7/11 (木)
イビサでの最後のパーティー、さっきまでのあの最高のアフターの余韻も冷めやらぬうちにFrankfultに到着。心配してた寒さだけど、そんなに寒くはない。T-シャツにパーカでちょうどいい。
タクシーでHotelへ。快適な運転手さんだった。
今回は前半Frankfult市内のホテル、後半はお隣の市Offenbachの友達の家に泊まるよ。
ホテル、いい!部屋の広さがあってちょうどいい。友達ん家みたいだ。バスルームも広い。4月に泊まったホテルとかやっぱ狭過ぎだしきれいじゃなさ過ぎ。今回のは4つ星。ワンルームのアパートぐらいで、ホントちょうどよく快適だ!天井も高いし。これは落ち着けるよ。冷蔵庫に入ってるドリンク全部フリーだし、無料のインターネットも早い!これで4泊で236は文句ない!
部屋の整理済ませて外へご飯食べに出る。
もうケバブ屋しか空いてなかったがバッチリ。
24時間のコンビニ
翌日は朝早く目が覚める。快適に眠れてる。ここはいい!わりとスッキリ目が覚めてるので、朝食バイキング食べて来る。美味しいしいい。ここのバイキング、日本米と味噌汁が置いてあるのだ!このホテルは日本人の宿泊客もすごく多く、夕方まではホテルのフロントに日本人の女性スタッフが1人居る。便利で安心なのだ。イビサでは考えられないこの感じ。高くないしここはおすすめです。
ロビーにはコーヒー、果物、パンケーキなどが常時置いてあり、自由に食べたり飲んだりしていいサービスも。夜ちょっとお腹空いた時とかありがたい。
近所のマレーシアレストラン。ここは毎日行ってた。味がまだ自分の口に合うので本当に助かる。
そこにある自分的なキラーメニュー『Udon』。これは本当に美味い。肉野菜もいっぱい入っていて何より味が日本的。塩ラーメンのうどん版という感じでうどんも日本のものそのもの。ヨーロッパに居て、日本人じゃない人達がやってるのにこんなに味付けの近い美味いうどんあまり見た事ない。こういうのがほんとこっちに居る間の食のストレスを助けてくれる。
少し寝てから、さて、電車乗ってOffenbachへ。
いよいよ今回の旅の締めくくりのパーティー。でありながらおそらく今回のこの6,7月の僕の旅の中でのベストパーティーになるであろうと最初から予想していたこの最も楽しみなヤツ。今の自分的にこの場所でこのアーティストと言うのはある意味最上級に体験したいものであった。
『 RPR Soundsystem at Robert-Johnson 』
http://www.residentadvisor.net/event.aspx?486178
行きに電車なんか間違えちゃったりもしながらなんとかアーティストやみんなの基地にしているホテルに到着。部屋で少し遊んでからみんなで今夜の会場Robert Johnsonへ。そこからすぐ近くだからみんなで歩いて行った。
Robert Johnson。知り合いが格段に増えていて居心地が前初めて来た時より数段良かった。Sunwavesで会った仲間達とも再会。やっぱ今年あのSunwavesに一人で行ったのはでかかったな。
今夜はオープン~ラストでRPR SOUNDSYSTEM。素晴らしかった。4月のPrasleshも良かったがこっちもまた本当に素晴らしかった。
Rhadooの割と直線的で攻撃的なビート感、Rareshの時にエモーショナルで空間的なトランシー感、Petreのローで日本人には最も分かりにくいあのゆったりとしたグルーブ感。3人同じルーマニア人でもそれぞれ少しずつ違う。この三者少しずつ三様のそれぞれの個性が1曲ごとのB2Bでこの日もものすごくいいバランス感で保たれていた。
みんなも今日のパーティーは特別にいい、マンハイムから来ているパーティーでいつも会う友達たちも、RJでのRPR何度も来てるけど今日が一番いいって言ってた。ラッキーだ。
Petre Inspirescu (左), Rhadoo (中), Raresh (右)
さすがにこの日はかなり混んでた。
Mannheimに住んでる友達。音ムチャクチャ分かってる。
HardWorkSoftDrinkのMax。彼らは[a:rpia:r]が次の世代を育てていかないと、とサポートもしているお墨付き。4月のアフターでは彼らん家に遊びに行かせてもらった。
これは翌日の彼らのパーティー
人もいい感じだった。最後一人、日本がまぐろ獲り過ぎだっていちゃもん付けてくる嫌な感じのヤツいたけどあいつだけだった。済まんが俺にまぐろの事言われてもどうにもできんのだよ。ドイツではあんまああいうのにあった事ないけどなw
昼11時に終了。最後をPetreが締める。ゆっくりした叙情的なElectronicaであれはホント最後にふさわしい世界観だった。
ここで日本ではどこよりも早く発表してしまいます。このPetre Inspirescu、僕のAIRでのパーティー『Beat In Me』の次のゲストに完全決定ではありませんがほぼほぼ決定です。第1回目のEgal 3 a.k.a. VIDのように、次世代を担うアーティストを中心にと考えていましたが、この第2回はいきなりこのシーンのトップクラスが登場。特別なスペシャル開催となります。東京AIRでの開催は11/2(土)です。みなさんとにかくお見逃し厳禁。今からスケジュール空けといて下さい。予定被らないようにご注意下さいね~!!
この日のアフターは他の人達と別れ、計8人での超身内アフター。午後1時からなんとRareshが6時間ぐらい一人で目の前でず~っと回してた。これ以上ない贅沢な時間だったな。それにしても一昨日のアフターのPraslea, Onurと言い、今日のアフターはRaresh。みんな昔の曲を本当に良く知っている。もっともっと勉強しなければと痛感する。そして、今の俺はまだここでじゃあRAHA回してよ、って言われた時に堂々と参加できるだけの技量と曲の奥深さがない。なんかこのへんになると、ここ数日の体験を通し、海外のgigが取れるか取れないかとか、日本でのポジションがどうかとか、ハッキリ言って今はどうでもいい心境になってた。それよりも今はもっとやる事やらなければいけない事がいっぱいある。とにかく日本帰ったらやるぞ!この夏のんびりなんてしていられない!
最後4人になり、夜1時にアフター終了。この日のアフターはまた自分にとってすごく特別なものになった。ここでのアフターの写真は1枚もない。きっといつまでも心に残り続けるであろうという忘れられない光景が俺の頭の中だけに残っている。
帰り道の風景。これはこの街のなんだか有名な銅像らしい。
翌日日曜日は1日ゆっくり休む。
明けて月曜からは友達の家に移動。今日から3日だけ泊まらせてもらう。Offenbachでの生活だ~!
昼にpick upしてもらい地元の大スーパーへ。ここホントでかかった。
ここの友達の家も犬を飼っている。しかしみんな見事に犬がいるな。
この日は早い時間からゆっくり。シエスタして起きてまた寝る、という感じで二人回復に努めたよ。
早い時間はずっと半寝で、変な夢いっぱい見た。ガムが手にくっついて取れない夢、ジュースを注ぐ時こぼす夢、そして最後に見た犬とこの家の家族とその子供のたくさんの友達が部屋に入って来た夢はかなりリアルだった。かなりの感触もあった。あれは一体何だったのか?
翌日。いよいよここでゆっくり過ごす最終日。
昼におとといアフターで家に遊びに行かせたもらった友達も合流し3人でランチ。アフターでも俺にテクノの歴史を親身に教えてくれようとしてた。4月、そして5月のRomaniaでも世話になったけど、今回も本当によくしてもらった。心から感謝です。
Oli (左), Frost (右)
食後はまず1時間ぐらいレコードをチェックさせてもらってから
歩いて橋を渡り、Frankfultを観光する。前に来た2007年に別の友達に連れてってもらった超観光地の広場などひと通り歩いたよw
カイザードーム(皇帝の大聖堂)
ドーム博物館Dommuseum
レーマー広場
これがレーマー (旧市庁舎)。この建物のおじさん達がいるテラスで、なんかサッカーで優勝したかみたいな何かの時に王子かフットボールのスターかがここでスピーチだかをして人ものすごい集まってたんだよ、と教えてくれた。忘れちゃった。
戦争の爪痕を保存するモニュメント(とは言わないかな)
ライン川にかかるなんとか橋。ここから川のツアーもできる。今度来て時間あったらドイツの古城を回るラインツアー参加してみたい。
このそれぞれの札は、昔の川の氾濫か何かでその時水位がここまで来ましたよ、っていう印。え、でもここまで水来ちゃったら街ダメじゃん?
これは、訪れたカップルが二人の愛が永遠に続くようにと願いをかけて残していく慣しのもの。もう橋の全面にこんなに付いてる。
ドイツだから,多分二人の名前が男の場合もたくさんあるのだろうなと思うww
マインタワーとか
これは船上レストラン。BerlinでみかけるHostelではこれはない。
Frankfultでの観光もしっかり済ませ(笑)、もう思い残す事はない(笑)。
翌日、ここでだけでなく今回のヨーロッパでも世話になった友達に別れを告げ、さあいよいよ日本へ帰ります!
後は乗り継いで帰るだけ。なんか久しぶりだなあ。いつもと同じくらいの間隔だけど、いつもよりも長いような気もするし。またいつもとは少し違う心持ちのような気もするし。何か不思議な感覚だなあ。いつもの事だけど、今回日本にこれで帰ってみんなに馴染めるんだろうか,俺。それが不安だな。
アムスまでの便は久しぶりに3席一人だったので横になって寝れた。1時間ですぐ着く。
乗り換えで、機械で席チェック。30€プラスして席を広くしたよw
最後のKLM。めずらしい事だけど隣に日本人の女の子が座って、いっぱい話しした。ジンバブエ(スコットランドの首都)の留学生22才だった。なんと帰るおじいちゃんおばあちゃん家が俺ん家のかなり近く!こんな事があるんだね。
帰国!!
去年lostしたbagも今年は無事に成田に着いてました。
いつもはスカイライナー降りてからすぐタクシー乗っちゃうけど、なんか今年はトランクあったけど電車でもっと近くの駅まで来てみた。なんか面白かったな。
それにしても日本ってなんか中国みたいって自然と思っちゃった。
今回の日本帰って最初の飯は、地元の1コ前の駅前の初めて入ったごくごく普通の中華定食屋さん。しかしこれまた、ヨーロッパで食べてたどんな高いDinnerよりも美味しかったよ。日本の食事ってホント素晴らしい!
さてさて、また日本での生活が始まる。それにしてもやる事、やるべき事がマジ山のようにあるぞ。TO DO書き出したけどハンパない。
今年の夏は、4月からまず3週間海外行ってて1ヶ月日本、そして今回また5週間海外出てた。日本に居る時間少な過ぎ。って事は必然的に日本でやる事おろそかにちょっとなり過ぎ傾向、って事。これはダメ!しっかりすべき事追いつかないと。
そんでこの後は多分7週間日本に居てから、そして9月からおそらく6週間また海外。
と言う事で今日からおそらく7週間はまた日本に居る。その間、今年の夏は日本ではもうあんまり遊ばないでいいや、やる事に毎日没頭しよう、というモードになってる。
今回の旅で今、いや今だけじゃないけど、本当にやらなくちゃいけない優先事項もハッキリと見えてきた。これが今回の一番の収穫だと思う。この大事な気持ちを本当に忘れないようにしてこれからの毎日しっかりと追い込んで意味深いものにしていきたい、いつもの旅の後以上に強く強くそう思っている。
次日本を出るのはおそらく9月の頭。
その前に日本での最後のgigとして、9/6(金)のWOMBがある。
『STERNE MEETS WIRE'13 PREPARTY』
メインフロアーのゲストはNick Curly。僕はこの日の1Fをプロデュースしていて、Satoshi Otsuki, Timoとの3人でフロアーを担当します。多分だいぶいい感じになると思うので、また旅発つ前の最後の一夜として是非みんな遊びに来てもらえると嬉しいです。
ではこれで6~7月にかけての旅編は終わり。次はフロアーで会いましょう!
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