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Ibiza Through RAHA’s Eyes - vol.10: CLOSINGの大ヤマ



10/6(土)
さて、IBIZAのCLOSINGもいよいよ本当の大詰め。5月から始まったサマーシーズンが今終わろうとしている。9月にこちらに戻って来たその週からずっと書いてきたCLOSINGパーティーラッシュだけど、今から書くこれがいわゆる一番のCLOSING Moment。

10/6(土) Amnesia Closing (23-日曜19まで)
10/7(日) Space Closing (16:30-月曜夜未明まで)
10/8(月) circoloco Closing (昼12-火曜朝7まで)
10/9(火) circoloco after beach (火曜昼~24まで)

この4日間に亘る恐ろしいコンボのこのタイミングを、みんないわゆる本当のクロージングと考えている。これは街のクリーニング屋のおばちゃんから何からみんなそう。街を歩いてても感じる。今がまさにクロージングの締め。お店のおばちゃん達も口にしてるが、そういったおばちゃん達やホテルのフロントみたいな人達と話すと、やはりこの島におけるハイシーズンのクラブはSpaceとAmnesiaを中心に回っているというのが汲み取れる。

この4日間の恐ろしさは体験してみないと分かるまい。当たり前だが各スーパークラブの本当のクロージングだから、ラインナップもものすごい。普段だったらソロで日本に来て飛びつくようなのも切っていかないとどうにもならない。贅沢過ぎる悩み。

そう、それでこういう状況になってくるとよりいっそう、前にも書いたと思うが、Time Managementが最も重要なファクターになってくる。そして何時にどこに行くのが&居るのが正解なのかという情報が。なにしろそれぞれ20時間からあるパーティーである。みんな(普通のツアーリストはどうでもいい。要はいつも顔を合わせるパーティーの主要人物達)それぞれのパーティーに何時くらいから出動するのか?我々生き物だから当然休息(睡眠)を入れなければならないわけだが、どのタイミングで取るのが最も遊び的に正解なのか。
その、一番いい時にちゃんと居れて、まあどうでもいいんじゃん、ほらいつものみんなもだれもいないじゃん、って時にキチンとoffできるか。

何々のパーティー行きました、ってこちらだけでなく日本でもよく聞くけど、パーティーが大規模になればなるほど、何時に居たのか、そしてこれは意外とみんな重要視していないようで正直驚くが、フロアーのどの場所に居たかという事がムチャクチャ重要になる。日本のクラブでも同じ事。どこそこのクラブ・いいパーティーに行ってたはいいけど、ああ、せっかく来てたのにその時間その場所に居たんだ、もったいないね、っていうの、分かるかな?
分かり易く言えば、Amnesiaに来てる時、Main Roomに居るような人は俺のイビサでの周りには一人も居ない。あそこは観光客の中でもさらにお登りな人達が居るフロアーで、Terrace Floorに居ないともう話しにもならない。俺自身たとえ大好きなLoco Diceがやってる時であろうが、それがMain Roomだったら1日合計で1分も居ない。だってバイブス違い過ぎだもん。居ると気持ち悪くなる。高い金払ってヨーロッパまで来てあそこで時間を使うのはホントただのムダ(失礼。俺らにとっては)。それがここの常識過ぎる常識。

要はそう言う事。例えば、メインフロアーも当たり前だけどIbiza。だけど俺らにとってはあれはIbizaとは言わない。Sant AntonioがIbizaであってIbizaじゃないよ、とこっちの人が失笑しながら言うのと同じ意味合い。あっち側の人でいる事。それもIbiza。でも100回生まれ変わってもそちら側にはなりたくない。

さらに言うと、こっちのテラスに居ても2Fの上の方に固まってただ下のダンスフロアーをずっと眺めていても得るものは正直20%ぐらいだろうと俺はいつも思って見ている。特にああいうところは、フロアーの中、しかも島の遊んでる連中が溜まってるようなところに居ないと、ただのツアーリスト達が出してるのとは違う真にDeepなバイブスを感じる事は非常に難しいだろう。
あるいは、世界から集まって来てるDJ連中、レーベルの人達、そしてクラブの中で明らかにスマートな遊び方をしているその友人達、、の集まっているようなポイントに自分も居てそこの空気感を吸わない限り、多分いつも俺がここで言ってる事の意味とかも正確には分かってもらえないんだろうな、とも思う。でもそういった事もその人の人生、同時に実力。

俺はこれでも遊びに命までとは言わないがそれに近いものを懸けてる。まあこのぐらいの年齢でも一点の迷いもなくこういった生活をしてるんだから少なくとも人生は懸かってるよ。だからどうしてもそう言った厳しい物言いになってしまうね。自分でも分かってるが、俺の悪いところでもあるし、一方で自分的に大好きなところでもある。(苦笑)


何だっけ?あ、そう、Time Management。ここにこの4日間の俺の出勤時刻表を書いとくよ。面白いから。
ちなみにもうこのへんになってると、パーティーはとっくにお腹いっぱいになってる。もうDJもさんざ行ってるから、ああこの人はもういいんじゃん?みたいなとこもある。さらに言うと、これまでほとんど触れてきてなかったけど、こっちに戻って来てからずっとこのスケジュールをこなしながら、俺日本と結構仕事もしてたからね。例えばこの日なんかも10/27のageHa PoolオーガナイズしたHalloween Partyのやり取りとかね。やっぱりこれもちょうどスウェーデンに来てたSOクンにフライヤーのデザインやってもらってたから、それのやり取りを海外同士で延々と。パーティーの合間にチェック&やり取りして、あげくの果て月曜夜にはcircoloco Closingの真っ只中、夜中の2:00に日本の印刷所に電話してやり取りしてるからね。あんなの日本でもないわ。横にSethやTaniaやらが居て、ちょっと待って、って言って端っこ行って約束の2:00ジャストに国際電話を素でかけてる俺を、自分であの時は心から褒めてやったよ(笑)。まあしょうがない。自分に対する義務は義務。遊びは超大事だが、義務はもっと大事。遊びも一流のヤツは義務を疎かにしてはいけない。みんなもな!

とそんな感じでただ遊んで寝てればいいというのではないタイミングに辛いけどいろいろなってたのもあって、それはもうキツかったよ。なのでパーティーもさんざ全て行ったし、CLOSINGはもうそこまで貪欲には行かない。俺はね。もう大丈夫。
と言う事でちょとだけだけど余裕を持って臨んだ。だけど。。



【以下土曜からの行動】

【10/6(土)】

そう、前日の金曜日からたっぷり寝て(と言っても前の回に書いたように金朝まではものすごい連鎖だったが)、起きてクリーニングに行ったり(こういうのもあるからめんどくさい)、あとはずっと部屋でいろんなお仕事&作業。そんで土曜夕方からまた寝たが、悪夢ばかり見続ける。155歳の老婆の夢、200階以上の塔から飛び降りる夢、ブラジルのギャングボスのDJの機嫌を損ねて殺されそうになる夢、、散々だった。
4時間ほど熟睡して部屋でパスタ食べてから夜12時、これもまた、うわーまたプラスα~~!!となる、Sankeysでのどうしても行かなくちゃいけない友達のプレイの応援へ。SankeysレジデントDJで、Sankeysの中で重要な役割を担っているDave Rozario。彼にふと渡したMixをえらく気に入ってくれ、以来すごくよくしてもらってる。
CarnivalってののClosingだったが人入ってなかったな。みんなAmnesia Closingに行ってるんだよ。日曜朝5時帰り、また日本と仕事。友達がAmnesia行くの昼ぐらいからで大丈夫だぞ、って教えてきてくれた。ありがたい。。9時にちょこっと寝る。



【10/7(日)】

2時間寝れた。11時起き、ちょっと仕事やり取りしてからAmnesiaへ!午後1時過ぎ入る。
ここらへんは写真ないからね。1枚だけで勘弁して下さい。いろんなクラブ事情があります。
ラインナップは主だったところではこんな感じ。Marco Carola, Steve Lawler, Danny Tenaglia。MarcoはMusic Onやってたから別だけど(最後だし)、OLD SCHOOL!!! (笑) それにしてもパンパンだったな。例年そうだけど、今年もすごかった。



これ午後2時




もう結構お腹いっぱいで、3時過ぎに出る。だけどすぐ6時にはLa Plageへ。急遽決まったんだけど、先週終わったMusic Onのafter。それプラスLa PlageのClosing。こんな感じでポンポン入って来る。だけど頭からMarc Antonaが回すから来なよ、って本人達から電話もらってちゃ寝てるわけにもいかない。結局ここではMarc, Steve Lawler, Marco Carolaの3人が回した。Steveこの日はカッコ悪かったな。他では悪くないのに。結構ダサイのかけてたね。

夕方からSPACE行ってる友達からバンバン電話入った。何やってんの?早く来なよ~、みんな居るよって。例年は夕方過ぎからSPACE CLOSING行ってパーティー自体を満喫するんだけど、今年はちょっとパターン変えようと思ってたし、La Plageにも街のみんな結構集まってたから動かず。俺の情報では、この日のSPACEは朝から行くのが正解。なぜなら朝からRichie Hawtin, そしてCarl Coxが12時間ぐらいプレイする事になってたから。じゃあ何時に終わるんだよ?って感じだが。いずれにしてもこのまま明けて月曜は今度は昼12時からcircoloco - DC10のClosingが始まるけどね。ともあれみんなが集まるのは彼らのプレイが始まってからの時間だよ、ってSPACEの人が教えてくれてたw




夜12時前、La Plageまだやってたけど一度部屋に帰って速攻寝る。3時間ぐらい熟睡してあとはまた仕事。なんなんだこれ。
朝8時にSpace Closingへ。





【10/8(月)】

そしたらなんと、夕方から夜までやる予定だったのが、急遽朝9時で終わっちゃうって。警察だろうね。このへんの政治・暗黒絡みの事は危険なので書けない。ともあれ、駐車場入り口からもうPoliceだらけだった。代わりにアフターをUshaiaでやるって言ってたけど、もう俺はいいや。帰ってなんだかんだいろんな事して寝たの午後2時。



夕方6時起き、ステーキばっちり食べて今日に備える。今日は長いぞ、ホントに。
circoloco Closingはゲストリストがない。だれに聞いても。この日はリストというものがない。そんな俺をTaniaが救ってくれた。じゃあ一緒に行こう!というありがたいお誘いにはただただ感謝のみ。時間に絶対に遅れないように待ち合わせ場所に行くと、今日彼女とB2BするWillie GraffやTuccilloなど、Ibiza Localのお馴染みのメンバーがみんな居て安心した。ホントここらへんの人達は心底ピュアで人間的にいい人ばかり。イビサに住んでる人は本当に素敵な心の持ち主ばかりで気持ちがいい。すごくナイス。これも俺がホントこの島を好きな大きな理由の一つだ。

みんなで一緒にGardenのブース裏へ。ずっとここで遊んでた。もう表は恐ろしい混み具合でとても居れない。
でも裏のVIPには、今日この島に居る一部の真面目な人を除く全てのトップDJ達が集まっていた。アーティストだらけで彼らが心からリラックスしてクラブを楽しんでいて、雰囲気もすごく良く本当に楽しめた。DC10に来てる時の彼らは、おそらく一番リラックスしてるんじゃないかと思う。ここは本当にちょっと特別な場所だよ。

今日のcircoloco Closingのラインナップは凄まじい。この夏のこの島の全てのパーティーの中で最も凄まじい。
まず着いた時にやってたのはすでにこの人。Jamie Jones。


続いてTania Vulcano B2B Willie Graff。先日Circoloco JAPAN 2012でWOMBでプレイしてくれたこの二人。Ibiza在住の完全なローカルなので、circolocoレジデンツの中でも特に人々の支持は高い。この日のプレイは見事の一言!



あ、この日は写真いっぱいあるからね。AmnesiaとSpaceのClosingの写真なかった分、いっぱい載せます。

Tania



そんで次はSeth Troxler


Tuccilloと彼の妹分のSally。なんだその眼鏡は!?


Dyedの彼女とその友達ご一行from Paris


いつもありがとうJulien! (D'Julz)


とDjebali


9/8再渡欧直前にElevenで一緒にやらせてもらったGuy Gerber。こっちで何度会った事か(笑)。


Soul Clapのどっちだ? please say big kiss to LiLiTH MIO! だってよ、ミオちゃん♫ 言うの忘れてた。


Tuccillo&Eva



Tato


どこに行っても絶対に会うね、Tanzmann


Davide Squillace B2B Matthias Tanzmann





こうしながらも2:00きっかりに日本にさっき書いたbuisiness call。complete! RAHA グッジョブ!

外のGardenは結局5時までやったって。D'Julz聞きに中に入る。この中がまたやっぱり楽しかった。いやあやっぱDC10最高だわ♪

D'Julz (ちなみに右はDerrick May)


中の裏のVIPはこんな感じ


メインのDJ横からフロアーに入れる通路はもう人でパンパン。


中はこんな感じ


ちなみにさっきJulzが回してた中のフロアーの最後はこの人。Damian Lazarus


遊びながらこの辺からもう思ってたけど、イビサの帰り、当初アムスに2泊する予定だったけど、それやめようかと思う。ADE行こうと思ったけど。2~3日だけ寄るより、今回はこれだけIbizaにフォーカスしてひと夏all summer居たんだから、最後それをしっかり感じながら帰ろう。帰りのチケット変更しようっと。

最後はMaceo Plex。


7時まで。去年に続き、最後の最後フロアーの真ん中にちゃんと入れて良かった。疲れてたけど、やっぱちょっと前とかで帰るはないわ。今年夏ずっと居たIbizaの、clubの主なのが全て終わった。本当にありがとう。本当に楽しかった。心の中でそう言ってた。


終わった瞬間



外に出ると朝の7時半だけどまだ暗いし。

飛行機飛んでる。


朝食食べて昼12時寝る。



【10/9(火)】

3時には目が覚めちゃって、それからずっと仕事に追われた。7時過ぎにBeach HouseのSandsでcircoloco after。行くのちょっと遅くなっちゃったな。ちょっと暗くなっちゃってたから残念だった。やっぱあそこでは明るいうちが良かったな。去年も早くから行って楽しかったもんな。ちょいしくった。行った時は、Martinez Brothers, Seth B2B。多分その前はKerry Chandler。Martinez Brothers, Seth、だいぶカッコ良かったな。





これでIbizaのほぼほぼ主なCLOSINGが全て終了した。最初に書いたこの恐怖の4連(実際にはもっと増えたてが)も、今年も無事に終える事ができた。みんな少しセンチメンタルになっているのが見てとれた。それはそうだ。このcircoloco afterを最後に、明日かあさって島を出るアーティストがすごく多い。みんな長い人は5ヶ月ほぼ居っ放し、そうでない人も幾度となく飛び飛びに夏じゅうこの島を訪れているのだから。



俺はパーティー終了のちょっと前の夜11時前に出て部屋へと急いだ。何故かと言うと。。。

こちらのインターネットラジオで、PCB RADIO (PINK CITY BEATS)というのがある。トップアーティストが軒並み顔を揃える、Ibiza/France basedのプログラムで、こっちの人だったらみんな知ってる番組だ。




実は先日、そこのプロデューサーに誘われ、目出たくそこのMonthly Residencyに起用される事になりました! しかも聞くと日本人では、いやアジア人では僕が初と言う事!日本には山ほどいいアーティスト、DJの人がいて、彼らはそれぞれリリースやらもちろんラジオとかもいっぱいやってるんだろうと思う。そういったのに比べたらこれがどうなのかは分からないけど、僕にとってはこれは大きな一歩。さりげなくすごくうれしい出来事です!
放送は録音した自分のMixを流してもらうんだけど、その第1回の放送がこの日の夜11時だった。スペインの自分のアパートの部屋で、ネットから自分のMixが流れてきてそれを自分で聞いている。これ、結構うれしかった。そしてこれからもっとがんばろうと思ったよ。


『PCB Radio ー PINK・CITY・BEATS (WEB-RADIO)』
http://www.pink-city-beats.com/
http://www.pink-city-beats.com/artiste/RAHA

これがこのRADIOのリンク。トップページ見ると、順番に切り替わる動くいわゆるバナーの部分、白ポッチがズラッと並んでるんだけど、細かくて申し訳ないんだけど、右から9番目の「GET PHYSICAL」と7番目の「MOON HARBOUR」に挟まれて「RAHA」がある。もう意味が分からない。今これ書いてるの11月半ばだけど、もうここ1ヶ月半この感じにしてくれてる。

ともかくこの日が第1回。そして以後毎月第2火曜23:00(SPANISH TIME)、日本時間だと第2水曜朝6:00からの1時間で、第2回目は11月13日に放送された。アーカイブが残っていてMIX聴けるので、よかったらサイトを覗いて下さいね。かなりDeepなMixです。
3回目となる次回は12/12(水) am6:00なのでよかったら是非!



そんなこんなでラジオも無事聞き終わり、再度街へ!
circoloco after afterへ!(笑)
こんな感じでもう延々とある。でもこのアフターアフターは、VIPのリストバンドしてる人よりももっと全然クローズドな規模でやっていたので、もうほんとリラックスできた。アーティストとその友達だけ。やってる場所もちょうど俺のアパートから徒歩1分の場所だから楽チンでラッキーだった。最後の最後にみんなの顔見れてゆっくりできてよかったな。もうみんな数時間後の朝とかあさって発つとかって人が多かった。感傷的になるなあ。


そしてまだCLOSINGは終わらない。朝6時から一人Sankeysへ。このSankeysは、Space, Amnesia, Pachaとかと言った巨大バコの次に位置する中型club。元がマンチェスターってとこが少々引っ掛かるが、俺が思ってた以上にイビサのみんな(ツアーリストって意味じゃなく)からは支持されてる注目のハコだ。実際ここは今年はWinter Seasonも毎週土曜日にOPENし、Nima GorgeやらWillie Graffやら、冬じゅうしっかりしたアーティスト達のgigが毎週組まれている。
そのSankeysが、前記のデカ箱が全て終わったタイミングでCLOSINGを仕掛けてくるのだ。しかも今日明日の2日間。
これが苦しみに輪をかける。キツい。もうとっくにキツいのだ、我々。土曜のAmnesiaからCircoloco afterまで4日間本気で駆け抜けた後にさらに遊び場を用意しているというこの周到さ。恐ろしい。
でもまだ島に残ってる周りのいつものヤツらは結構行くって言うので、俺も出かけて行ったよ。もうこうなったらとことん。

朝6時半。この時間でもあれだけ人がワイワイ居たこのメイン通りもこの通り


本当に人っ子一人居ません。


Sankeys Closing Party Presents 24 Part 1 まったく出演者も、まあまあだけどいいんだ。(もうそんな感覚。このぐらいのラインナップではむしろまあまあ)


Alex Picone & Luis Groove 小部屋なんだけど、この、2人で02:00-08:00って感覚がホントいいよね。Luis(右)は俺と同じでほぼ全てのパーティーで会った。こういうヤツ好き。後で話すようになるけどやっぱ波長合ったね。


Tiefschwarzのどっちか。多分。



シマウマ


Guti



屋上はこんな感じ


そんでメインフロアーのVERY VERY SPECIAL GUESTはなんとDanny Tenagliaだった。Tenagliaちゃんと聞くの10年振りぐらいかな。あの頃は神様の一人だと思ってたな(今も違わないんだろうけど)。Mix鬼のようにカッコ良かったけど、NYNYし過ぎる時間が定期的に訪れ、それは俺にはちょっと厳しかったかな。でも懐かしさもあってなんか思ったよりも楽しめたなあ。

でもそんなすごく混んでもいず、しかもこのアフターラッシュの後にまだ遊びに来るぐらいのヤツらばっかで、結構楽しかったな。一番気になってたヤツともなんか仲良くなって一緒に遊んでたし。あと、NIck Curlyがあんな面白いヤツだとは思わなかったなw

昼12時頃出る。
さんざお世話になった中華ももうCLOSEしてた。また来年よろしく。


家の真ん前のレストランもシーズン終わって店じまい。ほんとにAMNESIA, SPACE, DC10終わった瞬間に他のみんなも終わるのね。これ見てるとほんとクラブに思いっきり依存してるっていうのがよく分かる。




【10/10(水)】

当たり前のように疲れまくってたけど、だいぶ色が落ちて来ちゃってて嫌なので寝ないでビーチで夕方まで焼く。こんな時、目の前が海だといいね。夜から6時間ぐらい寝る。熟睡。起きた時当然まだ全然眠く体重く疲れてる。このまま朝まで寝続けたら気持ちいいんだけどな。スッキリ疲れも取れそうだし。でも今夜がほんとデカ箱最後のCLOSINGだから絶対行く!朝4時半過ぎSankeysへ。


メインフロアーは音はSolomunとHoshでまあまあだった。Deep House。Secret guestはMartinez Brothersだったようだ。
サブでWolf&Lambやってたけど全く人居なかった。全く。ここらへんがよく分からん。贅沢過ぎなんだな。あと今夜は客層も若いし分かんねえんだろうな、あんま。

しかしこの日はこの日でまた面白かった。Sankeysのオーナー2人に紹介され、遊びに来てたMusic Onのオーガナイザーとも偶然合流し、まさにみんなでダンスを楽しんだなw すごく楽しかった。

別フロアーのCAJMERE




まだまだ終わらなさそうなので昼前に退散。夕方からヴィラアフターがあるって言ってるけど、ムリだろう、これ。
帰って寝る。



【10/11(木)】

夜7時過ぎまで5時間ぐらい寝れた。もうこのへんになると、5時間も寝れればなんかすごく得した気分になってる。もう疲れ自体のピークも逆に超えたかも。


人気のないSpace Parking。



◆この日の日記
『火曜日のcircoloco beach afterが終わって、昨日今日でだいぶ人が減った。多くのDJ達もこの2日間で島を離れた人が多い。街は少し前とは見違えるように静かになってきている。あれだけ停めるのに一苦労で全ての道ばたを埋め尽くしていた駐車している車もPlaya Den Bossaでもかなり少なくなってきている。今年の6月頭から、8月以外の夏をずっと過ごしてきたこの島のsummer seasonがいよいよ終わろうとしている。だけど、ローカルの人達の多くは「this is just the beginning of winter season!!」と別の捉え方をしている。僕もあとちょうど1週間でこの島に別れを告げる。

だけど大きなクラブが全てcloseしても、Ibiza Mapには載っていないようなアンダーグラウンドなものがいっぱいある。今月いっぱいまだまだそれぞれのローカルクラブのclosing、そして魅力的なPrivate Villa Partyなどが毎日のようにある。本当の楽しみはむしろここからのような気さえしている。この街の奥は思った以上にまだまだ深い。その核心に少しずつ近付いていっている今が本当に楽しい。』



ご飯食べて今夜のUNDERGROUND - RAHDOO &friendsまでひと寝入りできるなと思ってたら、なんと素晴らしいお誘いが来た。
Ricardo VillalobosのPrivate Villa Party。
疲れは依然ひどかったが、これを行かずして何を頑張っているのか分からないw
すぐにPCBのSaadi, そしてDimitriらと合流。ガランとしたSpace Parkingから一路Cala D'HortのVillaへ!Undergroundはやめた。


夜中2時半に着く。ものすごい警備でものすごいVillaだった。写真はこういう場所だからほどほどにね。 Nima Gorgi回してた。いる人はもちろん思いっきりselectされた人のみ。





朝になるとこのVillaの全貌が明らかになり、その凄さにはただただ溜め息だった。こんなvilla見た事ない。



すぐ目の前には世界遺産のEs Vedraが。




最初夜のうちはあんまりexcitingな感じじゃなかった。クラブでよく見る常連の人達もあんま居なかったし。どちらかと言うとハイクラスのお金持ちの人? だけど時間も経ち、Undergroundが終わる時間になって、全員流れて来た。どんどん街の人達も現れ、Next Wave, [a:rpia:r]周りも全員来て、未だかつてない相当な面白い感じになった。
Nima Gorgiも前半おさえめで後半はあげて来た。

そして満を持してRicardoが回し始める。


そしてその後はVera, Visionaireで回してるBinhとでB2Bやってた。最後はValentino Kanzyaniも。
Binh。彼始めて聴いたけど、相当ヤバい。みんな、ヤツは名付けて「king of after」って言ってた。




変なヤツは一人も居ないし、みんなpeaceで最高の人達。本当に楽しい時間だった。これが今回の旅のハイライトだったな。

Alfonzo Leon - CadenzaのUshuaiaでオープンだけどただ一人毎週やってるDJ。若いけどすごいね。本当にいいヤツ。普通に遊んでてすごく仲良くなった。



Music OnのDancerのえ~と名前出て来ないぞ。




天気も最高で、昼頃にはこんな感じにもなる。


このものすごく広くていろんなスペースが無数にあるヴィラを探索してたら、ここは僕の友人の家でね、と、ある人が話しかけてきてくれ教えてくれた。このヴィラのオーナーはある建築家の人。彼がこの土地を見つけ、さあ家を建てようとなった時に、彼は日の出から日の入りまでを、毎日365日観察したんだって。そして建てた。その結果、このヴィラには内外にもう幾つものベッドと小さいプールやバスがあるんだが、日の出から日の入りまで、全ての時間帯にfitするように位置取られ造られているのだ。しかも季節によって太陽の位置が変わる事も当然計算されている。朝日はこの場所のベッドで、10時になったらここへ移動、昼は、午後は、早い夕方は、サンセットは、というように、もう少し細かく全ての時間に自分が太陽の真正面に居れるように計算されて家が造られているのだ。それらの全ての位置にサンベッドやプールがある。そう聞いてもう一度見てみると本当に素晴らしかった。より素晴らしい事が実感出来た。



ずっと笑顔だった。結局楽しくてなかなか帰れず出たの夜7時。夜中の2時半から行ってたから、17時間ぐらい居たよ。本当に楽しかった。気持ちのいい人達と気持ちのいい時間が過ごせた。連れて来てくれてありがとう!



素晴らしいヴィラアフターにも恵まれ、いよいよ最後1週間を切った。ああ、まだ帰りたくないよー。みんな結構今月いっぱいまで居る人多いんだぜ、今日みたいな人達は。

いよいよこの夏の旅も最後の締めくくりに入る。