EVENTS

aum

音によって導かれる心と体の変化から パーティーを最高のartと考えるaquart。今回のaumでは B2Fにドイツケルンからベテラン女性アーティストのCio'Dor、Blowman名義で今年リリースされた作品が素晴しかった岩城健太郎、 B1Fはよりゆっくりとした時間を提供する為、Labyrinthでもお馴染みのHiyoshi、ダウンテンポの快楽に満ちたブレイクビーツを展開する LisM a.k.a Go Hiyamaを招き、異なる2つの音空間を演出する。



■Cio D'or (Treibstof / Karmarouge / Motoguzzi)

待望の初来日となるCio D'or。音楽をただ奏でるのではなく、その本質を引き出す彼女の魔法的なセットはトレンドと新旧に左右されない選曲眼、繊細なミックステクニック、創造的なアイディアから構築され、最小限と最大限を行き来する音数と深みのある音色で、クラウドを人間の持つ様々な感情へと誘う。自分がプレイするレコードを製作したプロデューサーへの敬意を常に忘れず、彼らがリスナーへ伝えたい様々な感情を見せることを信条としている。近年では自らもTreibstof, Karmarouge, Motoguzziといったレーベルからリリースを重ね、今年10月にBroqueからリリースされるAroma epはLuciano, Adam Bayer, Len Faki等、多数のトップアーティストから絶賛されている。



■Kentaro Iwaki (DUB ARCHANOID TRIM / BLOWMAN)

今年Blowman名義でEndless Flightからリリースされた作品が素晴らしかった岩城健太郎。自らの趣味である旅の感覚、レコードショップのバイヤー時代に培った豊富な知識、長年のキャリアに裏打ちされたレンジの広い選曲が融合した、深みのある彼のプレイスタイルは各地から支持が厚く、7月には地元、富山にて24時間セットを敢行するなど、その表現方法に磨きをかけることを決して忘れない。その姿勢はサウンドプロダクション、バンド、グラフィックワーク等の多彩な創作活動に反映され、常に彼自身とともに深化し続けている。



■Hiyoshi (dakini / global chillage tokyo)

1999年に活動を開始し、都内のクラブや野外フェスティバルに出演。近年ではThe labyrinthに6年連続で出演し続けるなど、アンビエントを中心にダブやエレクトロニカ、ワールドミュージックを掛け合わせた独自の雰囲気を作り上げている。エスノアンビエント・レーベルDakiniのスタッフ、CDライノーツやディスクレビューの執筆、パーカッショニストOchi Brothersとのコラボレーション楽曲のリリース等を通じて、多角的に良質な音楽を紹介中。



■LisM (disques corde / soup disk)

Go Hiyamaの名前は既に世界に知れ渡っている。James Ruskinを始めとするテクノ~ミニマル・シーンの牽引者達の目に留まり、UKのレーベルCODAからのデビューを実現。さらに、Warm Up、Electracom、Audio Assault等の名立たるレーベルから12インチのリリースを重ね、海外のフェスやレイヴにも幾度も招聘される。LisM名義のサウンドは、心地よくチルアウトした、ダウンテンポの快楽に満ちたブレイクビーツを軸に展開される。