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Anything GoesKennyDopeJapanTour

Keb DargeとのKAY-DEE、MANZELのLP、P&Pなど数々の作品を世にリリースし続けているMasters At Workのビートクリエーター"ケニー・ドープ"。最近では、『In The House』 [Defected]や『Strictly Masters At Work Mixed』[Strictly Rhythm]等のミックスCDも手掛け、DJとしてもプロデューサーとしてもますます活躍中のケニーが、ヒップホップ、ブレイクビーツ、ジャズ、ファンク、ソウル、ガラージ、ディスコ、アフロ、ラテン、ハウスミュージック等、様々な音楽をクロスオーバーする"Anything Goes"に帰ってくる!昨年のリリース・パーティでも共演したDJ KENSEIも加わって、今回もPerfect Comboでお届けします。



▲KENNY DOPE:ケニー・ドープ

Masters At WorkとNuyorican Soulではプロデューサーとして大活躍。ソロ活動でも[DOPE WAX/KAY-DEE]等の作品がヒットを飛ばし、秀逸な12インチを世に送り出す。自らMasters At Workと呼ばれるクルーでDJをしていた彼はNYで生まれ育ち、近所のパーティでヒップホップサウンドをプレイしていた。そして、自分が今までプレイしてきたレコードよりもいいビートやトラックを作れると確信してインディペンデント・レベール[Dope Wax]を設立。その後、幾つかのアンダーグラウンドヒットを飛ばし、[Strictly Rhythm]、[Cutting Edge]、[Nervous]、[Big Beat]の制作を始める。当時(80年代後半)NYのプロデューサー、Todd Terryの共通の友達であるLittle Louie Vegaを紹介され、現在のMasters At Work結成のきっかけとなる。ケニー自身ヒップホップ、ダンスホール、ハウスにおいても精通しており、これを機にベストなビートを作る男として名声を築き上げ、M.A.WのユニットとしてNYから世界へとフィールドを広げるのである。M.A.Wの活躍は留まることを知らずMichael Jackson、George Benson、The Brand NewHeavies、LisaStansfield、CeCePeniston、Vanessa Williams、Deelight、その他ビッグアーティストのリミックスを手掛ける。また、Bucketheads、BarbaraTucker、The Braxtonsや、ジャズ・ラテン・R&Bの大御所等Tito Puente、Roy Ayers、Jocelyn Brown、George Bensonをフィーチャリングした"Nuyorican Soul"のアルバムをプロデュースし、世界最前線のプロデューサーとしての地位を確立。そして、[M.A.Wrecords]を設立し、勢力を広げ他のプロデューサー・アーティストを起用し、いくつもの才能を開花させる。その後Nuyorican Soulから約5年ぶりのMasters At Workとして久々のアルバムが2001年にリリースされ、India「Backfired」、RoyAyers「OurT imeIs Coming」、James Ingram「Lean On Me」、Stephanie Mills、Nastieand Dennis「Work」などクラブヒットとなった曲を含めたアルバム『Our Time Is Coming』をリリース。その後も精力的にリリースを重ね、ソロ活動でも大活躍し、数々の秀逸な12インチを世に送り出し、また、ミックステープ、数々のリミックス作業をこなし、彼の音楽のバックグラウンドの深さを味わせてくれる。