[SANCHEZ PROFILE]
彼のスタイルは、持って生まれた特有の声によって特徴付けられる。またその声のラフさはその時代の荒々しいダンスホール・リズムに一致していた。1987 年、サンチェスD(Sanchez D)という名でレコードデビュー。同年「レディ・イン・レッド(Lady in Red)」が初ヒットを記録後、スライ・アンド・ロビー(Sly & Robbie)のリズム「ジン・バン・ジン(Zim Ban Zim)」で新たな功績を残した。 その後ティアーズUK(tears UK)チャートにランクインし、彼は一流スターとなった。レゲエ・シーンでラブソングを歌わせるならサンチェスに他ならないと女性に熱狂的絶大的人気を得た。1988年まで数々のシングル、アルバムを発表、ヒットを記録、その後もシングル、アルバムを発表し、一時的に歌唱力と歌詞のメッセージ性の低下が指摘されることもあったが今日も音楽活動を続けている。サンチェスの歌唱力、歌詞力はいまだに女性またはラブソング・ラバーに保証されている。
[FLOURGON PROFILE]
フロアガンはかつてダンスホール界が生み出したドンの一人だった。キングストンにマイケル・メイ(Michael May)として生まれたフロアガンは、ストーンラブ、スモール・アクス、ランボ・マンゴ、そして自身のスウィート・ラブと言ったサウンドシステムを転々としパフォーマンスする事でそのキャリアを確立していく。彼は、ブライアン・トニー・ゴールドとの"How you so hot",スリラーUとの"Girls just wanna have fan",クレメント・アイリーとの"Dungle love",サンチェスとの"Madly in love"やニンジャマンとの"Zig up"といった数々のコンビネーション曲のヒットで知られる。その後も彼の稀に見るしゃがれ声は"One foot skank","We run tings","Bounce"といった良質なレコードを量産、彼は多くのヴォーカリスト達に新たな風をもたらし、刺激を与えた影響力の強いアーティストとして考えられている。そんな彼フロアガンは、今アルバムのリリースを予定しており、文化的な歌に良い歌詞を取り込んで、みんなに新たなフロアガンを聞いて欲しいと意欲を燃やしている。
[STONE LOVE PROFILE]
60年代後期、オーナーであるWEE-POWが、彼の従兄弟CHARIE REID,兄弟のCECIL POWELL、友人のWINSTON ROOMSの4人で立ち上げたサウンドシステム。立ち上がり当初から70年代初期までは、街の小さなダンスでプレイする特に小さなサウンドであった。 1972年ビッグダンスでプレイするチャンスを手に入れたところから本格的にサウンドシステムとしての活動を始める。当時のサウンド名は"SIX COXON"、その後"PISCES","STONE IN LOVE"と変え、現在の"STONE LOVE"に決定する。このSTONE LOVEというサウンド名には『石の如く強くレゲエを愛する』というWEE-POWの気持ちが込められている。このころのSTONE LOVEはアップタウンやジャマイカ内の地方を中心に活動し着々と知名度をあげ、あちこちのダンスに引っ張りだこになりその名を馳せる。それ以降の活動はご存知のとおり、現在までに多くの支持、ファンを獲得。STONE LOVEのスタイルは一貫してJUGGLINスタイルを崩さず。どんなダンスも盛り上げている。ジャマイカはもちろん世界各国のレゲエシーンに影響を与え続け、サウンドマンを夢見る者や、レゲエファンの憧れであり、お手本でもあるサウンドにまでなり、まさしく世界最高峰のサウンドで今後もあり続けるであろう 。
EVENTS
