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ESCAPE presents INNER VISIONS JAPAN TOUR2008

独特のコンセプチュアル・サウンド、アートワークで、ここ数年のハウス・ミュージック・シーンの流れを変えたベルリンのレーベル [Innervisions]。その主宰者であるDJ DIXON(WAHOO)と、「Rej」、「Where We At」等の傑作を発表し[Innervisions]の看板アーティストとなったAMEの再来日!彼等が繰り広げるディープなダンス・ミュージックは世界中で支持を得ており、ここ日本でもその最先端のテック・サウンドは確実に定着してきている。現在も進化を続けているアーティスト達だけに、以前とはまた違ったサウンドで魅了してくれるはず。彼等にとってもYELLOWでのファイナル・プレイ、素晴らしいパーティにしましょう!



▲DIXON

本名Steffen"DIXON"Berkhahn。[Sonar Kollektiv]傘下で[Inner visions]レーベルをスタートさせ、今世界中で最も注目を集め、彼無しではドイツのハウス・ミュージックを語れない程の重要な存在となっている。90年代初頭、ベルリンを拠点にDJ活動を開始し、90年代中期からEWERKやTRESOR等のクラブでウィークリー・パーティのレジデントDJとして活躍。しかし、自分の求めている音楽が、当時ベルリンでプレイされていた音楽よりも更にディープであることを自覚し、彼独自のパーティを開催することを決意。1996年、MitjaRrinzと共に"Audio Video Disco"をWMFクラブで主催し、ドイツで最も影響力のあるハウス・ミュージック・パーティとなる。1998年には、Jazzanovaクルーと組んで彼の最初のリミックス作品を[Sonar Kollektiv]から発表。Jazzanovaのサイドプロジェクト、ExtendedSpirit名義で発表されたPropulsion(DIXON'SAVDCMix)である。その後FemiKuti、At Jazz、Brooks、I-Cube、Kemetic Just、Beanfield、Clara Hill、Fauna Flash、Meitzと言ったアーティスト達のリミックスを手掛ける。また、今やハウス・クラシックとなったGeorgeLevinの「When I'm With You」や「(IGot)Somebody New」をプロデュ-スし、Louie VegaやTimmy Regisfordからも大絶賛されている。2002年には、George Levinとの共同制作で"Wahoo"というプロダクションを開始。最初のシングル「Make Em Shake It」は2004年から2005年にかけて大ヒットし、Francois K.等もへヴィ-・プレイ。更に[Defected]にもライセンスされ、再リリースされた。ここ数年彼の手掛けたプロデュ-ス作品やリミックス、そして人気MixCDシリーズ『OffLimits』の成功で、ヨーロッパを中心に世界各国を飛び回るほど多忙となった為ウィークリー・レジデント・パーティを休止し、2006年4月からはINNERCITYというクラブでマンスリー・レジデント・パーティを開始。既にベルリンでは最高のハウス・ミュージック・パーティとして話題となっている。ここ日本でも、INNER VISIONSとしてのツアーを行い、ベルリンならではのエレクトロニックでディープな音楽でファンを魅了。その人気を決定的なものとしている。昨年、注目のレーベル[GetPhysical]よりMixCD『BODY LANGUAGE VOL.4』もリリースされ、今後の更なる活躍が期待される。



▲AME

2005年に発表された「Rej」の世界的ヒットによって一躍注目を集めることになったAME。フランス語で"Soul"を意味するAME(アーム)は、Frank WiedemannとKrist ian Beyerによって結成されたプロデューサー、DJチームだ。今から6年前、ドイツ西部の都市、Karlsruheにあるレコード・ショップ"Plattentasche"で働いていたKristianと、当時既にDJとして活躍していたFrankが出会い、意気投合。共に楽曲制作することを決意したのが始まりだ。Moodymann、Underground Resistance、Carl CraigといったデトロイトのアーティストやBlaze、Metro Areaといったニューヨークのアーティストに影響を受けたKristianと、ChateauFlight、JohnTejada、IGCulture、Jazzanova等、より幅広く音楽的影響を受けたFrankのコンビネーションによって、彼等の作品は制作されている。「Rej」は、FrancoisK、Dererick May、Timmy Regisford、Carl Craig、Deep Dish、そしてJohn Digweedまでがプレイするほど、ハウスやテクノといったジャンルを越えて大ヒット。他にも、「Mifune/Shiro」や「Ojomo/Nia」、そして[Innervisons]からの最新シングルでHenrik Schwarz、Dixon、Derrick Carterと共作した「Where We At EP」といった傑作シングルを多数発表している。また、注目に値するのは、Roy Ayers「Tarzan」、Akabu「Phuture Bound」等のリミックス作品だ。原曲の面影を残しつつも彼等独特の音楽へと再構築してしまう手腕の凄さには驚かされる。一度聴くと彼等の作品だとすぐにわかる程のオリジナルなサウンド、そしてそのスタイル。DJ Dixonが始めた[Sonar Kollektiv]傘下のレーベル[Inner visons]の看板アーティストとして今や世界的人気DJとなった。2007年春、[NRK]から『COASTIICOAST』シリーズ最新MixCDがリリースされた。