何と贅沢なジャズ・ファンクの宴なのだろう。ヴィブラフォンを手にストリートの鼓動を伝えてきたロイ・エアーズを中心に、ジャズの枠を飛び越えてソウルやヒップホップとも手を繋ぐ腕利きたちが繰り広げるスーパー・セッション。ロイ同様レア・グルーヴで再評価されたクールでメロウなキーボードの魔術師ロニー・リストン・スミス。ジャズ・クルセイダーズの一員として名を上げたトロンボーン奏者のウェイン・ヘンダーソン。「ファンキン・フォー・ジャマイカ」のヒットでディスコ・フロアを揺らしたトランペット奏者のトム・ブラウン。さらにブラコン・シーンを沸かせたソウルフルな歌姫ミキ・ハワードも加わるステージは、全シーンがハイライトとなるに違いない。
2008.07
13
SUN
