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clubberia RAHA Ibiza report - vol.41:HOME @London



6/26 (木)
さて、前回の旅が終わった時点で、この6/28にLondonで行われる[a:rpia:r]ファミリー大集合の新パーティーに来よう、と言うのはほぼ決めていた。あとはその前後をどうするかだった。ここ数年、毎年イビサにはまず6, 7月に1ヶ月半、そして後半の9, 10月にまた1ヶ月半、というのが通例になっていた。だが今年は、、、。今年の頭ぐらいからチラホラ聞いていたけど、前回の4月のBerlinでたくさんの仲間達に会った時にハッキリした。今年のイビサは通年に比べさらにコマーシャル過ぎて、夏毎年行ってる俺達にとっては正直さほど面白くない。ここ数年のようにひと夏ずっと居るべき場所ではないと。

イビサは、まあ今に始まった事では全くないけど、特にここ3年ほど、コマーシャル化がすごく進んでしまった。地元の多くの仲間や俺とかからすると好きでも何でもないUshuaiaができたりとかがすごく大きい(あれはマイアミ化の典型的な一例。俺はマイアミ行かなくていいと思ってるから行った事ないけど、アンダーグラウンドな人でマイアミの感じ好きな人は少なくとも俺の周りには一人も居ない。あれ好きな人の事をどうこう言う気はないけど)。昔あれだけ最高だったPachaももうここ数年は1年のうち何か特別な用事がない限りまず行かないし行きたくならないというような俺らにとってはコマーシャル過ぎる残念な店になってしまった。日本でもコアな遊び人層以外の一般の人達にまでイビサと言う存在は広く知られる時代となり、まあそれは時代の流れだからいいんだけど、それまでよりもより一見さんのツアーリストが急増したと言うのが実情だ。


それでもIbizaの事を正しく "イビサ " と呼んでくれるフレッシュマンが増えてくれるのなら別にウェルカムなのだが、何を聞いてどんな情報を目にしてもそれでもなお "イビザ " としか呼ばない人達が島にどんどん増えていくのはあれはとにかく気持ち悪い。このコラムでもう何度となく書いてきてる事だが重要な事だから何度でも言う。話し少しそれるが、そしてまたいつもの繰り返しになるがそれでも書いておく。

ある人が非常に残念な事を言ってたけれども、イギリス読みでどうととか関係ない。その言葉聞いておれ正直その人にガッカリしてしまった。
島で生まれまた島に昔から住んでいるローカルの人全員が "イビサ " としか呼んでいないのを普通に尊重してそれにならう事をしようとしない人に、どうしてその土地の固有の文化を尊重してそれをぶち壊す事なくよい関係で共存していく事ができるだろうか。。

例えばイビサで "Jesus" と言う地名があるが、これは "ジーザス" でなく "ヘスース" (スペイン語読みです。イビサはスペイン)。100%。これを "ジーザス" と言ってしまう時点でイビサにあまり来た事がない田舎の観光客の人ね、というお味噌的な扱いで見られるのはもちろんだが、これを分かった後でもいつまでも直さずに "ジーザス" と呼び続ける人が居たとしたら、その人の中に地元の元からある文化・風習へのリスペクトがあるとは本人がいくらあると言っても俺には到底思えない。もっと身近な例で言えば "circoloco" は "シルコロコ" であり、"サーコロコ" ではないだろう(笑)? 例えば逆に俺らのこの国日本で、"原宿" は世界の誰が何と言おうが "ハラジュク" だろうが。それはもし英語圏やChineseの人達が "ハラシュク" と言ったってそれは断じてそうではない。例えその国でそう読むんであったとしてもね。それをいくら指摘されても "ハラシュク" と言い続ける人とは地元の人は心からのshake handはしたくてもできないと思う。間違っている事を指摘されあるいは正しくは何々と聞かされた時点で直せばいいだけの話しなのに、その情報が入ってもそれにならっていく事の大切さをこれに関してはあまり重要な事とは捉えず依然同じふうに話している人達を見てて、俺根本的に自分とは考え・感じ方の違う人達なんだなあと思って俯瞰して見ている。これが友達にも、また日本のクラブシーンの重要人物達にすら驚くほど多いのが心から残念な事だというのが正直な感想だ。

これ小さい事だと思う人はもうどこか行ってくれ。それでお願いだからもうこのコラム読まないでくれていい。
イビサはスペインなんだよ。スペイン語でイビサ。ほんとの島の人達は100%そう呼ぶ。簡単な話し。地元のカタルーニャのおばちゃんが悲しそうに言ってたよ。私たちの言葉にはそもそも "ザ" ってないのよって。"原宿" は "ハラジュク"。俺らにとって "ハラシュク" では断じてない。それと同じ話し。日本に観光に来たもしくはひどい場合には住んでる外国人の人が、何度 "ハラジュク" だよ、って教えてあげても頑として "ハラシュク" と呼び続けてたら、俺達ホンの少しでもどう感じるかな?そして時とともに徐々にそれが増殖して、いつの間にか我が物顔で "ハラシュク" って呼ばれ出したら、そこで生まれたおじいちゃんおばあちゃんとかホントに地元で住んできた人とかをどう言う気持ちにさせるだろうね。ほとんどのおじいちゃんおばあちゃん、happyではないと思うよ。
Ibizaでも何年もの間住んでいながらもしくは長期で滞在していながらそれでも "イビザ " と言ってる人、日本人でも外国人でも少なくない。東京に住んでいながらにして "ハラシュク" と言い続ける神経と同じく、お前にとってそこに住んでるって何?っていつも思う。

"Ibiza" は "イビサ "。"イビザ " ではない。それちょっと地元の発音だと難し過ぎて他国の僕らにはムリです、とかだったらそれは仕方ないケースかもと思う。実際アジアとかでだってそういう都市あるの知ってる。でもこれはそうじゃないだろ。遊びに行かずに地球の裏側でよく分からずにただ言ってるだけならまだしも、実際そこに遊びにも行ってるんだとしたら、それは悪質だよ。俺らそこにお邪魔してるんだぜ。そこの国の普通に正しい呼び名をよそ者達が勝手に数の原理で自分達風に変えていってどうすんだよ?
軽い気持ちで少しずつそこのカルチャーを踏みにじるのはもうやめにしないか? ヨーロッパの他の国のやつらがどう呼んでるかなんて関係ない。例えばイタリア人だったら "イビ(ッ)ツァ" (Pizza - ピッツァと同じく)と言ってる人少なくない。あるいは日本でも多くの他の無知なやつら&ビギナーの人達がどう呼んでるかなんてどうでもいい。知らなかった時は全然しょうがないけど、聞かされた後自分はどうなのか?これ小さい事だけど、その人の価値観・考え方の根本に関わる事だと思うよ。俺100人のうち99人がそっち側だったとしても右へならえしてそっち側の人にはなりたくないよ。そこの国・人達の事、ちゃんとリスペクトできる人でいたくない?マジで。



話しを戻すと、とにかく今年のイビサは例年以上にすごくコマーシャルだよという正しい情報はRAHA・ワールドネットワークで早くから入っていた。去年まで以上に特にツアーリスト満載、さらに問題なのは俺らみんなの興味どんぴしゃな面白いアンダーグラウンドのパーティーが今年は本当に少ししかなくなってしまった事により(ここ数年やっている巨大テクノパーティーはよくも悪くもアンダーグラウンドとは別なものになってしまっている)、俺の仲間達はじめ、ずっと毎年夏には5月から10月までの5~6ヶ月を島に住んで仕事する遊び人連中のうちのものすごく多くが、今年はクロージングの時だけしか行かないと聞いていた。まあ行けば行ったで面白いのは分かってる。Ibizaだから面白いに決まってるもの。でもBestではない。それは東京と同じ。それなりにすごく面白いから中に居たら麻痺させられ分からなくなる。それが最も危険。

今年、ものすごく考えた。6/28のLondonには絶対に行く。このパーティーのために。ではその前後どうするか? Ibizaはこう言った状況で、それでもやはり俺には故郷のようなもの。パーティーがいいのなくったってあそこには海がある。(週に一度最高なのがあるのは別として) そして何より毎年夏の間だけ一緒に過ごせるたくさんの仲間達がいる。彼らと9月まで会えないのはちょっと遠すぎないか?考えに考えた。なんだかんだ言ってやはりIbizaなのか、それとも、、、。

答えはBerlinだった。今年のBerlinは何か少し特別。4月に行った時に感じた。Berlin行くのこれで10回目。だけど、俺の中で今年が今までで一番面白いんだ、って言ったら、あっちの友達が「それはあなたにとってそう思えるだけじゃなくて、みんなにとってそうなのよ。今年のBerlinは例年と違う特別な感じよ」って。でも単純にロジックで考えても、例年5月頭からIbizaに住んでるBerlinの何割かのトップ連中が先に書いたように今年はBerlinに残っている。それは彼らがゴソッといなくなってしまう例年よりもこの街が面白いのは明白。またそれでなくても先の友達が言ったように、今年のBerlinは例年よりもさらに面白いんだと思う、なんでか分からないけど。実際Ibizaに住むボスの一人に「今年はIbizaは後半だけにして前半は行かない。その代わりにBerlinに行くんだ」と言ったら「intelligence. お前は本当に分かってるな」とニッコリされた。

決定!いつもの年より短い期間だが、この6, 7月、今年はまずLondon、そして4月以来間髪空けずに再びBerlin、と言うスケジュールになった。計3週間と短いがまあちょうどいいだろう。



だが実はもう1つ、根本的に本当に迷っていた。。それは、そもそもこの6, 7月に海外に行くか行かないか。
これは4, 5月の旅の最中からずっと考えていた事だった。特にここ数年、とにかく旅し過ぎてる。1週間ぐらいの旅だったらまだいいが、俺の場合一度行ったら1ヶ月前後は行きっ放しになる。それが今年はもう1月のChile、4, 5月のBerlin~Romania、そして今回の6, 7月、さらに9~10月のIbizaはこれは何があっても絶対に行く。たくさん行くのは全然結構な事だが、問題は日本を空け過ぎる事。 やらなくちゃいけない事、また日本の家に居て腰を落ち着けてやりたい事や努力もしたい事が、少しずつ少しずつ疎かになってる。これはどの部分がどのぐらいずつかは自分では分かってる。自分はごまかせない。例えばこのコラムだって今のように少しずつ溜まっているだろう(笑)? 俺は根は真面目なのでこれは正直居心地が100%はよくない。もっとやる事パーフェクトにやりたいのだ。少なくとも自分の納得いくところまでは隙なくやっておきたい、常に。これが100%に達せていないのを感じていた。気分が悪い。海外に行ってたら、日本と同じように部屋でやる事やればいいじゃん、て言うかもしれないがそれは不可能。ネットだって同じ早さでサクサク動いてくれないし日本の人達とこれだけ電話一本が繋がりにくい時点でそれはもうダメだ。機材だって海外に居る間は日本の家のように毎日手に触れていない。
俺、人生がこういうライフスタイルになってから、日本に居る間は極力あんまり遊び歩かずに倍忙しくなってる。それでもまだ時間が足りない。本当だったら、この6, 7月日本を出ないで、3, 4ヶ月ぐらい家にこもって色んな事を詰めまくりたかった。

この事があって、今回ほどギリギリになってもまだ行くか行かないかハッキリ決めかねてる状況はなかった。ここまで行くのを迷うのは初めての経験だった。

それに加え、行くとなると出発予定日は6/26(木)。その5日前の土曜日から、風邪ひいちゃって熱が結構出てた。日曜日の時点で38,3℃。俺平熱35,7℃ぐらいだからこれかなり辛い。上記の理由で50/50ぐらいで迷ってるところにこれでは、、実際もうムリだろと言う状況になってた。。
月曜から毎日点滴と注射打った。俺の主治医になんとか治してくれと詰めた。でも今回なかなか治んなかったな。しかもこの週途中でワールドカップの日本戦が早朝変な時間にあったりとかと完全にゆっくり寝ていられない状況もあった。
成田からのフライト取ってたけど前日まではキャンセルできるので、前日まで本当に行く止めるで、決定は何度も行ったり来たりしてた。 でもやはり今回本当に行きたいなあ俺、と自分でもしっかり確認でき、体調はなんとか見切り発車。帰って日本に居る間、今以上にもっと集中して気合いで頑張ろうという結論。当日は夜便だったので最後に点滴2発打ってなんとか出発!あんな具合悪いまま海外行ったの初めてだったがともかく賽は振られた。旅は始まった!



今回の便は夜の10時半。成田空港はガラガラだ。


普段めったに使わない第2ターミナルへ


今回は初めて利用するカタール航空。"航空業界のアカデミー賞" とも呼ばれる「World Airline Awards」で2011,12と2年連続で最優秀賞である「Airline of the Year」を受賞している人気ラインなので楽しみだ。体調悪い時にこういうのの差は大きいと思うよ。
実際乗ってみて、やはり良かった。ホスピタリティーも設備も良かった。

これは座席のTV画面。普段こういうのまであんまり見ないけど、各国の首都だけじゃなく各都市の紹介まであるの初めて見た。


また、なんかすごくハイテクな感じ


DOHA空港。空港もFree Wifiなどで居心地よかった。


これは何かの何かだな


超リラックスしてる人達


さて、いよいよ


目的地、Londonへと出発




London。無事に到着し、Undergroundで乗り継いでホテルの駅まで来れた。


空港駅から一緒だった年配のお母さんが、親切に途中の乗り換えで道ついて来て教えてくれ、荷物まで持って手伝ってくれた。自分の行く方じゃないのに。こういうのほんと心から感謝だ。そして、あなたの乗り換える駅はこれよ、と言うところまで来たらじゃあ気を付けてね、とスマートに立ち去って行った。実に素敵な動きだった。(真ん中の女性)


今回のホテル。別によくはないが、部屋も広く居心地は悪くない。


今回のLondonは体調優れないのもあり、とにかくこのパーティーのみ。観光とか街とかは今回全くしないつもりで来た。なのでホテルも明日のパーティー会場により近いところを取った。Limehouseだよ。外に出てみる。やはり特に何があるでもないし便利ではないな。夜中店空いてないし。




食事して一度帰って熱計ると37,6℃。ダルいのはここ5日間ずっとだけど、全然ダメじゃん。。 でもまあその割にはなぜか熱ほどは具合悪くなく全然動けるので、みんなとのDinnerに合流。みんなが泊まってるすぐ近くのいいホテルへ。ここで去年秋のイビサ以来の懐かしい顔にも再会でき、熱はあるものの気分はあがった。 Dinnerは川沿いのNUMBER 90へ。DJもあるいい感じのレストランだった。


最初体調が今一つなのもあってローなテンションだったが、途中から察知したRareshがcareしてくれてありがたかった。RPRの3人は音楽的に尊敬できるのはもちろんだが、とにかく3人共にその人柄が素晴らしい。本当に人間的に素晴らしい3人だと思うよ。




この肉は相当いい肉だったが俺にはあまりにも生過ぎたw


いい前夜祭だった。素敵な場所で素敵な人達と美味しい食事を楽しむ。いい時間だった。





さて翌日はいよいよパーティー。新しく始まるパーティー『HOME』だ。
http://www.residentadvisor.net/event.aspx?577162


この日はとにかく夕方まで充分寝る。起きたら熱は大丈夫だけどのどは死んでるなあ。でももう四の五の言ってる暇はない。パーティーは "今" なのだ。パーティーは昼12時から始まっていて、普段だったらもうかなり早くから行くところだが今日は無理。現実の自分の状況を見誤ってはいけない。オープン直後から最後までは今日の体調では絶対ムリ。アフターまでの体力の配分も考え、自分としてはかなりゆっくりの9時頃に会場に到着。

STUDIO 338。メインフロアーは外なんだけど完全なしっかりとしたテントで覆われ、またブースの高さ、フロアーとの距離感、規模もベスト。また1, 2F建ての建物の中にもサブフロアーがある。遊び心を刺激するいいハコだった。なんか日本の今より昔にあったような気がする感じのハコだな。


入った時はFumiyaクンやってた。俺が聞いた時間はテクノライクなほんとカッコいいプレイだった。たくさんの仲間達ともすぐ会い、みんなともすぐ合流。


向こうの女性でレーベル関係のようなあるしかるべき人が俺に言った。英語で細かいところまでは正確に覚えていないけど、こんな事だ。
「RAHA、世界のClassなDJと言うのはね、その選曲/プレイが素晴らしいだけじゃダメなのよ。音楽の知識はもちろんだけど、それに加え、人柄・態度、話し方や物腰、そしてプレイしている時の、たたずまい・雰囲気・動き (ちょっと足してるかもしれないけどほぼこういった事らだったと思う)、こういった事を全て持ち合わせていなければダメなの。今回しているFumiyaはそれを全て持っているの」みたいな事だった。震えが走った。彼女のこの言葉はこの先いつまでも俺の指針の一つになるだろうと思った。そして俺が好きなタイプの音楽の、世界のトップクラスのDJの人達はみんなこれらを身に付けている人達ばかりだと言う事に今更気付いた。自分にまだ欠けている部分は何か、身に付けなくてはいけない事はどういった部分か、こう言った事を再認識できただけでも今回の旅の意義があった。


いやあ、楽しいなあ。


フロアーの中に紛れてさりげなくパシャリと1, 2枚やっただけなのにこの人にだけは速攻バレてるw






中のフロアーは『Floor 2 hosted by Next Wave with B2B specials all night』というもの。こちらもいい感じ!
Francesco Del Garda & Max Vaahs


やはりPrasleaの人気はすごい。このフロアーのトリであった彼の時間、このサブフロアー人でいっぱいになってた。プレイやっぱりいいなあ。この時間、超良かった。






すっごくいいパーティーだった。Londonに住む友達に日頃のパーティー状況を聞くと、すごくいいブッキングのパーティーもいっぱいあるけど、それらがどれもいいパーティーになってるってわけではないんだって。どんなに出演者がすごくよくても、すごくいいのもあればなんかあんまだったね、っていうパーティーもたくさんあるらしい。それで言うと今日のは大ヒットだったって。良かった~!後でこっちの他の色んな人達に聞いても、やはり今回のHOMEは素晴らしかったとみんな口を揃えて言ってた。いやー今回本当に悩みに悩んだ末に、そしてこれだけ体調も悪かったところをとにかく踏ん張ってここに辿り着いた甲斐があったよ。しかも仲間達の新パーティーのキックオフだからなあ、本当に特別な最高のパーティーになって、本当によかった!



朝9時過ぎ終了。具合なんとか乗り切った。それにしてもよくもったな。いやあホントに、いい音楽と素晴らしい仲間達との最高な時間は何か違うエナジーを沸き立たせてくれるよ。

そしてみんなと一緒にアフターへ。だがさすがにこのままじゃ俺はムリと判断し、一度帰って休憩を入れてからすぐにまたアフター会場へ!


アフターの会場は小さめのクラブだ。


中真っ暗いい感じだ。しかも既にRhadooやってる!!少し出遅れたか?? やっぱ最高だな、彼のプレイは。


いいアフターだった。ここでは友達ともゆっくり歓談できた。午後2時過ぎに音が止まった。足もものすごく疲れ果てたけど。さすがに疲れた。でも嫌って言うほどたくさん踊れたな。
体調があれだから普段以上にものすごく疲れたけれども、最近どんなハードなパーティーの時でも心の支えがある。あの SUNWAVESよりこれは楽だろうといつも思ってみる。実際そうだ。また、ハードスケジュールと言う意味ではIbizaのクロージングの3週間ぐらいぶっ続けのあの地獄のような凄さに比べたらこんなの、っていつも思う。でも事実そうだ。


さて、クラブでのアフターを終え、だけどこの人達がそれで終わるわけがない。友達だけでのアフターアフターだ。
どんな場所でなのかなあと思っていたら、30人ぐらいでゾロゾロと、歩いてすぐのところのオフィスへと。ガランとした感じだったがワンフロアーぶち抜きの、ビルの中完全なprivateな空間だった。はじめは音も何もなく最初みんなお喋りするしかなかったが途中から機材からスピーカーから全てがセットされバッチリに。かなりバッチリだった。あの感じのは東京じゃあ場所と音的に完全に無理だよなあ。特にアフターって事で言うと、東京の一番のウィークポイントは音をバッチリな音量で出せる適切な雰囲気のVenueが半屋外では特に見当たらないってとこだよなあ。


しかしいい仲間達と本当に楽しいリラックスした時間が過ごせて最高だった。いい仲間達に恵まれてホント幸せだと思う。今回ここに来て、本当に正解だったなあ。

my brother, Ian F.


Barac


そして、ここは建物の2Fとかなんだけど、夕方から目の前の建物の1FでHalf Bakedも始まった。必然的にここはそこの自分達だけのVIP Room的な感じになり、自分らの音と、時にちょっとムードを変えようと下に降りて行くと、Julietta、PortableのLive、最後はVeraと言ったパーティーも共に行き来して楽しめると言う素晴らしい感じになっていた。


少しずつ人も散り出し、俺も夜10時、ギブ。残っていたみんなと近いうちでの再会を約束して家路に着く。いやあamazing weekendだった。このパーティーを準備した仲間達、そして現地で全ての準備をし果てはアフターそしてアフターアフターまで、最高のケアーを始まりから終わりまで怠らなかったLondonのプロモーターチームのみんな、本当に感謝と心からのリスペクトです。ありがとう!




いやあしかしさすがに疲れ果てた。これで、本来なら3日ぐらいノープランでのんびりして体調も戻し、木曜日ぐらいにBerlinに移動しようと思って、この日曜深夜の時点でBerlinまでのフライトも宿も何にもチェックすらしてなかった。まあどうにでもなるだろうとタカをくくって。
だが、この夜予定が急に変わった。Veraが、この後Berlin来るんなら、火曜日にVisionaereでAlexandra, Roustamと3人でパーティーするのよ、来ないの?って教えてくれた。うわー火曜日か、まだリカバリーなんて120%できてないだろうな。でもこのメンバーとあっては駆け付けないわけには個人的にいかない。

という事で、パーティー後の日曜夜中は何かをする事はさすがにムリで、全てを月曜日昼起きてから探す事となった。翌日からの部屋も含め。
が、一生懸命やればツイてる時は何とかなる。しかも最高の結果が。でもまあツイてないタイミングの時はこれはもうどうにもならなかったかもしれないけども。部屋が見つからない事はあり得ないけど、希望とはかけ離れた全然不便なとこだったりとかね。

フライトは久々のeasyJetが安い席ですんなり取れた。
そして部屋。air bnbで素晴らしい物件を発見。まさに今回この辺りにstayしようと思ってたそこ。S TorとCDVの中間それぞれ徒歩4分圏内。部屋はshareだけどものすごくいい感じの部屋で大家もすごくしっかりしてる人でやり取りも超早い。何よりインターネットが超高速っぽいのが最高。まあ行ってみないと実際はどうだかは分からないけど、おそらく何日も見てたとしてもこれ以上の物件はないなと思える素晴らしさのとこが運良くbookできて全てオッケー!部屋がcomfirmしたのはBerlinへ飛ぶflightのわずか12時間前でした。ラッキー♡

さて火曜日朝。ホテルをチェックアウトし今回初めて利用するSouthend Airportへ。London、各飛行場まで遠いな。でもCityは高過ぎるしな。Southend Airport。新しいっぽい。地球の歩き方にもここだけ載ってなかったし。


体調も日本からのここ何日もの間ずっと悪いから、なんかその悪いのに慣れて来て結構平気になってきた気さえする。ともかく今回の旅の一番の目的・ミッションをすでに終えているので気分は楽。別になんならBerlin着いてから数日ぶっ倒れててもいいし。 無事チェックインも済ませ全てバッチリ。さあ、快適にBerlinへ!