近年EUを中心に注目を集めているミニマル/クリックサウンド。そのジャンルを軸にしながらも、様々なタイプのエレクトロミュージック(電子音楽)をクロスオーバーさせ、オリジナリティーあふれる世界観を演出する集団。それがSYNCHRONIC。SYNCHRONICは、毎回すばらしいアーティスト達による良質な音をフロアに伝えることをモットーとし、流行を追うのではなく、あくまでもアンダーグランドでスタイリッシュな空間を創造し続けています。「来れば解る」「来れば踊れる」「来ればまた来たくなる」そんなSYNCHRONICのパーティーを一度、体感してみてわ。今回のSYNCHRONICは、大御所DJ達からも支持をされている若手クリエイター兼レーベル・オーナー、Don WillamsとのSYNCHRO。どこかデトロイトな雰囲気をベースにした彼のプレーで是非とも踊ってほしぃ。
■Don Willams・・・
1999年、18歳で自らのテクノレーベルTokomakを立ち上げ、Tresorで3ヶ月おきのレーベルナイトを主催。トライバルテクノをベースとしたサウンドはJuan Atkins、DerrickMay、Claude Young、Mark Broom、DJ Rolando、Ben Sims、Samuel L Session、DJ Shufflemasterなど多くのDJたちに愛用される。レーベル運営を通しUKテクノのベテラン、Mark Broomの目に留まりPure Plastic、更にサブレーベルであるRewired Recordsから2002年、2003年と続けて4枚のソロEPをリリース。またロンドンのスタジオでともに制作したトラックは後年二人の名義で100%Pure、StyraxRecords からリリースされている。3台のターンテーブルを駆使したグルーブ感溢れるフロアミックスは、アムステルダムのオーディエンスだけでなく共にプレイしたShinedoe、100% PureレーベルオーナーでもあるDylan Hermelijnこと2000and Oneをも熱狂させた。2004年、ベルリンのテクノレーベルStyrax Records、Styrax Leaves の立ち上げにともないアドバイザーとしてビジネススタートをサポート、レーベルロゴやアートワークを受け持つ傍ら、自らも楽曲を提供する。2005年には自らのレーベル活動を再開。ディープハウスレーベルMojuba Recordsは高品質のサウンドとハンドメイドによる希少性の高さで固定のファン層を確立、Luciano、Ricardo Villalobos、Richie Hawtin、Sven Vath、Tobi Neumannなどによってプレイされる。1年後にはサブレーベルA.R.T.lessをスタート。 Mojuba Records、A.R.T.lessのデトロイトテクノ、ディープテクノを指針とする楽曲の数々はドイツの権威あるテクノマガジン 「Groove」誌上にて多くのDJからの支持を集め、DJチャート3位内にランクイン、それを裏付けるようにドンの?Detroit Black EP"はEllen AllienのFabricMix CD Seriesに、またその他のトラックは Sven Vaeth、Tobi NeumannのMix CDにピックアップされている。現在はベルリンを起点にBerghain/Panorama BarやTresorでプレイする一方、自らもパーティーを主催し精力的に活動している。
EVENTS

