結果なんか今日大きいパーティーっぽいから行こうよという流れでただ騒ぎたくて来場したと明らかに見受けられる人が結構散見されました。その結果、店内の、更にはフロアー内のバイブスは僕が本当に求める姿とは少し異なる要素も含む散漫な部分もところどころに混じってしまっていました。
これではない、この音をもってやりたい事は、と思った日でした。
決して大きなキャパ、多人数が悪いというわけではないんだれど、今回はRhadooに対しては逆に少し小さいんじゃないの?ぐらいのキャパでの、より混じり気のないパーティーを実行する事にしました。Ventのキャパを考えると、普通にやってしまうと今までのRhadooの実績を考えるとキャパオーバーでギュウギュウ過ぎ。踊るのに決して快適なパーティーにはなり得ません。なので、店内の瞬間人数をVentのちょっと “激混み過ぎ” になった他の日よりも抑えて、もちろんかなり混んではいるけど遊ぶのに不快にはならない人数に制限してのパーティーとする事を一番最初にVentさんから提案されました。なので、チケットはその総人数から絶対必要ゲスト分を引いた数きっかりしか販売しません。事実。
当日は、常に店内瞬間人数をカウントしていて、要はその人数分だけ出している前売りが売り切れたとして、その人達が仮に全員ずっと店内に居続けたら、チケット買い損ねて当日早くから来て並んでいた人も最後まで入れないという事。満員だったら、少し人が出たらその同数待ってた人から少し入る、というシステム。なので、特に本当にRhadooが、そしてBeat In Meが好きで支えてくれている人達、ルーマニアシーンのコアなファンの方達には、この限定の前売りを買いそびれる事はしないで頂いたいと切に願います。今回値段は高いです。結構。販売数制限してますから。その分、今回のパーティーに来るお客さんは、この前に触れたような、週末だからただ来て下手したらフロアーで手拍子もしかねないというような方向性も含むような人、今目の前でプレイしている人がどういう人かとかほぼ分からずにただ来ている人、というのは基本一切含まれなくなるのではと思っています。そういうような人はこの前売りチケットわざわざ買わないよ。

今回は新しい試みをしています。ものすごくコアな中身の詰まったパーティーになると思います。
ディスカウトとか一切ありません。また、人数の上限が決まっているので、チケットgetしてなかったらいつも来ている人でも僕自身も救済してあげる事ができないと思います。前売りが上限数に達する前に必ず入手して下さい。

Rhadooの事が本当に好きで、チキショー高いけど行くしかないじゃないかこのやろー、という同じぐらいの “好きさ” を持った人達で店内を埋め尽くしたいと思っています。
この日のフロアーはとんでもなくdeepで最高なものになるだろうと期待しています。僕自身、国内ではあまり感じた事がないような空気が感じられるのではと、いつも以上に心から楽しみにしています。Rhadoo本人をこの日のみんなで生み出すバイブスで感動させたいとも思っています。

同じ嗜好を併せ持つ同志達よ、11/29(金)、VENTで朝まで共に踊ろう。


ー 以下の文、9/24 RAHA X (Twitter) より ー

今回の発券総数はVENTのキャパを考え300枚限定となっています。残チケットは現在のところはまだ余裕があります。ただ、あと残り何枚というような都度のアナウンスはしませんので、購入に関してはなくなってしまったとなる前に各自のご判断でお早めにお願い致します。




FRIDAY 29 November 2024 @VENT

=ROOM1=
RHADOO ([a:rpia:r])
RAHA (Beat In Me)


【世界のアンダーグラウンドミュージックを席巻するルーマニアンサウンドのボス、Rhadoo。五年ぶりとなる待望の東京単独公演が決定!】

Petre Inspirescu, Rareshと共にレーベル[a:rpia:r]を主宰し、その絶対的存在で世界に君臨するキングRhadooが、Beat In Meに登場する。

ミニマルテクノ/ハウスシーンにおいて重要な位置を占めるルーマニアン・ミニマルを紹介するパーティー “Beat In Me” 。昨年11月に同じ[a:rpia:r]の一角Petre Inspirescuを招いての開催では、年間でもあまり体験する事のできないほどの最高なバイブスに満ちた素晴らしいパーティーとなった。

そのPetre以来の開催となる今回は、アンダーグラウンドシーンの最重要人物、RhadooがVENTのフロアーに初登場する特別な開催となる。今年4月にRPR SOUNDSYSTEMとして、Petre Inspirescu, Raresh, Dreamrec VJと共にLIQUIDROOMで披露したあの最上級のプレイはいまだ人々の記憶の中に鮮明に残っている事と思われるが、今回単独での東京公演は、なんと2019年11月以来5年ぶりの実現となる。

ROOM 1ではRhadooと共にBIMレジデントのRAHAが出演。ROOM 2にはこの日はDJをブッキングせず、ROOM 1の音を引いてVENT全体を一つのグルーブ・音でまとめ上げる希少な1日となる。

また、素晴らしいパーティー環境を担保するために、入場チケットは限定数での販売となる。

世界のダンスミュージックの最高峰の一人Rhadoo、そのグルーヴをリアルに体感する貴重な一夜となる。


DOOR: ¥6,000
LIMITED ADVANCE TICKET: ¥5,500(優先入場)
https://t.livepocket.jp/e/vent_20241129

※前売りチケットは9/17(火) 21時より販売となります。
Advance tickets will be available from 17 September at 21:00.


※ VENTでは、20歳未満の方や、写真付身分証明書をお持ちでない方のご入場はお断りさせて頂いております。ご来場の際は、必ず写真付身分証明書をお持ち下さいます様、宜しくお願い致します。尚、サンダル類でのご入場はお断りさせていただきます。予めご了承下さい。

※ Must be 20 or over with Photo ID to enter. Also, sandals are not accepted in any case. Thank you for your cooperation.

※前売り券をお持ちのお客様からの優先入場となります。




さて旅へ。

みんな元気かな? 前回のRPR編を書き上げてすぐ夏のヨーロッパへと旅立ちました。そしてちょうど2ヶ月が過ぎたところですが、ここでようやく今のこの旅の一つ前の4~5月の3週間の旅について書く時間が取れました。
時系列が前後してきて少し分かりずらいかと思うので、前回の投稿の後の、現在進行中の夏の旅の事を少しだけ書いておくと、7/5から今のヨーロッパを始めています。この夏は3ヶ月。まずIbiza2週間、Berlin5週間(そのうちRomaniaに突撃4日間)、そしてこれについては後に投稿されるであろう回でその理由についてもよく触れられると思いますが、今ここ初めての訪れとなったモンテネグロに2週間半(最高!)、そして最後にIbiza3週間(実際に投稿される今現在は既にこのIbizaに来ています)。9月末に日本に帰ります。そして10/2(水)には青山蜂でのsalonが3ヶ月ぶりにありますのでよかったら来て下さい!
今回書いていくのは、4月のRPR@LIQUIDROOMと今のこの旅の間に行って来た春の旅編。混同しないように注意して読んで頂ければと思います。なお、今旅の途中でこれを書くため、今回ばかりは出来事の記録だけを淡々と簡潔に。本当に短く書きます。絶対。


LIQUIDROOMのパーティーを無事に終え、4人全員が最後日本を離れたのが4/10。その2週間後に、もうこの春の旅を始めなければならなかったのは正直かなりキツかった。前稿でも書いたようにRPRへの数ヶ月に亘る準備からくる疲労の蓄積は甚大で、心身のリカバリーは全くできておらず、且つそのLIQUIDの事後のまとめもまだ完全には完了しておらずの中での出発はあまりにもrushし過ぎで、できる事ならもう少し経ってから色々と始めたかったけど、この日に出発しなければならない理由があった。
そう、毎年の春のSunwaves。RPRそしてルーマニアのパーティーをやってる人間がこれに顔を出さないわけにはいかない。
そしてそこで、このRPR@LIQUIDOROOMのパーティーが、今回もまたいかに素晴らしかったかを、聞いてくる人聞いてくる人全員にしっかりと報告しなければならない、これはパーティーの業務のうちの重要なミッションのひとつである事は前からよく書いている。いかに日本でのパーティーが最高だったかをこっちの人達に直接話し終えて、はじめて僕達のこのパーティーが完了を迎える事ができる。そして、こういういい事は、夏に行った時に言えばいい、ではなく、終わった直後の、話題がまだ超ホットなうちに行って話すというのがいかに効果を倍増させる事か。どうせなら、物事は最大限の効果を引き出さなければならない。

しかしながらこのSW、今年は例年と一つ違っている点があった。

「日程」

SWをやる上で、キーポイントとなるのは5/1。要は日本でもGW、こっちでは1st of Mayである。ここを挟んだ連休の中でスケジュールは組まれ開催される。なので5/1はいっつもこのママイアビーチに居る事になる。前から、Sunwavesに来てる中で何人かのハードコアな友達が日曜のRicardoそしてZIPが終わるとそのままほぼ寝ないでBerlin移動し、CDVで1st of Mayを過ごすの知ってる(もちろんそれは常人ではほぼ不可能なパーティースケジュールではあるけど)。Ricardo b2b Zip始め、尋常じゃない素晴らしさだと前から言われていた(要はその2人もSWで回し終わったら少し寝てすぐ来て回すという事。Ricardoに至ってはある時は自分のDJ終わってそのまま24時間ブースの中で仲間達と遊び続け、ほぼそのままflight乗ってBerlinで数時間超キラーパーティーでのDJと、あのムーブは見ていてもう理解を超えている。やはり超人)。あのハコで人はもちろんパンパンだけど本当にamazingなvibeだからRahaも是非一度来なよと前から言われてたけど、俺は5/1にここ居ない訳にはいかないから無理だよ、と10年近くほぞを噛んでいた。

だが今年だけ日程が後ろにずれていた。この5/1からSWが始まるのだ。どっちみち初日・2日目ぐらいは休息日に充ててMamaiaには来ていても会場行かなかったりも普段からしてる。5/3の[a:rpia:r]から参入しよう。素晴らしくちょうどいい。そしてその前はBerlinへ!計3週間。スケジュールは決定された。今まででも最高クラスの素晴らしい春になる。心は踊った。尋常じゃなくハードな旅になる事も同時に決定されたが。


さて出発。いつものセットで。今回全然重くない。23kg, 6kg, 9kg。かさばる服の量が多いから詰まりきれないけど、重さだけではスーツケース1コ+DJ bagで済む量だ。


今回は行きはコロナ中に溜まりまくってたDELTAの80000マイル使ってビジネスにした。やはりだいぶ調子いい。Parisまで14時間ちょい。これを普通のシートで行くのは今のコンディションではキツ過ぎだった。正解。


Berlin。
今回は初めてのプロの会社が経営するホテルアパートメント。Boxhagener の近く。狭いけどきれいで整ってて、10日ちょいの短期滞在にはちょうどいい。快適だった。あくまで短期には。


スーパーで買うおにぎりが円換算で1つ650円するのはやはり納得がいかない。これは円ユーロほんと無理だよね。

翌日、6, 7年に亘り保持しているカワイイ愛車も無事にpick。


バイクで公園を走るのは本当に気持ちがいい。


black.round.twelveへ。


僕のBeat In Meレーベルはここがディストリビュータ。Joeいつもありがとう。


CDVボスのプライベートバースデー。ごく身内で30人ぐらい集まって楽しい会だった。Berlin来る人だったら見れば分かるようなロケーションの最上階の素晴らしいベニューだった。


この後HoppetosseでDJするThomas MelchiorやVincent Lemieux & Guillaumeもここからこのままみんなで行こうとなって、我々は道中さまよいながらなんとか向かった。
17年ぐらい前の日本から旧知の仲のAndrea Ferlinが美術館の知識がものすごくあって驚く。特にスペインのビルバオの美術館が特別にいいんだって教えてくれた。彼が教えてくれる建築家やartの人の名前、全然分からなかった。音楽はもちろんだけれど、もっともっと多面的にもいっぱい学ばなくてはいけないとこっちの人と話す時いつも感じる。

Hoppetosseみんな居て楽しかった。でもこれはまだ嵐の前の序章。Berlinとにかく寒いよ。



4/28(日)のCDVでのDJが決まった。今回で3回目。これまでいつも日曜の最高のパーティーにブックしてもらっててありがたい。Ambiq Liveの直前とかに。でも過去2回はこの日曜のオープニング。それが今回は、初めてのクローズ。Maayanの後だ。今回初めてRhadooは居ないものの、これは気合いが入る。


この日スピーカーの調子が悪かった。なので、いつものように店側で録音はしていたんだけど、その録音の音割れが酷くて、SoundCloudにアップできないのが残念。

Clovisに続き22時半からMaayan。
126手前ぐらいでずっとやってた。終始Danceなトラック。これは結構エナジー出していかないとダメだなと思った。体調のコントロールが予想よりも少し失敗して、1時くらいからは体調含めて調整に充てた。

彼女のDJ、盛り上がってた。


DJやっぱり上手いな。早めにブース入ったら、あと2曲でいい?帰らなくちゃいけないの、と。え、そうなの?w そして、外音のボリュームが今日は壊れてるから、アイソレーターのLOWは上げない方がいいよとアドバイスしてくれた。あのアドバイスは大きかった。

2時半ぐらいからDJ。直前から考えていた何パターンの中から、始めのうちは古い曲ばっかかけた。45分ぐらいして今のモロにdopeなルーマニアな感じへ。今日は代わりっ鼻に125に落としてキープ。遅いなと思ったら126, 127に上げたり調整していった。遅くならないのが今日みたいなパーティー、客層には必要だった。EQはMaayanの残したままにほぼやった。high mid low全部フルテンだった。スピーカー不調のため。この日は途中で2時間半ぐらいが長く感じられた。結構長く回してる感覚だけどまだ2時間半? 集中力が後半切れかけて保つのが、やはり音が悪いから苦労した。でも今日出来がすごくいいのが、最初から来てくれてる友達やお客さん達の反応で分かった。でも個人的にここCDVではいつも出来がすこぶるいい。最後6時終了に合わせ、お客さんまだ全然フロアーいっぱいで踊ってくれてるので、最後の手前に来て思い切り上げてあげた。いいお客さん達だった。
終わって、もう先に帰ったと思ってたみんなも上のオフィスで最後まで残ってプレイ全部聴いてくれてた。帰らなくちゃいけないの、と言ってたMaayanも残ってみんなで遊んでた。みんなに今日のいいプレイを生で全部聴いてもらえたのはすごく大きかった。大きな階段を登った。



丸一日寝た後は、古い友人と会う。いい時間だ。
今日は4/30。街が物々しい。昼間友達が言ってたように、警察車両が半端なく出てた。


Boxhargenerの周りで女の子達の集会デモもやってて、警察の数も相当だった。なんかドイツのああいうの、映像では見てたけど実際に見るの初めてだったな。



さあ、いよいよ今回の旅の一番の目的。初めてのBerlinでの1st of Mayだ。
正午12時からだけど、friendsは本当は11時からだよ、と仲間が教えてくれてた。初めてのこの日、当然オープンからだ。11時ちょっと前に着く。既に長蛇の列。ここで気付いたが俺今日のリストも何も取ってなかった。後で聞いたらリストに入れてないと長蛇の列でまずずっと入れないとの事。危なかった。

Margaret Dygas。彼女でオープンするのは14年前?だかから決まっているとの事を聞いて、重さを感じた。Jazzであり最高の立ち上がりを目の当たりにできて、頭から行って本当によかった。

 

最初の12時までの1時間は本当にonly close friends。並んでても一般のお客さんまだ入れて無くて、最高の雰囲気でパーティーは始まった。これはいいよ。最初はかなり余裕を持って、時間と共に徐々に人入れてって混んでいった。今日は、20年以上前からのであろう、今はもうほとんどパーティーには来なくなっているのであろう古い友人達がこの日だけは全員集まるという、そういうのは1年でもこの日しかない本当に特別な日だと。特にそのこれまで知り合っていなかったそういう本当に昔からの人達が、みんなとにかくそのバイブス・笑顔が最高過ぎて、こっちがナイスhappyバイブスを出していると本当に素敵な当たりをしてくれる。本当に全ての人がqualityだった。



今日ハッキリと、先月にルーマニアがシェンゲンに加入が認められたと知る。と言うことは、もうビザの日数止めるためにルーマニア居るのが通用しないという事だ。これは決定的な問題となる。この夏の旅のプラン、決定的に見直す必要が出てきた。困った。

パーティーは、これまで体験してきた全てのパーティーの中でもトップクラスに素晴らしく完璧なものだった。あんな素晴らしいバイブスのパーティーはそして素晴らしい人ばかりのパーティーは、相当特別なヴィラアフターでもない限りまずお目にかかれない。20年もの間、今でもこの同じこの日だけはみんなが集まるというtraditionが継続されているの、本当に素晴らしい文化だと感じた。
本当に1日中笑顔で気持ち良く楽しかったなあ。最高だった。この2週間冬みたいにまた寒かったのが、この3日間だけ27,8℃。毎年5/1は夜になるとみんな凍えてるって友達に聞いてた。この日のこのamazingな天気は神の贈り物だった。
毎年SWに居るからこれまで一度も来れなかったCDVの5/1。最高過ぎて本当にラッキーだなあと思う。みんなに例年と比べてどう?と聞いても、比べられないよとの答えはそりゃそうだ。でも今年のこれは最高だって。

気付いたら17時くらいから音の感じが変わりブース見ると既にRicardoとZipのb2bが始まってた。本当にヤバい。本当に最高過ぎた。2人のb2bのあのオーラは格別だ。久々に見たな。

パーティーとにかく最高だった。下でいっぱい踊って、定期的に上に行って、楽しかった。新しい友達いっぱいできて、いっぱい喋って仲良くなった。
0時Sonja。よかった。deepにカッコよくやってた。5時くらいからはSammyとb2b。今日のSammyすごくよかった。Sonja、DJ終わってからいっぱい遊んだ。3週間前日本でも遊んでるからな。

最高のバイブスが、パーティーも自分自身もずっと続いた。本当に楽しかったなあ。あんなにストレスがないのやっぱいいfriendsの数が多いと、一般客もあまり目に入らなくなるから普段のSundaysとはまた別次元なんだな。こんなに気持ち良く1日中遊べたの久しぶりだ。
最高の仲間達に囲まれ、最上級の時間を過ごした。



朝9時くらいからはObee&Thomas Stationに。特に仲良しのObeeのDJ姿に見とれてしまった。彼らは本物だ本当に。


最後昼12時前に出る。もっとパーティー終わるまで永遠に遊んでいたかったが、そう、この日寝てpackin’して、そして明日の朝6時半にアパートチェックアウトしてSunwavesへのflight、そしてただ行くだけなら別にやればいいだけだけど問題はその晩からは最後あと5日間、SWの恐怖のタイムテーブルが続くという地獄のスケジュールが待っているという事。そう、身を削る本当の本番はここからなのだ。果たして乗り切れるか?やはりSWに移動するSonjaと一緒に出る。持てるエネルギーの全てを出し惜しみせずにこのパーティーで出し切った。24時間以上 “一つのクラブの中” で遊び続けるの久しぶりだ。でも最高の時間だったから実際まだまだいくらでもいけた。あのまま更に翌朝まででも全開でいけたろう。帰らなくちゃいけなかったのがホント残念。でもまあいいとこだったろう。しかしながら、オープン前から入ってた顔触れの中で誰よりも一番遅くまでは居た。
ありがとう、すごく高い地点に置いていた予想をその更に上を越えていた。最高だったBerlin。本当に愛してるよ。



翌日朝6時半に部屋を出て、Bucharest行きのRYANの最前列では通路挟んで隣にはこれまたObeeらの姿も。彼らもまた超人。


機内、ママイアビーチへの車内、ホテル着いてから[a:rpia:r]の回す夜中の時間までと、細切れに何とか睡眠を稼いだ。体調はもちろん全く万全ではないものの、何とかこれからSWに強いオーラを伴って参入するまでには無理矢理整えた。そこは俺もやはりプロ。


3人が始めるのはは3時じゃなくて4時からだよと教えてくれてた。夜中の3時半に到着。彼らの前はAndrei Ciubuc。2018ぐらいから彼のDJ一気によくなった。メチャクチャいいヤツですごく仲のいい一人。


ブース入ってってそしたら後ろからRhadooが。ここでは東京での事何も言葉交わさなかったが気持ちは通じてた。RareshもPedroも、そしてさっきホテルで食事一緒に摂ったDreamrecも。ここに来て本当にホームになった感じが強い。SW来始めて12年になる。

4時RPR。Rhadooからスタート。beatの効いた引っ張るトラック多くかけてた。女の子にも男にもとにかくモテた。すごく愛してもらってるのを今まで以上に感じた。去年のSWはコロナで間隔あいて4年ぶりだったから最後までなんか不思議な感覚もあったけど、今年はもう100%普通の感覚に自分も戻ってるから、より普通に遊べてよかった。Berlinの5/1の感じが全くそのまま引き継がれた感じだった。ずっと笑顔だった。





途中Stage 1のback stageのトイレに行ったら、5年ぶりかにLoco Diceに再会。2006年頃は僕にとって彼は神だった。あのDOMMUNEの前身Microwaveでの明け方のお客さんがみんな外に出てて数人しかフロアーに居なかった時のあのプレイはまさに神業だった。あの瞬間のプレイを聴いていた人は5~10人も居なかったはずだ。「Rahaはもうずっとルーマニア一筋になっちゃったからなw」とDiceの周りの友達に笑いながら言って肩を抱いてくれた。彼の人間性が昔から本当に好きだ。当時からこっちでもメチャクチャよくしてもらった。

ずっとブースのRhadooの傍に居て踊ってたけど、最後の2時間ぐらいはブースの外後ろにSilviu(Dreamrec)やDan Andreiや素敵なLadies達が居たのでそこで踊る。超脱力した適当な踊りが気持ち良かった。ルーマニアンで完全に嵌まって踊るの本当に気持ちいいしかない。”raha” という海外での言葉の意味がまさに今のこの状態を表しているというのも自分にとっては自然の摂理。本当に自分にピッタリの音楽・シーンを見つけられた今の人生に心からの喜びを感じている。

みんなLIQUIDROOMはどうだった?と聞いてくる。みんな気になってしようがないらしい。誇らしく報告をしておいたよ。

11時終了。最後はブースに戻っていた。すごく楽しい時間は本当にすぐ過ぎるのを感じる。

外ではこんな感じ。


終わってstage 4に少し寄る。Ion ludwigだから。やり方よく観察してた。Liveだから何も声かけなかったが、途中気付いてくれ熱い抱擁を交わす。後ろから美しい女性に抱きしめられるのを感じて振り向くとそこにはOlgaの顔がw ファミリー。SWはみんな集まってるからやはり楽しい。

Margaretはもう物理的に無理なので、ピザ買って一度寝に戻る。友達とタクシー乗っていきなり思い切り疲れ出た。


4時間寝てSonjaの最後だけ滑り込む。


20時からはRaresh。Rhadoo, Pedroも来た。


続くCapの交代の仕方をよく見ておいた。こういう一つ一つが本当にためになる。


3時の目覚まし起きれず何度も二度寝して、結局5時やっと起きてストレッチして体を戻す。こういうのが大事。自分は。何とかだ。
6時過ぎstage3到着。Ricardoはもう始まってる。仲間もみんな居て最高なのだが、やはり昨日よりみんな疲れてはいる。やっぱ金曜夜の[a:rpia:r]が時間としてはベストだな。ずっと袖でみんなと踊ってた。仲良しの女の子が頭痛いと言ってきたのでロキソニンとバッファリンあげたらしばらくしてよくなってたようだ。


Ricardoまだやってたけどこっそり1時間早く9時過ぎフロアー出て、会場もグルッと回って、もう一つのフードもチェックして帰る。


ホテル帰ってモーニングプレート。外で一人で食べてて、途中で中一度入って見たらZip一人で来てた。
外の自分のテーブルに戻ったら今度はRhadooが。座って一緒にモーニング。LIQUIDROOMの感想や今後の我々のプラン・アイデアなどについて少し話してたら、中からZipがRhadoo来たのを見つけてお皿持ってやって来た。スーパーナイスな3人でモーニング。この2人のスタジオや機材の話しを隣で聞いているのは楽しい時間だった。二人とも実に品が良くて好きだ。超一流は品が良くなくてはならない。これはマストだよ日本のみんな。私ももっと品性を磨かねばならない。
Zip先に出て、Rhadooとしっかり話す。色々な事をしっかりと話せた。LIQUIDROOM、彼らも非常に満足してくれている。こちらでもいつものようにいい話が既に勝手にガンガン回っている。
最後に今度はIon Ludwig一人で来て、やはり少し座って話してた。彼の人柄と感じがすごく心地よい。artistでも、ホント一人で行動取る人、誰かと一緒じゃなきゃいつも嫌だ、という人、タイプが分かれるなあと笑ってしまう。僕もやはり前者の類いなのでこれらの人達と通じる部分がある。

1時間半だけ熟睡して、17時半からZip。4時間のうち最初の1時間逃すが後はOK。Ricardoもみんな居た。最高。彼、自分のDJが終わってからまたそのままここに居るんだろw 超人。


Ricardoにスカーフもらった。”This is yours.” と言って。アルゼンチンだかの彼の女友達が彼女のお婆ちゃんが作ったものを彼女にプレゼントしたそれをRiciにあげたのだが、彼には似合わないからとそれを俺にくれた。その彼女が後からそれがどういう物かを直接聞かせてくれた。大切にしよう。


ZIPすごく良かった。去年何と寝過ごして見逃してるからな。交代する時の拍手がすごかった。


いつも通り素晴らしかったZip終わりのあの大拍手の中、全く臆せず堂々たるattitudeでもって最高にかっこいいプレイを披露したDan Andreiはさすがの一言だった。交代時の彼のあの凜とした素晴らしい集中力と決意を持った表情は美しかった。2015年のairでの最後だったBeat In Meに彼を呼べたのは今思っても本当によかった。


Dan Andreiのプレイすごくカッコよかったし上手かった。ものすごく落ち着いてた。ここの時間にRicardo始め全員残って遊んでたからもう全く一度休みに離れるという選択肢はなかった。正解。


続くRhadoo1曲目deepな音色フレーズから。全体は128とみんな速いのをキープする。ずっと右後ろで踊ってた。いつも目の前、横にはZyaが居て一緒に踊ってた。この時間はとても好きだ。最高の4時間だった。


これが俺のピークタイム。ものすごく踊った。Rhadooが終わってPedroになり彼が脇に座ってる間もずっと踊りが止まらない。完全にモードに入り続けていた。止まらないダンスの時間が最高。これ以上ない至福の時間だった。あれは天国の感覚。


朝の訪れと共に続けてPedro。


Pedroの最後まで踊り続けてた。体力は何とかもった。


これで限界。Berlinからパーティー続けて、出し尽くした。
Priku, Arapuに代わる。彼ら態度落ち着いて今更触れる次元の人達でないけどつくづく場慣れしてるなあと見てて思う。一流。
彼らに代わってしばらく聴いていたけどさすがにもう限界だった。


ホテル帰って頭からシャワー浴びてサッパリし、髪乾かしてからベッドで少し横たわったら瞬間に寝落ち。あの早さは手術の時の麻酔並の感覚だった。

夜23時半に一度起きて軽く食べる。ここまで10時間半ぐらい深く寝たがまだ疲れが全く取れない。1時からのPraslea, Cezar, Mihighという後半のヤマ、deepの黄金タイムは諦めてまた寝る。本当に悔しいが。10年前だったらあそこでいけてた。

目覚ましの朝9時起きる。まだ寝れるがなんとか睡眠は足りたか。合計で20時間ぐらい寝れた。1時間かけてストレッチ。


昼過ぎ戻ってDubtilの最後。


Zyaすごく緊張してた。sickで体調が悪かったけどでも頑張った。本当のダンス仲間として後ろでずっとサポートした。後ろに座ってたのはPlayedbyのCristiだった。今週末世話になる人だ。


すごく寒い。22℃とかなのに。とにかく風だ。再び一度restしに戻る。Suciuで戻って最後まで居よう。
これでも全然寒い。疲れてるのと食べてる量が少ないからエネルギーがないのだ。SW。



レストランでVJ Kote後ろに来て話した。RPRの話し、この夏のプランの話しなど。彼は実にスマート。彼はDreamrecと肩を並べるRomaniaの2トップvisualの一人。彼の映像もまたいかれてる。

なんかものすごく体重い。ものすごく寒い。レストランの寒さも異常だった。さすがに風邪かと思うが37℃。ギリ持ちこたえている感じだ。首筋が異常に寒い。少し横になるが全く寝れず。お腹が少しむかつく。

もうこれは無理。本当の最後の1時間だけにした。相変わらず胃が少しむかつき気味で寝れなかったが、サクロンもう一度飲んだら良くなってきた。日本でも海外でもサクロンは本当に偉大だ。こっちのパーティーでも時々同様の友達を助けてあげれている。


23時過ぎ最後のfestival。超厚着して行く。
Charlieのクロージング。SWの彼らのコアな仲間達がたくさん居た。


ステージは盛り上がってた。毎年特に最後の時間はステージはもう人でいっぱい。


俺の厚着を見てステージで女の子がエスキモー?と笑った。ドイツのどこだかの人が俺の事を呼びたいと言ってきてくれたが今はそういう事話す余裕はない。職業とにかくまずDJという人はこういう話を決して逃さないんだろうけど、僕の場合はまずパーティーで遊んでいるその瞬間が命でありそのグルーブを止めたくないので話すらあまり聞こうとしないので、いい話されても実現にまでキャッチし切れなかったねという事がほとんどなのは今後少し反省していく事にした。

最後の時にやっぱ来てよかった。みんなに会えた。

11:45終了。アンコール1曲かけてほんとの終了。Charlieすんごくなったな。


最後の瞬間のダンスフロアー



帰って来たらさっきまでのずっとの気持ち悪さも疲れももうなくなってた。不思議だ。すぐに頭洗って寒さももう吹き飛んだ。
寝る薬飲んで5時寝る。さすがに周りも静かになった。いや、上の方の部屋はまだ音ガンガン出してるな。部屋アフターだ。もちろん。

短時間だけどわりと深く寝れた。昼になり、帰りは金曜日の[a:rpia:r]ステージのオープンだったJulianの運転するAudiに乗せてもらってブカレスト帰って来た。


あの夜の彼のプレイの録音を聴きながら帰って来て、非常に調子良かった。1曲目は彼の曲だった。BPMや曲の事など、色々な話を聞けた。彼の音楽レベルは非常に高い。それはそうだ。彼らが自分達のステージのオープンを任せてるぐらいなのだから。4月のDOMMUNEの自分のMixも聴いてくれていた。そして、そのDOMMUNEで僕から代わったRhadooが最初にかけたのは、彼の曲だったそうだ。彼が金曜にかけたのは90’のベルギーのテクノをたくさんだって。ものすごくdigしてる人だと知る。日本人のartistも好きで何人か名前も出て来た。逆に知らなかった日本の古い人の曲、教えてくれた。
いい時間だった。彼らと一緒に帰って来れて最後までよかったな、SW。

今年もありがとう、Sunwaves。classic。また来年!


 




水曜日に戻って来て、ここブカレストには翌週月曜日まで。
苛烈なFestivalを乗り越えた後は、最後にここでDJが2本入っていた。

一つ目はBAR TON
https://bar-ton.com/

BAR TONはブカレストで初めてとも言える正規のMusic Barで、Petre Inspirescuが毎月クラシックオンリーの5時間セットをやっている店。彼のインスタを見ると、素晴らしく洗練された客層・雰囲気の中での様子が覗えた。それがこのBAR TON。僕はClassicではもちろんないけど、通常のクラブプレイをすると言うのではもちろんなく、基本みんなExperimentalなどをその雰囲気に合わせかけていくというコンセプトの店だ。前からここには興味があったので、この日のプレイは、その選曲準備の段階から、いつもとは全く違う性質のものになるので、すごく楽しみな1日であった。



Playedby 10 Years Showcase @NOOK
そして翌日土曜日のもう一つは、ルーマニアのRA的存在でここの読者でもその名前を知る人は多いと思われる、Playedbyのパーティー。
https://playedby.club/

今年は彼らにとって10周年の記念の年に当たり、この夏にかけてヨーロッパ各都市を回る10 YEARS SHOWCASEのツアーが組まれていた。そしてこの日のブカレストでのこのパーティーがそのツアーの第一弾。それに名前を連ねさせてもらった。場所は、コロナ禍の間に新しくできたNOOKというクラブで、ブカレストのNo.1クラブGuesthouseと競り合っているようなクラブだ。まだ遊びに行った事もなかったので、PlayedbyのAnniversary Partyというのと共に非常に楽しみであった。



実はこの土曜日の日に、ウクライナのオデッサという大きめの港町でやっているあるパーティーからオファーをもらっていた。結構いい人達もプレイしているパーティー。1月の事だ。サマーシーズンのオープニングパーティーでRAHAを呼びたいと言ってくれた。ゲストは僕だけ。非常に名誉な話だし、すごくやりたい気持ちはあった。1月の時点では今もなお続くこの戦争が5月になればもう落ち着いているのでは?とも期待して、もう少し近くなったら状況を見て判断させて欲しいと言っていた。しかしそうこうしているうちに現地の状況は更に悪くもなってしまい、総合的に判断して残念ながら今の時点ではプレイしに行くのは中止にさせてもらった。残念だったが。
ちなみに、デリケートな話にはなるが、ロシアからのオファーは去年から色々合わせ4回もらっているが、僕はまだその時ではないとここまでは判断して断っている。人それぞれ。

また、同じこの土曜日には、韓国のfesやってる人にオファー頂いたけど、これは逆にもうこのブカレストのパーティーがlast minuteで入っちゃった後だからこちらもまたお断りせざるを得なかった。去年からこれで3回オファー頂くけど全て行けない。ああ、去年の春Rhadooと同じ日に、コロナ回復後で体調まだ完全じゃなかったけど思い切って回しに行くべきだったのかな。こういう時思う。縁とは。


さて水曜日にMamaia beachから戻って来てブカレストのいつものエリアのアパートに。やはりここは完全に落ち着く。


そしてまず買い出しにスーパーに行くとここでなんと奇跡が。カップラーメン見てたらなんと後ろからSilviuが!これは本当にミラクルでしかなかった。俺らは糸で繋がっている、と話した。


そしていつも行く行き付けの日本食へ。ここがベスト。
だいぶ食べてしまった後だけど :) これは豚生姜セットの残骸。ここまで死ぬほど寒かったけど、これはどうやらお腹が空き過ぎてたからで、食べ出したら温まった。


そしてこれは僕のルーマニアでのドリンクTOP2。



翌日木曜日はこのBAR TONで、金曜のSWで[a:rpia:r]の前に回してたAndrei Ciubucのプレイ日。どんな感じで他の人達やってるのか自分が回す前に一度は見ておきたかったから、前日にCiubucが入っていたというのは本当にちょうどよかった。なんとなく感じは掴めた。ブースの感じもチェックできてよかった。


人いっぱい居た。外にも溢れてていい感じ。Ciubuc静かにいい感じ。と、明日朝6時にIbizaに出発だというPedroも来てた。


明日金曜夜中にGuesthouseでレーベルパーティーやるGieglingのKonstantinとも久しぶりによく話した。明日ここBAR TONのパーティー終わったら少し行こう。ここBAR TONでのプレイ自体は17時から22時までぐらいなので(営業自体は昼間からやってるけど)。Sunwaves終わってまだ翌日にも関わらず、SW関係者も遊びに来てた人も大勢来てた。みんな本当に元気だ。

なんか帰ってからすごく具合悪いが熱は36.7℃。
明日の選曲。具合かなり悪いがとにかく続ける。


翌日。今日5/10はRomanian Independence Dayらしい。

Bar.Ton。


最初に音量の事だけ注意された。95まで。CDJ3000が最初うまくデータを読み込んでくれず、また今度はリンクができず、何度も再起動かけてやっと解決。何とか一安心。3000だとよく起こる事だと言ってたが。

プレイ始まってからはもうトラブルも何もなく無事に進んだ。曲の準備すごくしておいてとてもよかった。ずっとメチャ遅いの続けた。マネージャーに時々音量含めて確認したけど、曲もバッチリperfectだと。1時間ほど過ぎて友達がたくさん来てくれた。最初に来たのはなんとWaha Festivalのオーガナイザー。彼既に8月のWAHAの準備で毎日忙しいのに嬉しかったな。久々の再会だ。
みんないっぱい来てくれた。嬉しい。車乗せてくれたJulianも。彼もここで毎月回している。SWをやってたSunriseの人達も疲れももう見せず駆け付けてくれ、外で結構みんなでワイワイ盛り上がってた。
一人に、今日祝日?って聞いたら平日だって。Romanian Independence Dayの事知らなかったぞw

序盤はなんの苦労もなかったけど、重要な顔触れがほぼ揃ってきた中盤から、少し曲が切れかけてきてやや苦労した。少しずつテンポを上げた方がいいのかな、さすがにずっとロー過ぎるよねと思いながらも、結果最後までずっとローで通した。途中で思い切って是非かけたかったD'Angeloとかかけたのは個人的によかった。あの辺にはSNSで友達も反応していた。

21時半過ぎにプレイ終える。もう少し中盤以降グルーブを上げられたら完璧だったが、でもよくやった。いっぱいストーリーに上げてくれてた。外に出て店が閉まるまでの時間友達と交流する。この日はカワイイ女の子がたくさん来ていた。中でもピカイチだったコが、Parisの何とかって言うMusic Barは音量いっぱい出せてすごくいいのよと教えてくれた。ここBar.Tonはブカレスト初めてぐらいのmusic barらしい。
まず1つ目のGIG、無事に終了。





 

Bar.Tonの動画、Ricardoの公式のコミュ垢が(友達だけど)なぜかストーリーshareしてくれてて、僕がBrown Sugarなんかもかけるんだぞという事が世界中の人に知れてよかった


一度すぐ近くだったアパートに荷物置いてから、2時半頃Guesthouseへ。gieglingのパーティー。Tobias. live, Edward, 昨日来てたKonstantin。
GH着いてUber降りたら、なんとまた奇跡が。ちょうど同時に着いた前の車から降りてきたのはまたしても、、、Silviu (Dreamrec VJ)。
これはもうおかし過ぎる。普通の事ではなかった。おとといのスーパーマーケットでもう不可思議過ぎるのに続いてこの今日のはもう普通では完全にない。なんなんだろうなあ神様。彼とは前世で兄弟?とにかく僕は昔から非常にこういう事がよく起きる。


中入ると、まだ入りはボチボチぐらいか。Silviuと一緒に裏行くと、ポロポロ仲間達が。
Dan Andrei。彼は本当に純粋に友達関係で接してくれて気持ちがすごくいい。彼は打算がない。SWでの彼のDJに感銘を受けた事話す。

入った時はKonstantin、少ししてTOBIAS. Live。カッコよかった。


フロアーもよくチェック。反対の方のテラスとかも全部一人で回る。楽しかった。


Edward。彼の行動、準備の仕方など見て学んだ。態度。


Tobias. 134で終わり、代わったEdwardもそのまま134のハウス。だから人全く引かなかった。なるほど。すごいなと思った。とても勉強になった。

すごく俺の事話しかけてきてくれる人いっぱい居たけど、昔の感じとは今回だいぶ違って、本当にアーティストとしてすごく音楽いいと言って頂けて嬉しい。あとはSWでの行動が最高だと。しっかりもっとするぞ。
Edward少し聴いて帰った。明日がまだある。


翌日土曜日。


少しだけ正統派ルーマニアレストランでのdinnerに参加しようと行ってみると、Playedbyの主宰のCristiと今日のメインゲストのIvan Iacobucci & Stella Fioreが3人で食べ始めてた。見ると会った事ある。なんか変だなあと思いながらしばらく話していてようやく、彼IvanはU-MOREだと気付く。なんだ、名前がこの名前だから気付かなかったが10年前からよく知ってる友達じゃないか。そこから気楽にいっぱい話した。

少し前から感じていたけど、もう完全に耳がおかしい。起きた時から。

Cristiと2人でNOOKへ22時着。


一緒に行ってよかった。中すごく複雑だった。いい店だった。面白い。お洒落。


メインフロアー


back stageならぬ地下にあるブース裏の部屋へと続く階段


中庭


自分のDJまで時間たっぷりあるので店見たりゆっくり準備した。

着いてすぐCristi スタート


僕のSLOTは0:00~02:00。
次のSubleeももう来てた。Cristiのやや強めなテンションを引き継ぎ、124だったのから入って125.5まで上げた。Playedbyはレーベルも運営していて、リリースもたくさんしているが、曲調はどれもわりとアップテンポな軽快なハウス。それもあり、この日のパーティーではあんまりDeepな感じじゃなく寄せていこうと考えていた。でもプレイ始まると、全体的に、昨日考えて準備していたのとは全く違って普通にDeepに攻めた。お客さんでもついてきてた。来てたお客さん達、俺のそういうプレイに期待してた感じもなんかあったからあのスタイルでよかったと思う。
今日はmix攻めていた。CDJが3台あったので、自分の中で今日からこれやってみようと思っていたある曲の延々がけして出したり出さなかったり、というのをまるでそこが蜂salonかのようにやってみてた。fader3つ結構な時間上げていた。EN-SOFとか蜂とか以外で3曲出しする事はこれまでまずなかったけど、この日は多分調子がよかったんだろう。大きな粗相もなく楽しめた。最後だけちょっとアッパーのテック目になったので、最後はRareshのハウスでクールに締めて次の彼らに回した。

続いての二人、Ivan Iacobucci & Stella Fiore。all vinyl。女の子の方も。mixもズレがない。カッコよかった。プレイもよかった。


5時からはSublee。それまでほぼ130だったのを引き継いだ。代わってからベースで引っ張る音で繋いでって、お客さん超あがってた。あれはさすがだなと思った。態度も堂々としてるしmixもとても上手い。学ぶ事多かった。
でも1時間ぐらいしてからはやはり自分のスタイルではないと思った。


色んな人に話しかけられたが、一人品のいい男性、彼は話してみるとMEOKOだった。チュニジアのなんとかfesにブックするよ、と言ってくれたが。

パーティー終わる8時9時まで居たかったがもう体も限界来てた。7時過ぎ帰宅。
今日のパーティーはお客さんもいっぱい来て、すごくhappyな結果になったって。よかった。
10周年のシリーズでヨーロッパの都市を回るんだって。それの今日が第1弾。それに出れて感謝を伝えた。
ありがとう、そしておめでとう、Playedby!


近くのホテルでモーニング食べてアパート帰ると、なんか全面車通行止め。聞いたら、マラソンだった。


部屋から声援を送った。



最後の夜は旧市街へ。今回全く街を歩けてなかったので最後に来れてよかった。食後に街をグルッと回って帰って来る。


美しい。この街好きだ。



翌日ブカレストを離れ、Berlinに1泊して去年から取っておいたマイレージの帰国便で無事帰国。みんな本当にありがとう。ルーマニアの事、やっぱりすごく好きだ。



これで春の旅はおしまい。たった3週間だったけど、DJだけじゃなくSW含めなんだか今回すごく得たものが多い。これで夏がさらに楽しみだ。