前売は、チケットぴあ(0570-02-9999/0570-02-9966、Pコード:289-883) 、ローソンチケット(0570-084-005、Lコード:53014)にて4/5より発売※前売発売場所:ぴあカウンター、ファミリーマート、セブンイレブン、サンクス、ローソン各店
USオルタナティヴ・シーンにおける至高のコンポーザー、ジム・オルーク。音響派/ポストロックの帝王にして、ガスター・デル・ソルやレッド・クレイヨラでの活動、くるりやサンガツ、ステレオラブ、トータス、ウィルコ等々のプロデュース、ソニック・ユースのメンバーとしても全世界的に活躍したなどの多彩なキャリアを誇るが、その本質はデレク・ベイリーやヘンリー・カイザーとの共演も果たした即興ギタリストである。そして様々な先鋭的セッションを通過したジム・オルーク・ユニットが辿り着いた新たな秘境は、ジム・オルーク×坂田明×YOSHIMIO(ヨシミ)の3人による新ユニット『ハ行』!!日本フリージャズ・シーンきっての鬼才、坂田明の驚異的なインプロヴィゼーション、ボアダムス、V∞REDOMS、OOIOO、SAICOBABA、FREE KITTEN 他、様々なユニットで活動するYOSHIMIOの大地の音、そしてデレク・ベイリー以来のイマジナティブな「ギタリスト・ジム」の全貌を現すジム自身のギタープレイが織りなす、ひりひりするような緊張感の中での、三次元の空間を切り裂いてみたり、デジャヴ的な音風景を創出したり、自在に行き来する3人の異才のスリリングな融合!この息を呑むような音空間を、才能のぶつかり合いから生まれる奇跡的な瞬間を、是非体感して下さい!
● ジム・オルーク
USオルタナティヴ・シーンにおける至高のコンポーザー、ジム・オルーク。ガスター・デル・ソルやレッド・クレイヨラでの活動、近年ではソニック・ユースの一員としての活動でも知られるが、彼がまず最初に飛び込んだのは、フリー・インプロビゼーションの世界だった。ヘンリー・カイザーやデリク・ベイリー、マット・グスタフソン、他大勢の名だたるアーティストたちとのセッションが、彼の音楽的才能を磨き花開かせた。ジョン・ファーヘイ、トニー・コンラッド、くるり、ステレオラブ、ウィルコなどのプロダクションでの評価も非常に高い。シンセサイザー、ギター、ベース、プロデュース、リミックス、何でもこなすマルチ・タレント・アーティストである。ジム・オルークは80年代後半より常に時代の一歩先を進む先駆者としてその創造力を発揮し続けている。それらは古典的な音楽と音響・電子音楽との対立、つまり今日の音楽ジャンル全てを網羅すると言っても過言ではない。そのことはソロ作品からブライズ・グライス、ガスター・デル・ソルでの活動、そしてウィルコやベス・オートン、ファウスト、ソニック・ユースにおける多様な参加作品を聴けば充分であろう。一方で彼は、トニー・コンラッドやジョン・ファーヘイからジュディ・シルやビル・フェイ等の音楽の支持者でもある。さらには、ヴェルナー・ヘルツォークやオリヴィエ・アサイヤスの映画作品やその他にも多くの映画に楽曲を提供していると同時に、彼自身も時間を見つけては映画制作を行っており、ニューヨークで定評のあるホイットニー・ビエンナーレに2度も出展している。
●坂田明 <http://www.warabi.ne.jp/~daphnia-pulex/>
1945年生まれ、広島県呉市出身。広島大学水産学部水産学科卒業。69年上京後「細胞分裂」を結成。72年「山下洋輔トリオ」に参加。メールス・ニュー・ジャズ・フェスティバルを始め、ベルリン、モントルー、ニューポートなど世界中の様々なフェスティバルに出演。以後「SEXTET」「wha-ha-ha」「DA-DA-DA ORCHESTRA」「MITOCHONDRIA」など様々なグループの結成、解体を繰り返しながら、ミュージック・シーンの最前線を走り続ける。00年10月、NYにて盟友である世界屈指のプロデューサー、ビル・ラズウェル、マイルス・デイビス「アガルタ」のギタリスト、ピート・コージー、微塵子空挺楽団に参加したドラマー、ハミッド・ドレイクらと日本の民謡を演奏したエポックメーキングな作品「Fishermans.com」を発表。DJKrush によるリミックス版「貝殻節リミックス」も含め、一大センセーションを引き起こす。03年5月、バンド「坂田mii(みい)」を率いて、ヨーロッパ・ツアーを敢行。パリやデュッセルドルフで大暴れする。同年、長年にわたるミジンコの研究普及活動が認められ、日本プランクトン学会より特別表彰を受ける。更に自身も出演したドキュメント映画「白神の夢」の音楽を制作。続く04年にも小栗康平監督の映画「埋もれ木」に出演。同年9月に自身のダフニア・レーベルで発売したmiiの初アルバム「赤とんぼ」が15,000枚以上のヒッ作となる。05年4月には、新宿ピットインにて「Sakata/O'Rourke Tokyo Session」をライブ録音。音源を編集した2作をリリースし高い評価を得る。10月に、DVD「ミジンコの静かな宇宙」を発売。現在はレギュラーグループ「坂田明mii(みい)」を中心にセッションを展開中。また、オルークとのコラボレーションも継続して行っている。 07年4月に行われた、ビル・ラズウェルのピットイン企画「東京ロテーション」に出演。物凄い演奏で、全員の度肝を抜く。著書には「ミジンコの都合」(共著 日高敏隆 晶文社)、「ミジンコ道楽-その哲学と実践」(講談社)、「瀬戸内の困ったガキ」(晶文社)等がある。 NHK「視点論点」「ためしてガッテン」等、テレビ、ラジオ出演も多数。
●YOSHIMIO
<http://www.boredoms.jp/><http://www.ooioo.jp/>
ミュージシャン。1986年、ボアダムスに加入、紅一点のドラマーで、EYEとともにバンドの主要メンバー。ソニック・ユースのキム・ゴードンらとのバンド、フリー・キトゥンでの活動、自らがリーダーを務めるOOIOO、完全な実験的・即興演奏でライブ活動を行うユニット、サイコババをプロデュースするなど、さまざまな音楽活動を展開している。
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