チケットぴあ(0570-02-9999/0570-02-9966、Pコード:304-038)ローソンチケット(0570-084-005、Lコード:59971)にて9/6より発売
*3日間前売は
チケットぴあ(0570-02-9999/0570-02-9966、Pコード:782-175) 、にて9/6より発売
※前売発売場所:ぴあカウンター、ファミリーマート、セブンイレブンサンクス、ローソン各店
performance:Pierre Bastien,ドラびでお
<日仏電子音楽競演>
エレクトロニックシエスタのチームは、常日頃から日本の現代クリエーションに特に興味を持ってきました。日本のアート界は、この50年間西欧の文化と土着の文化の間の豊かな緊張に対面し、それが活力に満ちた独特の創造文化を花開かせたと考えます。画一化が進む世界において、日本人アーティストの何人かは、新しいコンピューター技術などのユニバーサルな媒体を通して、固有の表現方法を作り上げることに成功しました。こういった中で、世界的にも評価されているこの日本の創造文化に今回スポットライトをあて、その代表者に値するアーティストをフランスで紹介することが私達にとって重要であると考えます。また、同時に国際的な評価を受けるにふさわしい作品を制作しているフランス人アーティストを、外国でもっと知ってもらいたいと考えます。そこで、可能な限り多くの方に理解してもらいやすくクオリティーの高い2国間の企画を立案したいと考えました。ユニークで一貫性を持った作品の紹介を通して、フランスと日本の現代のカルチャー界を特徴づけ、そしてまた関連づけるものを紹介することを試みています。そして、日仏交流150周年という機会に京都でエレクトロニックシエスタという3つのイベントを開催することを提案します。一つ一つのイベントを一つの対話のように構成:二人のアーティスト(それぞれフランス人アーティスト、日本人アーティスト)を紹介します。フランス人アーティストに関しては、ヨーロッパではすでに知られた存在であるにも関わらず、日本でまだ一度も演奏したことがないミュージシャンを招待します。それに呼応する形で、その創作活動、そして/または美的意識がフランス人アーティストのそれらに近いものを持っていることで知られている日本人アーティストのコンサートを提案します。このように、この企画は、最も有能で革新的なフランス人アーティストに数えられるアーティストを、日本の皆様に紹介することを目的としています。この様な形で、関連付けることによってアーティストを紹介するということは、私達にとって芸術的視野を広げ、お互いの創作習慣を超え、確かなメディア上の影響が期待できる独特な企画への参加の機会を若い才能あるアーティストたちに与える一番確かな方法だと考えます。2008年はフランスと日本の日仏交流150周年、パリと京都の友情盟約締結50周年の年にあたります。記念イベントとしての企画です。日仏会館やヴィラ九条山でプレイベントを開催してきました。12月にも引き続き予定されています。本イベントとして10/3~10/5 の三日間、フランス人アーティストを招き、予定しています。
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●Pierre Bastien
ピエール・バスチャンは、1953年に生まれる。誰もが最初はするようにガラガラで遊んでいたが、10歳の時に知育玩具? LePetitPhysicien ?(「小さな科学者」仮訳)のゲームの部品を使って2弦のギターを制作する。15歳ぐらいの時には、メトロノームの右側にシンバル、左側にパエーリャ用のフライパンをくっつけた小さな機械装置を作る。これらの子供の頃の経験は、ばかげたもののように思われる。成人した音楽家としての最初の彼の活動と比較すると確かにばかげている。何故なら、JacBerrocalのアルバム ? Paralle`le ?(「パラレル」仮題)の中で、マイクの前で皿洗い用のスポンジを鞭のように扱って音を出しているからである。このアルバムの中で、聴衆が特に覚えているのは、VinceTaylorとBerrocalが自転車、ピエール・バスチャンがコントラバスでオスティナートな音を出している Rock'nRollStationであろう。このような型にはまらないデビューを飾ってはいるが、おそらく彼の同世代アーティスト達に一種のダダイズムのエスプリが保たれていたおかげで、彼は偉大なアーティスト達と制作をすることになる。そのアーティスト達とは、DominiqueBqgouet, Pascal Comelade, Pierrick Sorin, DJ Low,Robert Wyatt, Issey Miyakeなど。同時に、10台ほどのメカノ製のロボットによって構成されるプライベートオーケストラを長い年数をかけて開発し作り上げる。12年前からこれらの機械をMecaniumuという名のもとに集めていくつものアルバムを制作しコンサートを行なっている。コンサートでは、彼はオーケストラの指揮者であり、彼の音楽家友達は、彼が作った物たち、彼らの神経はゴムのバンド、彼らの心臓はレコードプレーヤーの古いモーターなどなのである。作曲が左右されるこれらのもろい組合せや不完全な歯車のことを念頭におかなければならない。そこには奇妙なパラドックスが作り出され、これらの機械から音楽作品に不可欠な感情すら生まれるのである。
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●ドラびでお
<http://web.mac.com/dr.ichiraku/iWeb/doravideo/welcome.html>
ラフォーレ原宿の2005年夏のグランバザールCMに出演したり、ヨーロッパ最大のメディア・アート・フェスティバル『ARS Electronica』の「Digital Musics」部門において「Honorary Mention」賞を受賞するなど、日本だけに留まらず世界各地で賞賛の嵐を巻き起こしている山口で活動するドラマー、一楽儀光(drums,Computer)によるプロジェクト。 _伊藤隆之(Program)とユニットを組み、大友良英、Sachiko MとのI.S.O.や想い出波止場への参加で知られる超絶ドラマー一楽儀光が、ドラムによるコンピュータ・コントロール・システムからドラムキットの各パーツに衝撃センサーを設置してドラムセットを巨大なビデオデッキとして使用し、映像をコントロール。ドラマーとしても一級品であるだけでなく、その発想のバカバカしさとエンターテイメントとしても完成度の高いエキサイティングでハチャメチャに楽しい最高のユニット! どこかの会社の社員達が工場見学旅行に行った際に撮ったホームビデオを加工した映像、旅館での宴会で太った中年コンパニオンガールを押し倒して抱きつくオッサンたちの映像、赤穂浪士の殿中シーンのネタ、マツケンサンバ、皇室、米国での公演用に作ったというブッシュと北朝鮮のマスゲームやパレードシーンをコラージュしたマイケル・ムーアを超えたメッセージ映像『ブッシュでブッシュ』などヤヴァ過ぎるネタを限度も知らずに惜し気もなく映像として披露。発売されたDVD「ドラびでお第一集」は著作権侵害、名誉毀損、猥褻物陳列罪等のDVDで考えられる法律すべてパーフェクトに触れギネス級の違反物と賞され発売直前に絶版。ブッちぎりのエンターテイメント性とプリミティヴな野蛮さは必見!
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