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Ibiza Through RAHA’s Eyes - vol.58: RhadooのパーティーでDJ


7/16 (木)

前回の最後に触れたように、さあ今日はいよいよ大一番! RhadooのパーティーでDJする。同時にこれが、ここイビサでのベストクラブでもあるUndergroundでの初めてのプレイでもある。

Rhadoo & Friends at Ibiza Underground



このRhadooのパーティーでDJできると言う事は、この音のシーンに生きる自分にとってとてつもなく大きな意味を持つ。この日あとでIbiza在住のルーマニアンアーティストBoolaが来て俺に言ってきたが、彼は[a:rpia:r]03をリリースしているのにも関わらず、いまだにこのパーティーでDJさせてもらう事ができないんだ、との事だった。
意義としては、これまでで一番重要な機会でもあると言えた。


今やれる準備はできる限りで充分にした。さあ、余裕を持って家を出て店に向かう。
店入りの予定である23時の2分前に駐車場に到着。すると俺のすぐ後ろから入って来た真後ろの車がなんと、、、Rhadooだった。すごいタイミングだが、こう言った事はいつも書いているようにしょっちゅうの事なので別にもうそんなには驚かない。しかし彼もなんと時間に正確な事か。

素晴らしいスタートだ。2人一緒に店に入る。そして、オープンからだと思っていた今日のプレイ時間はなんと1:00 - 3:00だと言われる。オープンじゃないのか。これは気合い入る!ありがとう!

すぐにサウンドチェック。彼と2人だけでの。なんだこの時間は。これはもう逆に言うとある意味自分にとっては本番以上の、珠玉の時間だった。


オープン前からもうやってるのと何も変わらぬ感じで回し始めるのがいつもの彼らのスタイル。今日も着くなり23時から回し始める。サウンドチェックを兼ねて。
俺少し本番前に機材触りたかったがもうRhadooは始まってしまっていた。俺もちょっと触る、という感じではなくもうプレイは始まってしまった(笑)。仕方ない。

俺も時間が予想と違ったのでUSBの曲を入れ替え始める。オープンからで人が居ない時間だとばかり思ってたからそれに合うような曲をたくさん用意してた。でも、1-3って、特に後半の方はもう結構いい感じの時間だってば。

と、12時前、いきなり彼が、RAHA回していいよ、って言って来た。いきなりだ。まだ時間あるからとボ~ッとしてる事なくすぐに曲選んでてよかったよ。それをすぐにUSBに入れ直して、12時からスタート!

お客さん始めのうちずっとほとんど居なかったから逆に自分のペースでやれた。人があんま居ないので1時間やって逆に自分のペース完全に掴めた。Mixも調子いい。いつもそうだが、こんな時であっても緊張はほとんどなかった。ステージ上で1,000人からの前で唄を唄うのに比べたらDJするのに緊張する事はまずない。

1時、先陣を切ってValentino Kanzyani達が来てくれた。ファミリー。続いてAlexandra。そこからは続いて続々と。1時半には結構な仲間が居た。
Rhadooは前日休めてなかったようで、前半は奥で休憩してた。俺は結局12:00 - 03:30までプレイ。後半は回してる後ろにRhadooも居て、かなりみんな居た。飛ばし過ぎないように抑えて注意してやりたいようにやった。よかったと思う。今持ってる実力の中でベストのプレイができた。出来る事はやった。ここのボスもムチャクチャ喜んでくれた。

そして、あのUGのDJブースのなんと楽しい事。本当に楽しいDJだった。やりながら、隣でずっと踊ってるAlexandraに、そして後ろで微笑んでくれてるRhadooに、「ここのDJ Boothはなんて楽しいんだ!」って言ってた。そしたら彼微笑んで「Now you know」って。俺、もちろんまだそんな多くの世界のクラブのDJブース知らないけど、あそこのブースは格別だったな。回してて本当に気持ちいい、爽快なブースだった。あれは病み付きになるな。

3時間半やり切った。大きな山を乗り越えた。これは大きい。来てくれてた人達に俺がどのくらい回せるかを示す事ができた。みんなの評判も甚だ良かった。ありがとう、Rhadoo。



Rhadooの特に後半またしてもすごくよかった。後半やはり人も多くすごくいい雰囲気だったな。


6時20分終了。Rhadooは今日これからRobert Johnsonで、すぐ行かなきゃならないからね。
素晴らしい夜が終わった。今日一晩でものすごく大きな経験を積んだのを感じる。いい夜だった。




翌日。午後からAgua Blancaへ! うん、やっぱいい。今日は天気もいいし、大きな仕事もいい結果で終えた後で気持ちいいな。
今日は1時にはもうビーチに居た。早かったな。日差し強かった。少し強い時間から焼き過ぎたきらいある。焼くのほんとは4時からで全然いい。今の季節は。



7時にあがってそのまま今年最初で最後のサンアントニオへ。そのままCafe Del Marへ行く。去年のところで書いたように、ここには1年に一度は来るようにしている。なぜか? 15年前最初にここに来た時に見たサンセットがあまりにあまりに特別で今も忘れられないから。なんとかあれがもう一度見れないかなあと追い続けてる。
http://www.clubberia.com/ja/features/feature-91-ibiza-through-rahaseyes/48.php
今7/17。今までではかなり真夏に近いところ。15年前に見たあのサンセットの色は8月のマジ最も真夏。それに近いものがもしかして見れるかも、と今日は期待してた。いつも9月とかでもう日差し少し弱いからね。

着いたら、、、やっぱサンアントニー、マジくそだったなあ。もう行きたくないわ、さすがに。車で街に入った時から人種がマジで違う。やはり全く違うわ、ここは。鵠沼とたいして変わらん。しかも7/15過ぎてもう真夏のピークに入ってきてるから人もまた更にエグい。

今までちゃんと気付かなかったが、Cafe Del Marが隣増築してcafeになりすごい事になってたんだね。あれはすごい。
そしてMusic Onチームがスタッフのみならずボスもそこになんで居るのかなと思ったら、毎週金曜9時からMusic OnがGlobal Radioで生でやってるんだって。知らなかったが後で聞くともう数年前のスタート当初からやってたらしい。彼らやっぱりやり手だわ。やる事きちんとやってる。パーティー流行るわけだわ。あれは必要な事。ラジオじゃなくてその姿勢ね。あのDel Marからってのがまたバッチリだ。サンアントニオでね。ダサイけど。


でもこの沈む夕陽を見ながらのこのブース、これは調子いいわ。


夕陽、、とてもきれいだった。昔見た感じに少しだけ近いかなと思ったがでもやっぱり全然違う。もう見れないな。今日で諦め付いた。ほんとクソだし、もうここの街中来るのこれでやめよう。
車停める時どっかのパーティーのプロモーションのコ達が今から行くわよ、ってマネージャーに気合い入れられてたけどダサかったなあ。なんも知らない人達が見たらワーッって思うんだろうけどあれでプロモーションチームかあ、う~ん。夢を壊すなよ。

夕陽はきれい。


帰り道、車で久々にラジオ点けたらちょうどダッサイ音がかかって、うわぁと思ったら、それがなんと今のあのMusic Onのだった。うわあ、マジだせえわ。別チャンネルでやってたUshaia FMの方がよっぽどdeepで洒落てた(笑)。


サンアントニオを後にし、島で一番素敵な街に行く。


う~んやっぱ素晴らしい。最悪から最高へ。質感が天地の差だ。そこに居る人々も。あの差はひどいよ、あまりにも。同じイビサだが、それを知らないであそこに泊まる人とかマジで気の毒だなと心から思う。まあ調べの浅い自分らの責任だが。ちなみにいつも言うところだが、あちら側の人達はIbizaの事を全員 "イビザ" と言うからね。参考までに。君はどっち?

さて、ここは素敵な方の街で、去年も買ったペルーのお店で同じようなの買う。街のショップ素晴らしい、お洒落で。店内の作りや照明、見せ方がヤバい。素敵だわ、あれは。





そう、今日昼間HISに電話して、前に書いたように来週木曜日の帰国のチケットを1, 2日、最大1週間ずらせないか問い合わせした。そしたら、今の木曜の便を金、土にずらすのが共に差額が12,5万かかるって!! なんと。。。これは問答無用でナシになった。変更料3万以内ぐらいだったら80%変えようと思ってたんだけどね。うん、予定通り帰ろう。でもこれでもう選択肢がないからスッキリした。




翌日。昼に起きて、午後からお城のbeachへ。3時半から6時半まで。いい日だった。ゆっくり。人も居ないしやっぱあそこいいわ。



夜はcenterのすし青山へ。今夜は泊めてもらってる2人をdinnerにご招待。ここIbizaで一番美味しいお寿司を食べてもらう。


予約入れといてよかった。少ししたら満席になってた。オーナーでもある板前さんに今日のコンセプト話し、御任せで出してもらう。値段少々高くついてもいいからって。


着いた時に日本人の団体さん居た。日本人の人ってなんで団体で海外旅行したがるんだろ?海外はMax2人で充分だろ。

結構食べた。満足のDinnerになったようだ。よかった。毎年何度も来てるが俺的にはこの日はまあまあだったか。特に大トロがまあまあだったような気がする。でも値段そんな高くないからな。それでもイビサではここが一番には違いない。


楽しいDinnerだった。大いに話し大いに笑った。とてもいい時間を過ごした。



早く寝る2人と別れportを散歩。また新たな発見があって楽しかった。う~ん、散歩好き♡





翌日は日曜日。午後から家のみんなや友達とAgua Blancaへ。今日はいつも居る方でなく右端の小さいビーチの方へ。


なんかここの岩のむき出し具合はすごい。


こんな。落ちて来ないのかと心配になる。


特にここではよく肌に泥砂を塗りたくっている人がたくさんいる。肌に体にいいんだろうなあ。


こっちのビーチハウスは雰囲気があって好きだ。チキンサンドウィッチ美味しかったな。




この日は前半は天気もう一つ曇り気味だったが、遅い時間はよく晴れた。

この後のみんなとのdinnerをこの日は辞退し別れ、Venirrasへと向かう。今日は日曜日だからヒッピーの人達が集まる日なのだ。彼らの演奏一度は見ないと。

行く前から、Venirrasも今年すっごく変わっちゃったよ、と聞かされていた。なんかより観光客使用になって、ものすごく人も多くなってるらしい。行ってみると、、、。たしかにものすごくなってた。まずは駐車場。歩いて15分のとこに停めさせられた。こんなの初めてだ。
ビーチ。人でいっぱいだった。う~ん。出店がヒッピーマーケットみたいにいっぱいになってたのは意外と楽しかったが。


サンセットはよかった。人が多くても太陽は変わらない。


う~ん、人多いわ。


タイコ叩いてるとこ行ってみたが少しで止めてきた。それにしてもスペイン人のかわいいコはマジでヤバすぎるほどいい。あの感じはマジですごいなあと感心してしまうよ。


出店で見つけたシャツ、よかったな。買い物少しして帰路へ。




月曜日。昼12時に起きてまた最後にビーチ行こうと思ってたけど、眠過ぎてこれは寝るべきだと判断してずっと寝る。夕方5時に起きる。正解だったな。今日はbig party。CocoonでRicardo, Sonja。今年ここまでCocoon一回も行ってない。だって行きたいの全くないんだもん。そして朝終わってからは続いてアフター、そしてその夜はUndergroundでArmaのパーティー。最後にして最高に楽しそうな、ハードなスケジュールが待っていたからね。

まず、いつものbarbacore行ってバッチリ食べてから、Nima Gorjiのパーティー、ROOTS @No Nmeへ。が、今日は少し早く終わってしまったようだ。11時に着いたらちょうど終わってしまって残念。でもみんなに会えたのはよかった。

続いて一人DC10へ。入口でいつもスルーして入れてくれる彼が、ちょっとこれ見て、と見せてくれたのは、長友式の深々お辞儀。うん、角度もいいね。

今日のcircolocoはこんな感じ。


中ここはすごい混んでる。VIPも人多過ぎて疲れた。でもやはりここはホントたくさんの友達に会えるのがいい。音と言うより社交を思い切り楽しむ場だここは。

Seth & Dyed



みんなと別れ一度家に帰ってメロンを食べてから、3時に家出てAmnesiaへ向かう。今年初のCocoonだ。裏からスルリと滑り込み中へ。
中。そこまでではないけどまあまあ混んでた。Sonjaプレイ中。みんな居て楽しかったなこの日は。やっぱRicardo回す日だけはみんな集まる。


素敵な2人でした。2人とも4週間前のBarcelona以来だったな。


7時半か8時ぐらいかな終わったの。最後の方は3人でb2bやってたけど、Unhoは残念だけど明らかにダメだったな。かける曲が全然ダメだ。代わるとテンションも明らかに落ちて、ブーイング寸前だったように思う。あれでは2人と差があり過ぎる。Ricardoはこの日もさすがだ。よかった。



今日のアフターはヴィラ。そんなに早く行ってもしょうがないので、一度みんなと友達の家に行ってそこでひとしきり犬達とも遊んでから向かう。

Cocoonアフター。Cala Saladaの、前に行ったとこだった。2年前のあのNext Wave Closing Afterのあのamazingなパーティーだったとこ。こないだよりは人セーブして少なめだった。でも快適。この日も最高だった。1日前は雲一つない快晴だったがこの日は曇り。おかげで暑過ぎる事なくまだよかった。すごく調子良かった。


Felipe Valenzuela回してた。ロービートですっごい良かった。彼はDJとして本当にいいな。みんながRicardoかが来るの待ってたが結局彼は来ず。そして夕方からDyedが登場。彼DC10と違って上げ過ぎずに良かった。

いやあこの日は遊んだ。夜もあるけど最後のパーティーだからね、出し惜しみせずにw


仲間達に囲まれ、相当楽しいアフターだった。夜の9時頃終了。帰って来てそのままベッドに撃沈。いやあ昨日から遊び倒した。




夜中4時。ムクッとおきてシャワーだけ浴びてUG - Armaへ。よく起きれたものだよ。5時過ぎ着。予想に反して空いてた。さすがになあ。仕方ないよ、あのアフターの後でみんな死んでるよ。俺だってこの俺でなきゃああれは起きれないって。着いた時はNastia回してた。


朝、眩しい太陽の中家に帰って、30分ぐらいゆっくりいつも周りに一番来る3匹の犬達と座って時間を過ごした。すごくいい時間だった。ああ、もうパーティーも全て終わり。もう今日このあと昼間寝て夕方起きたら、夜にはイビサを出るフライト乗ってBarcelonaへ移動だ。このコ達ともお別れだなあ。特にこの白いコはすっごくなついていたからなあ。俺が居なくなって大丈夫かなあ。

家の2人も起きて来てゆっくり楽しい会話。今日のこの時間の流れ方すごくいい。




よく寝れた。6時間寝て夕方4時起きる。うん、これなら大丈夫だ。ゆっくり支度してたらギリギリになった。最後に用意しておいてくれてたスペイン風チキン野菜炒めを食べる。美味しい。

最後のお別れ。この2週間半、お世話になりました。犬達とも最後のお別れ。
いよいよ出発の時だ。ありがとう!!



まずは今晩Barcelonaへ。バルサから日本へのinternational flightは明日木曜日の昼なんだが、イビサから朝一の便でBarcelonaに来たのではそれに間に合うのがどうにも微妙。航空会社が違うから、イビサからのがdelayして乗り遅れた場合になんの保証もない。イビサに頻繁に来ている人が必ず一度はその目に合ってるように、俺も前にMadridで一度痛い目を見ているから、ここは堅実に前の日の最終便でイビサからBarcelonaへ移動しておく事にした。そしたらこの夜の便が1時間delay(笑)。これが朝の便だったらもうこの時点で日本への便を逃してたとこだった。いやあやっぱ危ねえわ。


まあなんとか無事にBarcelona着。夜中1時。そこで今回は、小さいチャレンジをする事に決めていた。普通まあ時間は短いけどここはホテル1泊取るところ。夜中は空港のVIP Loungeも開いてないからね。だけど、翌日のチェックインカウンター開くまでの約9時間、今回は空港での待機ってのをやってみようと思ってた。どうせホテル泊まるにしても、たかだか結局3時間ぐらいしか寝れないだろうし、そのためにホテルまで重い荷物持って移動するのめんどくさいし。。前にチリに行った時に、乗り継ぎの時に同じようにものすごく長く待った事がある。うん、あの時はアトランタで8時間半だ。でもあの時は時間昼間で、Loungeが開いてたから問題なかった。シャワーも浴びれたしSleeping Roomもあった。俺はPC繋いでその時間ずっと仕事してたけど。だけど今回は着くの夜中で、Barcelonaの空港のLoungeは24時間じゃないから夜閉まる。要はあの空港で寝てる人達のあれだ。20代の頃、あれ普通にやってた記憶ある。でもここのとこ、大人なのでもう記憶にない。うん、今回あれやろう、逆に少し面白いかもしれない。と思ったら帰る前からホンの少し楽しいような気がしてた。俺は少し変わったところがあって、そういうのを少し楽しく感じるところがある。きっと結構キツいに違いない。どんぐらいキツいのだろうか、とちょっとワクワクする。これは完全なM志向の部分なのだなと笑ってしまう。なんでこんな事を、金ちゃんと払ってホテル泊まればよかった、と思うかもしれない。でも、キツいのであればこの先年々もっとキツくなるのだからやっておくなら尚更今だなと。やってやっぱこれないわと思ったらもうこの先やらないでいい。最後の小チャレンジになるかもしれない今回を楽しんでみようと言う事になっていた。実は自分の中でも少しだけ楽しみにしている自分が居た。

だが、、、やはりこれは辛かった。思ってた以上にあれは過酷だ。自分はもう20才ではなかった。さらに誤算だったのは、Loungeが朝6時に開くからそっからはVIP Loungeに入って楽チンに寝よう、と思ってたのが、いや10時にチェックインしてバッグ預けるまではその中にあるLoungeにも行けない事に気付く。うわー、って事は結局最後までこの外か。これは痛いな。。。軽いサンドイッチのようなショボ過ぎる軽食(夜中はしかもこれしかなかった!)を食べた後に座った形で気を失ったりし、都合5時間ぐらい居たのがここだった。


いや、辛かった。これやっぱもう二度としないと誓った。素直に150euro払って3, 4時間でもベッドで寝るべきだった。2時間前になんとかpriorityでチェックインでき、Loungeへ。やはりLounge充電もできいいわ。睡眠エリアで寝れるし。


いよいよBarcelonaからMoscow、そして成田へと無事に飛行。どちらも2席で左が空席で前はずっと空間で足伸ばし放題。非常にラクだった。



いよいよ成田着。お疲れさま~と思ったら、すると今度は、、、着くなり俺の名前書いたボードがあり、何かと思ったらバッグが着いてない。実はMoscowまでの便がdelayして日本への便の乗り継ぎ時間が短く、俺は乗れたけど荷物は間に合わなかったって。う~ん、成田では2回目。でも今回のはロストではないからまだいい。明日重いのを家に持って来てくれるからね。


と言う事で色々あった今回の旅はこれでおしまい。Barcelonaから始まり、Berlin、そしてIbizaと、3都市約6週間にわたる旅は今回も得るものも多い実のある旅となりました。本文中に書いたように、この3都市を回ったのが今回は大成功だった。

さて、このNo.58がアップされる頃は9月の中旬頃でしょう。おそらく既に次の旅、9~10月のいつものIbiza Closingの旅が既に始まっている頃かもしれません。次の旅はどんな事が待っている事やら、また次回をお楽しみに~。




(これ書き終わったの実は9月のイビサ行く前。忙しかったり他にも色々あってここまでアップできなかった。結局この次の9~10月の6週間のイビサ旅行から帰ってのアップになってしまった。あまりにも遅くなりタイムラグが大きくてすみません。)



さて、最後にパーティーの告知です。


11/20(金) 『Beat In Me feat. Dan Andrei @AIR』




先日、非常に残念なニュースが発表されました。みなさんもうご存知かと思いますが、僕の今のホームである代官山AIRが、年内いっぱいで閉店する事になってしまいました。http://www.air-tokyo.com/closing/
14年間にわたる歴史の幕が下ろされます。今までたくさんの楽しい出来事がありました。素晴らしい時間をみんなと共有してきました。本当に残念です。

そしてこの年内いっぱいでのAIR閉店に伴い、"Beat In Me" は終わりませんが、この次回11/20がこのAIRで行うBeat In Meの最後の開催となります。まだタイミングが合わず来た事がないと言う方もたくさんいらっしゃるかと思います。このAIRでのBeat In Me、本当に本当にいいパーティーなんです。今回を逃すと今のこの場所でのこの感じはもう二度と味わう事ができなくなります。今回皆さん是非お誘い合わせの上、ムリヤリでもご都合付けて遊びに来て下さい。最後となる今回、必ずやマジカルな開催となると思います。この最後のメモリアルな夜、どうかみなさん、絶対にお見逃しなく。



『Beat In Me feat. Dan Andrei @AIR』

20th November 2015 (Fri) @AIR

https://www.facebook.com/events/951783488212783/


ー B2F MAIN FLOOR ー
Dan Andrei​ ([a:rpia:r] / Romania)
RAHA (Beat In Me / Ooooze)
Taro (op.disc)

ー B1F LOUNGE FLOOR ー
- INIT FLOOR -
Shintaro.D x Kensuke Yasuhara (INIT)
Takashi Himeoka (RORA)
Sinob Satosi (Fasten Musique)
Rio Kawamoto (Sakadat)

ー NoMad ー
DJ PI-GE & friends



ー 世界を席巻するルーマニアン・ダンスミュージックシーンの最前線 ー

現在、世界のミニマルテクノ・ハウスシーンを凄まじい勢いで席巻しているルーマニアンサウンドを紹介していくパーティ “Beat In Me”が、8回目の開催を迎える。

シーンのトップである[a:rpia:r] (Rhadoo, Petre Inspirescu, Raresh) を始めとして、今現在最も重要なアーティストをピンポイントで的確に招聘するその妥協のない方向性がアンダーグラウンドシーンにおいて強く支持され、パーティーは音好きで良質な客層と共に毎回素晴らしいヴァイブスの溢れるフロアを体現している。

今回メインアクトに登場するのは、その[a:rpia:r]ファミリーの中でも古くからの最重要人物の一人・Dan Andrei。[a:rpia:r] 02において、レーベルを主催する3人以外から楽曲を初めて取り上げられたのがこのDan Andreiその人である事からも、彼の存在の大きさが伺えるであろう。
プロダクションのクオリティーの高さ・その彼の実力の評価の高さは、また2014年12月にリリースされたRareshによる [a:rpia:r] 最新EPの中の4曲が、RareshのOriginalとあとの3曲のRemixerが、Ricardo Villalobos, Petre Inspirescu、そしてこのDan Andreiであるという事実からも知る事ができる。

FBなどを始めとするメディアへの露出を極力抑える彼の真の凄さは、その数々の優秀な楽曲はもちろんだが、同時に現場のクラブでのDJプレイを通して、より正しく知る事ができると言えよう。そのdeepでgroovy且つamazingなmixは海外のシーンではもう広く知られるところ。今回Beat In Meでその彼のプレイが実現する。


B1フロアーは2015年9月に始動したドメスティック・レーベルのINITがプロデュースする。先月リリースされたレーベルコンピレーションはヨーロッパのVinylサイトのchartでも最高7位に入るなど国内外で高い注目を集めており、その出演者各人も、海外チャートのトップを獲得するなどそれぞれがワールドワイドな活躍を見せている。


そして、先日衝撃の発表となった今年いっぱいでのAIR閉店に伴い、この空間で味わえるBeat In Meはこれが最後の機会となる。必ずや、いつもに増して魔法のかかったメモリアルな夜になるであろう。

"Beat In Me"、ダンスミュージックの最前線をリアルに体感してほしい。




ー Dan Andrei プロフィール ー

ルーマニアのシーンにおいて認められた才能のうちの1人、Dan Andreiは、素晴らしいプロデューサーであると同時に、今注目すべきDJでもある。彼の作品は、ルーマニアシーンのトップレーベルである [a:rpia:r] やBe Chosen, Kurbitsをはじめとするレーベルからリリースされている。クラブへ行ったことがある人ならば、一度は彼のプロダクションを耳にしたことがあるだろう。

彼はハウスのみに影響を受けているわけではなく、ロックやヒップホップ、ソウル、ファンク、トリップホップなどに強い影響を受けてきた。

現在、ソーシャルメディアはアーティストのプロモーション活動にとって最高の手段となっているが、Dan Andreiはそれを好まない一人だ。彼をFacebookで見つけるよりも、彼がRicardo Villalobosや[a:rpia:r]と共に回していたり、Sunwavesでプレイしている姿を見つける方が容易だろう。

彼はヨーロッパ各地を数多くのギグで飛び回っているほか、そのSunwavesにはヘッドライナーとして出演。この夏もヨーロッパで様々なギグをこなしたほか、今後は注目のコラボレーション作のリリースも控えている。