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●Akiko Kiyama1982年東京生まれ。現在はベルリン・東京の2都市を活動の拠点としている気鋭のアーティスト。あざやかな大胆さと繊細な技巧が同居する複層的なグルーヴを伴ったトラック群は現在のテクノ・シーンにありがちな安易なシンプリシティとは異なり、ひときわ強い存在感を放っている。2002年頃からPC/ソフトウェア・ベースでのトラック制作を開始。2004年、PortableとLIVEでの共演をきっかけにリリースのオファーを受け、Sud Electronic (London)のコンピレーション12インチ[New Days]にトラック提供。同レーベルからは続いてソロEP [Dimention]を発表。Richie Hawtin、Ricardo Villalobos、John Tejadaをはじめシーンを代表するDJ達に高い評価を受け、ミニマルで液体的とも言える彼女独自のグルーヴは瞬く間にヨーロッパ〜北米、そして日本に至るまでセンセーショナルな興奮をもたらした。さらに2005年にはJay Haze主宰のContexterriorから作品リリースのオファーを受け、Richie HawtinのMix CD/DVD [DE9 | Transitions]にも[Like Ancient]をライセンスするなど目覚ましい活躍を見せた。2006年にはop.disc (Tokyo)に参加、yoshikiとのスプリット&コラボレーションEPをリリース。以降もSafari Electronique (London)、Thema (NYC)、Lick My Deck(London)といった世界各国のレーベル群から精力的なリリースを続け、2008年5月 待望の1stアルバム[7 years]をDistrict of Corruption (Berlin)よりリリース。



●ditch本名コウノ・シンイチロウ。2001年以降、都内の各クラブでDJとしてミニマルハウス/テクノをプレイ。トラック制作をスタートさせてまだ間もない2006年、Cabanne主宰のレーベルMinibar(FR)から [Kimidori EP]でデビュー。トラックメイカーとしてのキャリアの浅さは全く感じさせないミニマルで豊かなグルーヴ、柔らかなテクスチャーはリリース後瞬く間に多くのDJから注視を集めた。以後Microcosm (US)、Goosehound (US)、Safari Electronique (UK)、Kalimari (CA)といったレーベル群から目覚ましいリリース群を重ねる。2007年8月にはop.discより1stアルバム「ditch weed」をリリース。その自由な発想、ユニークで鮮やかなサウンドには今後のさらなる飛躍を予感させる。



●dublee1981年生まれ。高校時代に友人から聞かされたrage against the machineに衝撃を受け、バンド活動と打ち込みでの音楽制作をスタートする。主にバンドはコピーバンドであった為、自らの音楽性をより追求する為にエレクトロニックミュージックに傾倒して行く。そして2000年より本格的に楽曲制作を開始。2002年、ミニマルダブの手法を用い、独自の解釈で自身の創造性を推進すべくdubleeとして活動をスタートする。dubleeの楽曲はビートを残しつつも空間を重視した「気持ちの良い音」を基本とし、瞬く間に支持を得る。これまでに国内外の多くの素晴らしいアーティストと共演し、その音楽性を高く評価されて来た。またTRAUM、Progressive Formなどのレーベルのコンピレーションへの参加、mule electronicから数々のシングル、アルバムをリリース。2007年9月には待望の3rdアルバム"floor croquis"がリリース



●NAP02年頃からトラック制作を本格的に開始。ゴツゴツしながらもユニークでかつ踊れる音をテーマに楽曲を制作。 自主制作盤がop.discに認められ06年8月にditchとのコラボシングルで、初の12inchをリリース。 緻密でありながらラフな質感も同居する楽曲は、hiphopから多大な影響を受けた彼の音楽経験からくるものであろう。様々な音楽的要素を取り込みながらも、偏ることなく独自のスタイルに昇華させ、その領域を拡大させ続けている。リリースタイトルはすくないもののこれからの活動を注目・期待するだけの価値があるミュージシャンの1人であることに間違いない。



●yoshiki90年代中盤に地元大阪にてDJとしてのキャリアをスタート。当時から現在クリックテクノ、ミニマルハウスと呼ばれる先駆的な存在と指向を持ったテクノをプレイし、徐々にヨーロッパのクラブシーンへの関心を高め、2003年にベルリン、ロンドンへと留学する。同時期にトラック制作を開始し現地のクラブで培った感性と自身のDJにおける独自でユニークな感覚を活かし、DJユーズを前提としたシンプルなミニマルトラックにフォーカスした制作を現在も続けている。2005年には活動ベースを大阪から東京へと移し、2006年Torema Recordsからこれまでも長年にわたり活動を共にしてきたFumiya Tanaka/KarafutoとのコラボレーションEP、またop.discよりAkiko KiyamaとのコラボレーションEPをリリース。そして現在はdj yone-koと共に代官山saloonにて行われている自身のパーティー"Runch"でレジデントDJを務める。また写真をコラージュし独自のシュールな世界観を打ち出すフライヤーデザイナーとしての一面をも持つ。



●Den東京生まれ。ベルリン在住。90年代後半から都内でDJを始め、2003年夏に渡英。ロンドンではmultivitaminsのレギュラーDJ等様々なパーティーでDJし、2006年に同レーベルからリリース。その後themやunfoundsound、clevermusicからリリースを続け、2006年秋にベルリンへ移住。地元クラブを中心に活動中。