■evala(port / ATAK)
サウンドアーティスト。本名、江原寛人。 2004年「port」設立。音楽レーベルとして先鋭的な電子音楽作品をCDをリリースするだけではなく、SONYクリエイティブセンターとの環境音プロジェクトやサウンドプロダクトの開発、NTT西日本や松下電器産業など企業VP/CMサウンドデザインを数多く手掛けるなど精力的な活動を展開。 2004年「世界最良のショーケース」と国内外の各方面より高い評価を受けたコンピレーションCD「port doc.1-5」に続いて、2006年には自身初のソロアルバム「initial」を発表。フィールドレコーディングされた音素材の徹底的に人工的なプロセスによる加工/編集によって作り出された強靭かつ繊細なサウンドが「日本の最前線を担う音響作」と評され大きな話題を呼んだ。また、音楽家・渋谷慶一郎の主宰する「ATAK」にも参加し、世界最大の電子芸術の国際コンペティションであるアルス・エレクトロニカ賞にて今年度入賞を果たしたインスタレーション「filmachine」(YCAM/2006)や「Description Instability」(ICC/2005) などにおいて、オーディオ・ビジュアル・ネットワークを主としたプログラムを担うほか、渋谷慶一郎と複雑系研究者/東京大学助教授・池上高志を中心とする非線形物理学の応用による変化と運動の音楽理論「第三項音楽」にも参加。その他、主なCDに「V.A./60 sound artist protest the war」(ATAK/2003)、インスタレーションに「urban toons」(Tokyo Art Jungle展/東京国際フォーラム/2002)、中島佳秀と「mnemon」としての共作「cam-tv/mic-sp」(銀座ANPONTAN/2005)など。今年度、東京藝術大学大学院非常勤講師。
http://evala.org
■BUNLIN a.k.a. FUJITA tomoyuki(LOTUS)
94年頃からマニピュレーター、DJとしてキャリアをスタート。当時に所属していた大阪のインディーズレーベルからファーストEPのリリースやその他にリミックス創作などを手掛けるなどして徐々にダンスミュージックと大きく係りだしていく。その後、97年よりClubFLATtの毎月曜のレギュラーパーティambitekやClub KarmaのマンスリーパーティFLOW-MOTION、S.E.Tのオーガナイザー件DJを経て現在UNIZONを主宰、05年からは大阪は鶴の間などで地下世界を展開するLotusのレジデントDJを中心に活動している。同年にmarvais labelからリリースされたミックスCDは販売当初より月日が経つほど各方面から徐々に囁かれるようになり、この時代に珍しく口コミによる異例のセールスとなっている。そのDJスタイルはもはや今日のダンスミュージックの概念を越えているという声も飛び交うほどコアであり奇妙な最先端ワールドを発信し続けている。
■phocsy a.k.a Bana
Bana名義ではMinimal、Acid、Tech、Clickなどフロア向けのサウンドによるライブパフォーマンスを行う一方 phocsy名義ではIDM・Electronicaをベースにした抽象的かつ実験的なサウンドを奏でる。 表と裏、調和と混沌、相反する互いの活動の中で常に新しいサウンドを追求し続けるサウンドクリエーター。
http://www.myspace.com/banaphocsy
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