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CHAOS

近年稀に見る怒濤のリリースラッシュ最後を飾る『via』リリースパーティとして、年末恒例オープン~ラストのDJロングセットが大好評だった田中フミヤのレジデントパーティ「CHAOS」。今年1発目は3度目の来日となるブルーノ・プロンサトが2ndアルバムを携えて、そして[Hello Repeat]レーベルオーナーのヤン・クルーガーが初登場。ブルーノ御墨付きのDJプレイは、今後のCHAOSを占う意味でも絶対にチェック!



▲BRUNO PRONSATO: ブルーノ・プロンサト

本名Steven Ford。既にCHAOSには通算3度目の登場となるUSシアトル出身(現在はベルリン在住)の鬼才トラックメイカー。成熟と共に洗練されていく一方のテクノ・シーンにあって、あたかもそれらに反抗するかのような生々しい混沌を持ち込む異端児。テクノに出会う以前はスピードメタル・バンドでドラムを叩いていたと言う経歴からして異色だが、[Orac]や[Musique Risquee]、[Philpot]などからこれまでにリリースされた12インチ群で展開されるある種の悪辣さが滲み出たグルーヴはまさに唯一無二のオリジナル・スタイル。2006年ベルリンへの転居後は盟友Jan Kruegerが運営するレーベル[Hello Repeat]を拠点に活動、同時にSammy Dee[PERLON, pantytec]とのコラボレーション・プロジェクトHalf Hawaiiでのリリースも展開するなど、ヨーロッパ各地のクラブでの多忙なライブ出演も併せて依然精力的な活動が続いている。2008年1月には長らくリリースが待ち望まれた2ndフルアルバム『Why Can't We Be Like Us』が[Hello Repeat]よりリリースされた。

http://www.undosounds.com



▲Jan Krueger: ヤン・クルーガー

90年代からドイツ国内を中心に活動を続けるDJ。Bruno PronsatoをはじめHalfHawaii、Daze Maxim、Audio Wernerなど名うてのアーティスト達を抱えるレーベル[Hello Repeat]のオーナー。同郷デュッセルドルフのDaze MaximことMarcusManowskiとは長年に渡り活動を共にしてきており、2001年にはMatthiasTanzmannのレーベル[Moon Harbour]からDazeとの共作12インチ、Krueger &Manowski 「Cassis EP」[MHR007]をリリースした経験もある。DJとしては現在ハンブルグのHarpuneでのレジデントを中心にPanorama Bar(ドイツ・ベルリン)やP3P(ベルギー・ブリュッセル)などヨーロッパ各地のヴェニューで精力的に展開中。深いハウスグルーヴとエッジの効いたテクノの間を縦横に行き来しながら、しなやかかつ濃密にグルーヴを紡いでいくそのDJスタイルは長年にわたるDJキャリアで鍛え上げた筋金入りのもの。 Bruno Pronsato曰く、「こんなに良いやつで、しかもこれ程才能があるやつなんて今までお目にかかった事がないぜ!」とのこと。

http://www.hellorepeat.com