最新のエレクトロサウンドからロック、ハウス、フレンチ、ミニマルとパーティーチューンをマッシュアップしながら縦横無尽にかけめぐる「ELEKTROJUNKIE」。今回は、Tiga主宰の大人気エレクトロレーベル「Turbo Recordings」をフューチャーしての一夜!
Tiga主宰の大人気エレクトロレーベル・「Turbo Recordings」。もはやエレクトロの代名詞といっても過言ではないカナダ出身・モントリオール在住のDJ/ProducerであるTiga。クラブミュージックのみならずに限らずポップスまでも幅広く影響を与え続けている。1990年代前半から多くの地元モントリオールでレイヴパーティを数多く開催し、その後世界的に有名なAFTERHOURSのクラブであるSONAの設立や、また自身のレコードショップであるDNA Records等、話題には事欠かさなかった。2003年頃からロッキンなエレクトロにアシッドな感覚も織り交ぜた斬新なサウンドで、当時のエレクトロクラッシュのムーブメントにも乗ってシーンに旋風を巻き起こすこととなる。彼が手掛けたTomas Anderssonの"Washing Up - Tiga Remix"は、エレクトロ好きなら知らない者はいない程、2006年あらゆるフロアでプレイされた。ブリブリファットなベースラインとファンキーな曲展開は今現在も高い人気を保っている。昨年11月に発売されたZZT「Lower State of Consciousness」。ZZT?誰?それって食えるの?と思うやなかれ、なんとTigaとZombie Nationによるユニット!アーティスト買いでも間違いないのはもちろん、激しく攻め立てる電子音と同時収録のJustice Remixも彼ららしいズブといサウンドで、フロア最高潮間違いなしの要チェックサウンド。つい先日発売にされたニューリリースは、MBFからのリリースでもお馴染みChaimやBedrockで活躍するGuy Jのそれぞれの新曲を収録。石野卓球を始め、Soulwax、Digitalism、Boys Noizeといった、シーンの中心で活躍する彼らからヘビープレイする、そのサウンドはテクノ・テック・エレクトロシーンで絶対的な信頼感と新しい可能性を秘め、いつも最先端を走っている。
2008.11
01
SAT

